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福岡県の行橋市教委と同市PTA連合会は25日、来月から毎月1回、
市立17小中学校に通う児童・生徒(計6198人)の家庭を対象に、
テレビを見ず、ゲームもしない「ノーテレビ・ノーゲームデー」を設けると
発表した。(毎日新聞)
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このニュースに対しては、
要らぬお節介というコメントと茶化しのコメント…で埋め尽くされていて
唖然といたしました。
テレビ・ゲーム・ネット等のメディアの力は怖いです。
ゲーム脳の非人間性について知った方がいいです。
こう書いている私もネット中毒を自認しまして、
ネットからの脱出を試みようとしています。
ただ、<ノーテレビ・ノーゲームデー>が
「家族の会話を増やす」とか「学力を増進させる」とかのために設けるのは
目標がずれている感もします。
メディアに支配されている自分たちの脆さに気付いていないのです。
メディア抜きで人間の生の対話を楽しむことを
考えるきっかけになれば良いと思います。
~ヤフーコメント書き込みしました。~
このニュースをネットで見るのと前後して
『脳内汚染』岡田尊司著を読みました。
テレビ・ビデオ・ゲーム・ネット等の戦闘シーンやおぞましい画像は
脳内に焼き付けられて、脳を汚染し人間性を破棄してしまう怖さを
繰り返し巻き返し説き続けます。
ゲームの戦闘ゲームや殺戮ゲームは興奮性を伴い
より過激なものを求めゲーム漬け人間にして
人間らしい生活を奪い人間性をも破壊し尽くします。
幼い子どもほどそのダメージは強く
その怖さを〔時限爆弾〕〔麻薬〕〔公害〕と例えています。
最近の残虐殺戮事件は
テレビ・ビデオ・ゲーム・ネット等の脳内汚染と無関係ではありません。
是非読んでみて下さい。
この本では、
成人した大人に関しては
情報の害毒についてそれほど警鐘を鳴らしてはいないけれど、
改めて情報の怖さを感じました。
情報過剰時代の中、情報を取捨選択してして
真に必要な情報を探し出すにはどうすればいいのでしょうか?
すべての情報には益薬と同時に害毒があります。
今私は
あふれる情報を出来る限り遮断しようと思います。
テレビも出来るだけ消し、
ネットからも少し遠ざかろうと思っています。
ブログを書くのも間隔を置こうと決めました。
こう書いていると
朝刊の週刊誌広告で
脳内汚染をセンセーショナルに書き上げているのを
目にしました。
どぎつい卑猥猥褻画像を売り物にしているような週刊誌が
どのような切り口で書いているのでしょうか?
テレビ・ビデオ・ネット・携帯等の以前に
週刊誌や漫画やその他の画像によっても
私たちは影響されています。
脳は
現実と仮想の区別が曖昧だそうで
見たことも思ったことも同様に処理してしまうそうです。
このような脳のシステムを巧妙に利用した
メディア戦略の画像は見ないことにしましょう。
自分の命が真に望むものの画像を求め
魂の言葉で思うことにいたしましょう。
清少納言が生きた時代のように
“蛍の光を求めて布を歩く楽しむ”ような
ゆったりゆるやかな体験を
取り戻したいと思っています。