電子書籍作家 夢野美鈴のブログ

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測定値が信用できない

2011年04月06日 14時35分51秒 | 日記
今日はかなりショッキングな事実を書きます。
皆さんも知っておいた方がいいことです。

まず、環境放射能水準調査結果(都道府県別)[平成23年4月5日(火曜日)19時00分版]を開いて下さい。
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/04/05/134562_040519.pdf

次に、全国大学等の協力による空間放射線量測定結果[平成23年4月5日(火曜日)]を開いて下さい。
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/04/05/134562_040519u.pdf

一般に「環境放射能水準調査結果」で発表される内容を、皆さん参考にしておられます。
マスコミでも「放射線量は横ばいか下降している」と主張する根拠になっています。
この表は各都道府県に通達を出して測らせているそうですが、私はこの表に大変な疑念があります。
騙されていたと言ってもいいです。
考えてもみて下さい。
福島原発で400ミリシーベルトが一時的に計測された頃でさえ、関東の数値は上がっていました。
1000ミリシーベルト以上が当たり前になっている現在、周囲の数値が本当に下がると思いますか?
実際は上がっているのです。

全国大学等の協力による空間放射線量測定結果」で千葉県と長野県を見て下さい。
次に、「環境放射能水準調査結果」のある千葉県と長野県の数値を見比べて下さい。
大学の調査では、千葉県は200ナノシーベルト、長野県は100ナノシーベルトになっています。
ところが都道府県の調査では、千葉県は63ナノシーベルト、長野県は45ナノシーベルト前後になっています。
「千葉県は63ナノシーベルトか。下がってるな」と思っていたら大間違い。
大学の調査結果では、千葉県に200ナノシーベルトという破格の値が出ています。
一方の長野県でも、大学の調査では100ナノシーベルト、都道府県の調査では45ナノシーベルト前後。
長野県で2倍以上、千葉県では3倍以上という測定値の開きです。
これを測定場所の違いだと言って片づけないで下さい。
なぜ私が千葉県と長野県を例に挙げたかと言うと、
大学の調査ではどちらも二箇所で測定し、同じ数値が出ているからです。
測定する場所が違うからという言い訳は通用しません。

これだけ違うと、今まで発表されて来た「環境放射能水準調査結果」の表が疑わしくなります。
マスコミもこの表を基準にして報道しないで貰いたいです。

そこで京都の放射線量はどうなのかと気になり、別のサイトを見てみました。
http://www.bousai.ne.jp/vis/index.php
こちらのサイトでは、今現在でさえ80ナノシーベルト近くあります。
環境放射能水準調査結果」の38ナノシーベルトとまるで違います。
しかし、大学の調査では長野県で100ナノシーベルトあるのだから、
京都で80ナノシーベルトぐらいあるのは当然のことと思われます。
ちなみに同サイトで神奈川県を見てみると、今現在で96ナノシーベルトになっており、
大学の調査結果の100ナノシーベルトと矛盾がありません。
ところが、「環境放射能水準調査結果」では、63ナノシーベルトしかありません。
つまり、「環境放射能水準調査結果」以外の測定では矛盾がなく、
環境放射能水準調査結果」の測定だけが、極端に数値が低いのです。
ここにこういうことを書くと、今後はさらにデータを改竄して発表される恐れがあります。
ただ現時点で分かることは、個人で発表しているものも含め、
環境放射能水準調査結果」以外の測定に、極端な矛盾がないということです。

やはり真実は残酷でした。
関西ほど離れていても、放射線量は2倍に増えていたのです。
環境放射能水準調査結果」では、一度たりとも平常値を振り切ったことがありません。
こんな所に現実が隠されていたのですね。
400ミリシーベルトで騒いでた頃でさえ関東の放射線量が上がっていたのに、
1000ミリ以上が当たり前の現在で数値が横ばいか下降するわけなかったのです。
本当は、本州に住む者はもっと遠くへ逃げるか、
屋内退避の指示を国が出さなくてはならないレベルではないでしょうか。
日本人のこの危機感のなさは、一体何なのでしょう?
「放射能、みんなで浴びれば怖くない」と考えているのか、
周りと違うことが言えない日本人の性格を利用した、マスコミの洗脳の成果と言えるでしょう。
湾岸戦争や第二次大戦と同様、日本全体が一つの風潮に流されているのです。
私は決して騒ぎを起こそうとか、デマを流そうと思って書いているのではありません。
自分自身で真実を探し、判断して行くと、そういう結論になるのです。

通常の2倍に放射線量が高まっていれば、
太陽光を含めた自然界の出す放射線と同じ量の放射線を、別の要因から浴びていることになり、
それが放射性物質の塵だとしたら、それを呼吸の度に吸い込むことになります。
それを吸い込めば、体内で太陽と同じ放射線量をずっと浴びてる状態になります。
さらに屋外に出る度、体内に蓄積する量はどんどん増えて行きます。
テレビではヨウ素131ばかりを話題にしますが、私は恐らく、
ヨウ素131は半減期が短いので、それを前面に押し出しているのではないかと見ています。
ヨウ素131だけを印象づければ、半減期30年のセシウム137の存在が霞みます。
実際は、御用学者が数字で出してるより深刻な状態と思います。
屋内にいても、外にある放射性物質の塵から放射線が中に入って来ます。
微量であると言っても、太陽光の放射線だって微量です。
でも太陽の光を通常の二倍も浴びたり、二十四時間ずっと浴び続けたら、
普通の人より老化が早いのは分かりますよね?
窓を全部締め切るのは当然ですが、カーテンを閉めるか開けるかでも違いはあります。
木造と鉄筋でも、中に入って来る放射線量に違いがあります。
たとえわずかでも、遮断する量が多いに越したことはありません。
外から放射線が屋内に入ることなどないと言う馬鹿な御用学者を信用しないで下さい。

数字はマジックです。
測定が偏っていても、間違っていても、真実に思わせる不思議な力があります。
今後は一切、数字による説明は信用しない方がいいと思います。
一人一人が自分で調べて判断して下さい。
大丈夫、大丈夫、という言葉を信じて住む場所を失った
原発周辺住民の二の舞にはならないで下さい。

日本は汚染水を海に放流した時、事前に諸外国に報告しなかったことで不信感を持たれています。
もはや日本だけの問題ではありません。
国民を守る能力のない政府は、世界を守る能力もないのです。
日本発、世界へ向けて放射性物質の垂れ流しと拡散です。
諸外国では、日本製品をブロックする動きが出ています。
それは、その国の政府が自国民を守る能力があることの証しなのです。
危機管理能力のなさと情報隠蔽操作が、いよいよ世界に迷惑をかけようとしています。
オウム真理教の事件と同様、判断能力のない日本は再び「人類の恥」となりつつあります。
マスコミを鵜呑みにする日本人一人一人が、そのことをしっかりと胸に噛み締めるべきだと思います。

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