今日は県の社会福祉大会でした。市の社会福祉協議会でまとまって会場の長良川国際会議場へ向かいました。
県内の社会福祉協議会や福祉にかかわっている方々が沢山集まってこられました。
永年、福祉にかかわっている方の表彰があった後、記念講演がありました。
『 「がんばらない」けどあきらめない」 』 と題して 鎌田實氏の講演でした。
諏訪中央病院名誉院長であられる鎌田氏は日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)を設立され、20年間に94回の医師団を派遣・約14億円の医療品を支援されています。
東日本大震災の現地にも何度も足を運んで、避難所の人たちをお風呂に入れること・訪問介護など被災者を援助する活動を続けておられます。
講演の中で印象に残った言葉をあげますと、
○ 福祉に係る一番大事なこと 相手の身になって考えること、自分だったらどうしたいかを考える。
叉、誰でも介護ができる体制作り(頑張るスーパーレディでなくてもできることが大切)
○ 自律神経には2種類あり、緊張モードの昼に優位になるのが交感神経、リラックスモードの夜に優位なところが
副交感神経。
ゆったりする・景色を見る・音楽を聴く・ぬるいお風呂につかるといった、ことは副交感神経が働いているのだということです。
○ 希望を持つことでナチュラルキラー細胞が働き免疫システムの強化ができる。
○ おいしい食事をしたり、きれいな風景に感動することは、体内にセラトニン(幸せホルモン)ができるのだそうです。
お話を聞きながらメモした事柄なので、言い回しは違ったところがあるかもしれませんが、そんな内容でした。
講演が終わって、なんだか元気をいただけたような気分がしています。
鎌田氏の書かれた本を読んでみようと思っています。