『黒革の手帖』(松本清張著)がテレビ放映されている。
松本清張の原作をもう一度読んだ。
女主人公:元子は結局は抹殺されてしまうのだった。
結局は強いものが勝ち誇るのか?
テレビでは元子は派遣銀行社員や派遣ホステスとなっている。
現代世相をうまく反映して脚本されている。
彼女が掴んだ不毛な金と店は何だったのか?
何かを求めて這い上がろうとする彼女は消されてしまう。
社会の下層に沈んでいる元子は手帖に書き記した。
悪の社会の論理でその手帖を使って抹殺された。
今の社会も『黒革の手帖』の構造がそのままだ。
政治家も官僚も重要事項を書き残さなかったと隠蔽する。
悪事を何もなかったことにして幕引きにする社会だ。
だからこそ
私たちは書き残しておこう。
「黒革の手帖」ではなく
「青紙の手記」に
この社会に私たちが生きた証として書き残そう。
そして、それを拡散しよう。
なかったことにされる私たちだけれど
何かを残そう。
松本清張の原作をもう一度読んだ。
女主人公:元子は結局は抹殺されてしまうのだった。
結局は強いものが勝ち誇るのか?
テレビでは元子は派遣銀行社員や派遣ホステスとなっている。
現代世相をうまく反映して脚本されている。
彼女が掴んだ不毛な金と店は何だったのか?
何かを求めて這い上がろうとする彼女は消されてしまう。
社会の下層に沈んでいる元子は手帖に書き記した。
悪の社会の論理でその手帖を使って抹殺された。
今の社会も『黒革の手帖』の構造がそのままだ。
政治家も官僚も重要事項を書き残さなかったと隠蔽する。
悪事を何もなかったことにして幕引きにする社会だ。
だからこそ
私たちは書き残しておこう。
「黒革の手帖」ではなく
「青紙の手記」に
この社会に私たちが生きた証として書き残そう。
そして、それを拡散しよう。
なかったことにされる私たちだけれど
何かを残そう。