姫路城が完成したということで見に行ってみたのですが、評判とは裏腹にまだ改装中でがっかりしました。
そこで代わりに近くの手柄山へ行ってみました。
手柄山と言えば、関東(御殿場)には金太郎で有名な足柄山がありますが、手柄山と足柄山がどういう関係にあるかはさっぱり分かりません。
昔、終戦直前に姫路で空襲があり、住民は手柄山へ逃げたそうですが、戦後に手柄山中央公園として生まれ変わったようです。
手柄山中央公園
http://himeji-machishin.jp/wp-content/uploads/2016/03/3df0e6b15b5f35ae01f2c86eacb6d1ad.jpg
初めて行ってみましたが、驚きました。
ほとんどの建物が放置され、手入れもろくすっぽ為されてませんが、「凄い物を造ったなぁ」というのが実感です。
例えて言うなら、ディズニーリゾートが潰れて廃墟になったらこうなるのではないかという印象です。
私としては姫路城よりこっちの方がよっぽど文化的価値が高いと思えてしまうのですが、恐らく初めて行った人は姫路城なんかより遥かに大きなインパクトを受けるのではないでしょうか。
にも関わらず、全国的に知られてない貴重な穴場的スポットだと思います。
姫路市も逸早くこの昭和遺産の価値に気づき、もっと積極的にマスコミにアピールして欲しいと願います。
敷地内のモノレール展示室(無料)へ行くと、手柄山の過去の様子が窺えます。
回転展望台、遊園地、植物園、水族館、プール等(※動物園は既に姫路城にあったので造らなかった)、とにかく当時のありとあらゆるメジャーな施設をみんなこの山にまとめてしまおうという壮大な事業だったようです。
地形に合わせ、当時の建築士は山を丸ごと一つデザインしてしまったのです。
そこにモノレールの駅も造られ、当時は姫路駅とほぼ直通で繋がっていました。
回転展望台(手柄ポート)
手柄山のシンボル的スポットで、ロサンゼルス国際空港の旧管制塔をモデルにした素晴らしいデザインのスカイ・レストランです。
東尋坊タワーでも思いましたが、こういうレトロな建物っていいですね。
やたら壊すべきではありません。
但し、お役所経営のこの喫茶店を利用するにはいくつか注意点があります。
ここの従業員は働くことがとても嫌いです。
そのため、ドリンク以外の注文をするとキレるので注意して下さい。
割り切ってメニュー一覧は嘘だと思いましょう。
それと、レジがあってもレシートは出してくれません。
レシートを要求して怒られないよう気をつけて下さい。
ここへ行けば、姫路市行政の腐敗具合が最初に理解できる、そういうシンボル的存在でもあります。
この分では恐らく回転展望台のメンテナンスや改装にはお金が回らないでしょう。
ロックガーデン
崖っぷちに突き出たように建設され、その先には姫路城や新幹線を見ることができます。
前述した如く、メンテナンスや改装にお金が回っているとは思えない惨状ですが、これを造った人の信念と情熱の凄さに触れることはできます。
手入れをしてない建物から、灯りが外されたり立入禁止にされたり、手の掛からぬようどんどん簡素化されて行くのは惜しいばかりです。
サンクガーデン
職員が暇そうにしていながら庭園は雑草まみれで、ハウステンボスやなばなの里のような「好きでなければできない」徹底した管理が全く為されていません。
しかし、まるで外国へ行ったような気分になれ、造った当時の努力や熱意が染々と感じられます。
蔓草の絡まり具合がヨーロッパのお城を彷彿とさせ、姫路城の向こうを張っています。
一日でとても全てを観られず、私は周辺散策と水族館でギブ・アップしました。
この日に撮った写真の枚数は、過去最高になりました。
もう一日かけて植物園と遊園地もいつか観に行きたいです。
ここをクリック!
そこで代わりに近くの手柄山へ行ってみました。
手柄山と言えば、関東(御殿場)には金太郎で有名な足柄山がありますが、手柄山と足柄山がどういう関係にあるかはさっぱり分かりません。
昔、終戦直前に姫路で空襲があり、住民は手柄山へ逃げたそうですが、戦後に手柄山中央公園として生まれ変わったようです。
手柄山中央公園
http://himeji-machishin.jp/wp-content/uploads/2016/03/3df0e6b15b5f35ae01f2c86eacb6d1ad.jpg
初めて行ってみましたが、驚きました。
ほとんどの建物が放置され、手入れもろくすっぽ為されてませんが、「凄い物を造ったなぁ」というのが実感です。
例えて言うなら、ディズニーリゾートが潰れて廃墟になったらこうなるのではないかという印象です。
私としては姫路城よりこっちの方がよっぽど文化的価値が高いと思えてしまうのですが、恐らく初めて行った人は姫路城なんかより遥かに大きなインパクトを受けるのではないでしょうか。
にも関わらず、全国的に知られてない貴重な穴場的スポットだと思います。
姫路市も逸早くこの昭和遺産の価値に気づき、もっと積極的にマスコミにアピールして欲しいと願います。
敷地内のモノレール展示室(無料)へ行くと、手柄山の過去の様子が窺えます。
回転展望台、遊園地、植物園、水族館、プール等(※動物園は既に姫路城にあったので造らなかった)、とにかく当時のありとあらゆるメジャーな施設をみんなこの山にまとめてしまおうという壮大な事業だったようです。
地形に合わせ、当時の建築士は山を丸ごと一つデザインしてしまったのです。
そこにモノレールの駅も造られ、当時は姫路駅とほぼ直通で繋がっていました。
回転展望台(手柄ポート)
手柄山のシンボル的スポットで、ロサンゼルス国際空港の旧管制塔をモデルにした素晴らしいデザインのスカイ・レストランです。
東尋坊タワーでも思いましたが、こういうレトロな建物っていいですね。
やたら壊すべきではありません。
但し、お役所経営のこの喫茶店を利用するにはいくつか注意点があります。
ここの従業員は働くことがとても嫌いです。
そのため、ドリンク以外の注文をするとキレるので注意して下さい。
割り切ってメニュー一覧は嘘だと思いましょう。
それと、レジがあってもレシートは出してくれません。
レシートを要求して怒られないよう気をつけて下さい。
ここへ行けば、姫路市行政の腐敗具合が最初に理解できる、そういうシンボル的存在でもあります。
この分では恐らく回転展望台のメンテナンスや改装にはお金が回らないでしょう。
ロックガーデン
崖っぷちに突き出たように建設され、その先には姫路城や新幹線を見ることができます。
前述した如く、メンテナンスや改装にお金が回っているとは思えない惨状ですが、これを造った人の信念と情熱の凄さに触れることはできます。
手入れをしてない建物から、灯りが外されたり立入禁止にされたり、手の掛からぬようどんどん簡素化されて行くのは惜しいばかりです。
サンクガーデン
職員が暇そうにしていながら庭園は雑草まみれで、ハウステンボスやなばなの里のような「好きでなければできない」徹底した管理が全く為されていません。
しかし、まるで外国へ行ったような気分になれ、造った当時の努力や熱意が染々と感じられます。
蔓草の絡まり具合がヨーロッパのお城を彷彿とさせ、姫路城の向こうを張っています。
一日でとても全てを観られず、私は周辺散策と水族館でギブ・アップしました。
この日に撮った写真の枚数は、過去最高になりました。
もう一日かけて植物園と遊園地もいつか観に行きたいです。
ここをクリック!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます