ゆめる樹

10年前の夢を覚えていますか?

格差拡大社会について

2006-02-28 12:06:24 | つながる…人間・社会


ある国の首相K氏がのたまわったそうです。
「わたしは格差が出ることは悪いこととは思っていない。
ようやく今、景気回復で光が見えてきた(構造改革の成果で)のだ。
光が見え出すと影のことを言う人がいる。
影に対しどうやって手当てをしていくかが大事だ。」
これは、一国の代表者の発言とは思えません。
K氏の云う光とは何なのか?
そして影とは何なのか?
どういう社会に導こうとしているのか?
K氏の頭に描く社会が、
格差拡大社会の延長の末恐ろしい社会に見えてきます。
その路線に乗っかっては駄目です。

格差拡大路線に生きざるを得ない時代の私は、
あえて格差拡大を、個性拡大と捉えています。

“効率主義の格差拡大社会の主流から外れた人々よ、
 どうぞ、自分自身を
 格差拡大の影だなんて卑下しないでください。
 格差拡大の影に生きる人を
 第三階級とか新下層階級とか揶揄している評論家もあります。
 けれど、格差拡大の影に生きる人は、
 新しい価値基準で生きる運命の人です。
 仕事は自分たちで作りましょう。
 貨幣換算価値ではなく、
 人間換算価値に基づいて生きましょう。”

これは、
アウトサイダーの自分へのメッセージでもあります。

偽メール?

2006-02-27 12:50:46 | つながる…人間・社会


ライブドア事件に関連した偽メール?問題が起こってます。
国会に偽メール?を取り上げた民主党の永田議員の謝罪で
問題を終結なんて噂も流れておりますが…
3,000万円の授受が有ったかどうか?
メールが真偽かどうか?
情報は錯綜しておりますが…
茶番劇を見ているようです。
自民党の阿部議員が、今テレビで発言しておりましたが、
何か有ると政治家は「国民がどう判断するか」なんて云います。
政治家は、国民の意志を尊重した発言をします。
〈政治家の情報発信の本音については、又考えていきたいと思いますが…〉

偽メール?問題をはじめとする情報について考える場合、
問題の奥深くに潜む“情報”の怖さに目を向けることが
今、大切なのです。
情報を発信するのも受信するのも人間です。
情報の核になるものは、何を受信送信するかです。
偽メール?問題の送受信の核は、金です。
たかが金ですが、拝金社会の世相を顕しております。
ライブドア事件も拝金社会が産み落としたものです。

現在、情報はあちらこちらから発信されておりますが、
「人間にとって、生きていく上で、何が大切か」を、
いつも考えておくことです。
発信される情報の核を見抜くことです。
私は、いま拝金社会から離雑しようとしておりますから、
貨幣価値を云々する情報は、別次元のものとしたいのです。
しかし、
私の思考に潜む貨幣価値換算思は、なかなか手強い相手で、
貨幣価値を云々する情報にも目を向けてしまいます。

それでも、
「人間にとって、生きていく上で、何が大切か」を
考え続け、
心の奥底からの“魂のメール”を
発信し、受信していきたいと思っています。

世界人口65億人!

2006-02-26 11:29:37 | つながる…人間・社会
世界の人口が、本日、65億人を突破しました。(国連統計より推計)
 
 HP世界の人口より
  世界の人口は、
  1分に150人、1日で20万人、1年で8千万人、増えています。
  世界中で、1年に6千万人が亡くなり、1億4千万人が産まれます。
  貧富の拡大、温暖化など問題が山積です。
  石油の枯渇が近づき、表土と森が失われています。
  水と食料が、病院と学校が不足しています。
  人の生活が、太陽と地球からの恵みを、超えそうです。
  戦争なんかしている場合ではありません!

エイジレス・ワンダラー☆

2006-02-26 08:53:14 | つながる…人間・社会


『何もいらない』出水沢藍子著を読んでます。
世界を歩き続けた画家保忠蔵の足跡の物語です。
保忠蔵は自身を
エイジレス・ワンダラー(不老浪人)と呼んでいたそうです。

今年になって、
金銭取得労働に就こうかと行動し始めたのですが、
組織から受け入れられずにいます。
反組織的な気質がどうも言動に表れるようです。
上位下達の最下部として、組織の歯車として働くのは向かない奴と
解釈されるのでしょう。
事実、その通りですから。
組織の一員として迎え入れられたとしても、
歯車になりきることができないでしょう。
ですから、不採用通知が来てもホッとする部分も有ります。

アウトサイダーの道を歩んできた人生ですから
自称アウトサイダーを
さわやかに清々しく歩ききろうと思います。
それに、
エイジレス・ワンダラー《年齢不詳の漂い人》の自称名も加わりそうです。

かんどう…感動!

2006-02-25 10:10:03 | つくる…文・絵・舞・創


フィギュアスケートのエキシビション素晴らしかった…
ヴァイオリンの生演奏と一体となった氷上のパフォーマンス~
感動です。
エフゲニー・プルシェンコ(ロシア}のスケーティングは、
生きていることの喜びも悲しみも淋しさも楽しさもすべてを
表現しているようで、
身体の奥底からわき上がる
言葉に尽くせない感動を覚えました。

ダンスの基本から
ゆっくり、やさしく、ていねいに
心身からレッスンしてきます。
大好きなダンス続けます。

ゆっくり、やさしく、ていねいに~

2006-02-24 10:55:36 | みつめる…心身・霊魂


身体の調子に異変を感じてから
自分の心身をじっくりと省みています。
「はやく、はやく、あれもこれも…
 私は出来る。
 やらなくては…
 やれば出来るはず。」
と、今まで、自分を追い立ててきました。
競争社会・効率社会の倫理に支配されていたのは、
私でした。

でも、これからは、
今までの考え方を方向転換しようと思います。
今の自分を、心ゆくまで楽しみます。
手始めに、
手を合わせ、今までのすべての出来事を思い起こし、
良きことも悪しきことも感謝します。
それから、
生きてきた自分の身体を
ゆっくり、やさしく、ていねいにマッサージしましょう。
そして、
心の底からやりたいことを、
ゆっくり、やさしく、ていねいに、
笑ってやり続けましょう。

健康が一番ですハート!(^^)!

2006-02-22 22:19:39 | みつめる…心身・霊魂


昨夕から倒れてました。
一年に一度は、毒素排出日がくるみたいです。
意識がうすれ、嘔吐と下痢が繰り返されて、
毒素が出てしまうと、サッパリして元の自分に戻れます。
普段、人一倍健康で、病気の人の気持ちが分からないので、
神様が、“いのち”の尊さを教えてくれる日だと思っています。
“いのち”が有ってこその人生です。
健康の有り難さが身に沁みた日でした。

毒素も出て、晴明な心身になれた気がしてます。
清々しく、朗らかに、凛とした心を保って、生きていたいものです。

働くということ。

2006-02-21 14:59:14 | つながる…人間・社会


一時5.5%だった完全失業率が4.4%に下がったと発表されています。
この数値は、格差労働が進展した結果だと捉えております。
パート;アルバイト;嘱託:非常勤…
名称はどうあれ、
正規職員待遇を諦め、
生活するために、格差労働を飲み込まざるを得なかったということです。
また、政府の発表する完全失業率の中には、
仕事を探すのを諦めてしまった人は、
失業者に含まれません。

ともあれ、
労働社会は格差が広がる傾向にあります。
きちんとしたデータを基に
考えていきたいと思っています。

社会がどういう方向に進むかは
やっぱり一人一人の人間の考えが集合したものです。
光ある方向へ、考えていきたいものです。

昨日の官僚気質むき出しの面接官の
態度を思い出しています。
この社会を支配していると考えているエリート気取りの言動に、
虚無感を覚えつつ…
そんな考えを頭をの中から振り払って、叫びます。
決して、
彼らの思っている程、一般庶民はロボットではありません。
人間らしく豊かに働きたいと思っているのは、
アウトサイダーと云われる私たちです。

あたたかい心☆

2006-02-20 14:04:22 | つながる…人間・社会


今日も面接に行って参りました。
嘱託職員募集に、大勢の求職者が殺到で、私もその一人です。
“アルバイト・パートに次ぐ不安定就労にもかかわらず、
 職を求めてきた人たちよ。
 少々の不利は目をつぶっておこうという覚悟を持って、
 押しかけて来た人々の諦めの目の色よ。”
今回も、面接官の慇懃無礼な態度が当たり前とされておりました。
「あなたの子供くらいの人に横柄にされたらどうしますか?」
それって、嘱託職員は、正規職員に対しては、
上位下達の卑屈な態度で以て接しなさいということでしょうかね?
ともかく、今回もだめでした。
そろそろ、
組織への就職は、いわゆる一般的就職はも難しいなと
実感しつつあります。

組織への絶対制を強いられるは、向いていないですね。
あたたかい心で働き続けられるように
自分自身で
何かを始めたいと思います。

勝ち組・負け組思考

2006-02-17 10:43:27 | つながる…人間・社会


今の世、勝ち組・負け組思考が蔓延しておりますね。
NHK教育番組の文学論にまで
勝ち組・負け組思考で解説しています。
競争世界の中では、勝ち組・負け組思考で解説が可能だけれど、
文学等の芸術世界では、勝ち組・負け組思考はそぐわないと思います。

樋口一葉・山田風太郎の小説を解説しておりますが、
NHKの番組制作思考が顕れていると考えます。
“弱いものほど強い”という思考回路は
強者弱者思考回路から、表現されるものです。

競争社会教育を、
知らないうちに身につけてしまった私も
この〈勝ち組・負け組思考〉で、
物事を考えてしまいがちです。
しかし、
物事を別な見方をする思考法があると
考えるこの頃です。
それは、
《全部容認思考》…すべての物事に、真善美を見つける思考法
とでも名付けましょうか。
ゆるやかに、さわやかに、すがすがしく
日々を生きていきたいものです。

フリーター論

2006-02-16 13:23:23 | つながる…人間・社会


現在、私はフリーター…自由人です。
フリーターの定義を書いているHPを見つけました。


■「フリーター」の定義■
通常「フリーター」とは、
決められた定職につかず、アルバイトやパートで生活をしている人
と狭義の意味(俗な意味)で使われていますが、
フリーターズネットワークではもう少し広い意味でこの存在をとらえています。 
簡潔にいえば、いい学校からいい会社(役所)へという、
これまでの一本道のレールから(仕方なく)外されてしまった人、
或いは(自然に)外れていた人、
または(自ら)外れた人達、
などのことを称して「フリーター」と考えています。
例えば、「不登校」や「引きこもり」のひと、
またはそこから脱出した「20代無職」、
「目的を別に持ってフリーターをしている人(夢追い型)」、
「ただ仕方なく(なんとなく)フリーターをしている人(モラトリアム型)」
「自由な立場で働いている人(フリーランス型)」
「リストラされてなかなか職につけない中高年(非自発的フリーター)」
「派遣社員」「パートの主婦」など
様々な人達がフリーターの範疇にはいるでしょう。
又、これらの人達を安易に拒絶しない感覚の人なら
定職についている人でも精神的にフリーターの一員と言えます。


でも、そのHPの掲示板には、
いわゆるアダルト系のお誘いが掲載されており、
いかがわしいものでした。
HPを主催されている方に、全てを同意するわけでは有りません。
何故なら
私は、自由人ですから…

現実社会では、フリーターは、
使い捨て労働者として扱われ、
その日暮らしを余儀なくされている時給労働者、
いつでもホームレスに転落しかねない落伍者…
と見られています。

でも、私は思っています。
「現実の一元的社会から離脱し、
思考回路の振幅を大きく、
自由に羽ばたこうと試みる自由人が、
フリーターです。」
社会で認められる定職を持とうが持たまいが、
私は、生涯自由人でありたいと思います。

この頃、よく思い出します。
食事に事欠いた幼き日々のことを…
あの頃の家族であった兄弟姉妹は、解体し、
それぞれの家族を持ち、
今の満腹社会の一員として、生活しています。
でも、家族を持たぬまま死んでしまった兄のことが
何故か懐かしく不憫に思い出されてくるのです。
多分、
兄は満腹社会の理不尽さを経験しないまま逝ってしまったからなのです。

そんなこんな貧しき時代に思いをはせつつ、
食料の心配をしないでいい自由人の身分を
ありがたく思います。
今日も、
100円均一の大根・人参・白菜・キャベツ…を買い込んできました。
農家の方々に感謝しつつ、野菜いっぱいのお料理を作ります。

2年前…☆

2006-02-15 10:46:34 | つながる…人間・社会


二年前の夢留樹を見つけました。
タイムスリップ2004年ゆめる樹
2年前の大学生は、大学8年生で大学卒業の予定です。
彼女は、
夜はカフェのウェイトレスでアルバイトしてますが、
フリーターと引きこもり症候群…かもしれません。
彼女を見ていて、思います。
何もシャカシャカと力んで働くことを考えなくてもいいのです。
大学留年を最大限に延長しても、
未だに現実社会では自己の居場所を確定出来ずにいます。
それは、
自分自身にも言えることです。
似たもの同士なのです。
思えば遠くきたものだ~♪
2年前から
彼女も私も状況は変わってはいないけれど
効率第一の選抜社会から背を向けて、
やさしく生きて行こうと思っています。
“他人には優しく自分には厳しく”と
誰かに言われてきたような気がして
自分に対して厳しくと脅迫観念に囚われてきました。
でも、
まず第一に“自分にやさしく…”ですよ。
自分の過去も現在もすべてを容認するやさしさが
誰も必要なのです。
“自分に優しく、他人に厳しく”
すべての人が優しき心を持って生きていけますように。




ライブドア事件

2006-02-14 11:34:04 | つながる…人間・社会



先日2月13日
ライブドア事件で東京地検特捜部は、
関連会社「バリュークリックジャパン」(現ライブドアマーケティング)の
出版社買収や決算短信に関し虚偽の事実を公表したとして、
証券取引法(偽計取引、風説の流布)の罪で、
ライブドアの前社長堀江貴文氏ら4人と法人としてのライブドアとバリュー…を
起訴した。


ライブドア事件は、現在の金銭換算価値第一主義の社会では
起こるべくして起きたのです。
堀江氏の拝金思想の背景には、
現在社会の思考回路が戯画化されて見えます。
ついこの間まで、
政界、財界、メディア、世論…が「ホリエモン」と持ち上げていたのに、
この変わり身の早さには驚いてしまいます。
「ホリエモン」は、
政財界、メディアの方々、今日本に生きている私たちを
映しあげた影ですよ。
自分自身を考え直しましょう…

ライブドア事件を
合理的理論的に検証考察しているのは
「ホリエモンの錬金術」ミラーサイトです。
早速、事h態を冷静にコメントしておりました。

戦争反対です

2006-02-13 10:59:54 | つながる…人間・社会
また、嫌な記事に遭遇しました。


英軍に新たな虐待疑惑 大衆紙が映像を公開
 【ロンドン12日共同】12日付の英日曜大衆紙ニューズ・オブ・ザ・ワールドは、イラク駐留英陸軍が2004年初めに10代とみられるイラク人少年4人に暴行を加え虐待したと報道。その様子を英軍関係者が「遊び」で撮影したとするビデオ映像の一部を、同紙のホームページ上で公開した。
 英国防省によると、報道を受け憲兵隊が調査を始めた。
 同紙によると映像はイラク南部の軍施設で遠方から撮影。ヘルメットに迷彩服姿で武装した複数の英兵らが、施設に向け投石などをしていたイラク人のデモ集団から4人を施設内に引き込み、棒で殴り、けるなど激しい暴行を加えた。
 少年らは「助けて」などと懇願したが聞き入れられなかった。イラク人をばかにしたような撮影者のコメントも録音されている。
(共同通信) - 2月13日0時22分更新


いつの時代も、
戦争を聖戦と美化し、一般市民を戦争に追い込むのが、権力者です。
人が人を虐げ喜びを見いだすサド的本能の延長上にあるものが、戦争です。
権威を神聖化し、一般民衆を抑圧し、権力の囲い込みこそが戦争です。

戦争反対です。

費用効果分析

2006-02-13 10:44:47 | つながる…人間・社会


いままで、経理とか会計…を仕事にしてきたので、
大学院進学した場合の費用効果分析を考えてしまいます。
費用対効果的考え方をすると、
私の場合は、明らかにマイナスです。
それは、費用・効果を貨幣で換算し分析した場合の結果です。
しかしながら、大学院進学には、金銭が必要なわけで…
その後に、金銭的見返りが何もない、
就職するさいは、
履歴書に大学院で学んだことを隠してしまわなければならないというのが
私の経験です。

それでも、研究して、自己満足することで、
「生きた」という実感を自分の人生に付け加えることはできるだろう。
生きたという実感と、貨幣価値を、天秤にかけるという作業は、難しいのです。
異なる価値観を比較するということですから、
次元が違うのです。

もう一度『エンデの遺言』を読んで
私自身の根源に問いかけたいと思います。

『エンデの遺言』を検索していたら、素敵なHPに出会いました。

《ミヒャエル・エンデ館》です。
http://www.fsinet.or.jp/~necoco/ende.htm

ゆっくり訪問したいと思います。