アルコール依存症ダンナと共依存妻よ~memorial~

平成25年7月7日にアルコール依存症だったダンナが他界しました。書ききれなかった思いを綴っていこうと思います。

ずいぶんのご無沙汰でした。

2017-10-23 19:16:00 | 
本当に久しぶりの投稿になります。
更新されなくても、来てくださった皆さん。
ありがとう、そうして、なかなか更新せずに申し訳なかったです。&コメントのお返事もせずにすみませんでした。

最近の私は、日々仕事に追われております。
でも、自分の好きなこともやっておりますよ。

ここにいらっしゃってる皆さん、あのころの私のようにきっとずいぶんと苦労なさっているのでしょうね。
アルコール依存症のことで、きっと検索をかけてはここを見つけ、あ~、おんなじ・・・
あ~、私のほうが大変・・・
あ~、私のほうが、ちょっとはマシかも?ってな具合なのでしょうか?

最近、仕事関係で知り合った仲良くさせていただいてる人も、やはりアルコール依存症のご主人と連れ添っていらしたかたでした。
お付き合いしてだいぶたった頃にその事実がわかったのです。
まあ、そのかたも、本当に苦労されました。
無事に離婚して、そろそろ3年になるようです。
別れるまでにかなり用意周到に準備されたようです。
ご主人は、事業をなさっていたので、金銭面ではそれほど苦労はしなかったようです。
あれを買う、これを買うと、ご主人にウソをつき、チマチマとへそくったと笑っておりました。
そうして、一気に逃げたんですよ。
そりゃもう、お聞きしたら、よく殺されなかったね~というくらい暴力がすごかったみたいで、何度もはだしで警察に駆け込んだと話ていました。
やっぱり、子供さんもいらしたので、私が我慢したらとがんばっていらしたらしいのですが、子供にむける視線でさえ、ダンナがヤキモチをやくそうで、そのうち自分だけだったのが、子供にも暴力をふるうようになり、決心しとそうです。
で、とりあえず、別居する費用だけでも、とへそくりしたとのことでした。
今は、しっかり離婚をしましたが、離婚にこぎつけるまでが、本当に大変だったようです。
何度も、警察ざたになっていたので、逃げだす日は警察も見張り役をしてくださったとのことでした。
それでも、住民票を移すと、ご主人にばれるので、ずっとそのまま状態だったそうです。
今は、子供を育てる金銭面はとても大変だけれど、自由になったのよ。と笑ってその話をしてくれています。
ご主人との結婚生活は、今でもなんであそこまでつくしていたのかと不思議でならないと、話しています。
でも、彼女の場合は子供に危害がおよばなかったら、まだ結婚生活を続けていたかもしれない。だから、子供に助けられたのよ。離れる勇気をもらったのよ。と話しています。

彼女と話してると、同じような性格のダンナで、飲めば、同じようになって、「なんでこんなに同じなんだろうねえ~」と思ってしまいます。
ただ、彼女の場合は、まだまだご主人が健康だったんですよね。
飲んでも、飲んでも、体は病気ひとつしなかったそうで、そこは我が家のダンナとは違うのかと思います。

今、介護の仕事でいろいろなご家族や家庭をみています。
どのお宅も一見、幸せそうに見えても、やはり何かしら問題を抱えていたり・・・
もちろん、家族そろって一致団結して介護なさってるすばらしい人たちだっていらっしゃいますよ。
お金持ちだから幸せだとは思えない・・
つつましくも、幸せな家庭、仲の良いご夫婦だっていらっしゃいます。

私は、こんな人、早く死んでくれたらいいのに!!って何度も思いました。
でも、本当にガンになって半年。
最後の最後には幸せな介護ができた・・・とっても満足できた・・・悔いは残っていない。
そういう思いがあるからこそ、今は幸せかな。と思えます。
私は離婚の道は選ばなかった。でもそれでよかったし、友人は離婚の道を選んでよかったと話ます。
人それぞれなんでしょうね。

今回のブログは最近の私の心境の話でした。
また、ダンナが生きていたころの話でも思い出したら、書き込みしていきたいと思います。