goo blog サービス終了のお知らせ 

石仏好きのブログ

主に関西周辺の石仏や石塔、道標、灯篭、狛犬など石の古いものが好きで見て回っています。一人で行くのが好きです。

赤山禅院の石仏

2022-12-29 20:42:19 | 京都

京都の赤山禅院で、どうしても見たい石仏があったので行ってみました。

 

手前の辻に道標があります。

お地蔵様も並んでいました。

 

 

静かな参道を進んで行くと、到着です。

 

境内にはたくさんの石仏があります。

摩耗しすぎて何か良く分からない石仏。でも何となくかわいい。

 

こちらはもう光背しか分かりません。

 

 

 

味のある十六羅漢

これも見たかった石仏の1つです。

 

表情が豊かです。

 

 

 

 

 

下半身が土に埋もれてしまっている地蔵菩薩

 

これは、薬師如来でしょうか?

 

 

 

比較的新しい地蔵菩薩三体

 

 

 

ここまで探して、見たい石仏が見つかりません。

偶然住職さんらしい方とお会いできたので、聞いてみました。

すると、「もうあの石仏はありません。」とのこと。

ショックです!😿

 

聞くところによると、数年前に比叡山に持って行ってしまったそうです。

見たかったのは、この本に載っている石仏です。

 

 

十六羅漢はありましたが、西国三十三観音菩薩が無くなっていました。

そこで、ふと以前母と行った時のことを思い出しました。

赤山禅院は、京都七福神巡りで行ったのですが、

石仏好きの私ならきっと写真を撮っていたに違いないと思い

古いデータを探してみました。

 

すると、ありました!

こちらです。

 

当時撮った十六羅漢

 

下半身が埋もれた地蔵菩薩もちゃんとありますが、今回行った時よりずいぶんきれいです。

そして、こちらが西国三十三観音菩薩の石仏です。

 

 

 

 

 

 

美しいです。

 

 

これがきっとあの本の上段に載っていた石仏ですね。

 

 

機会があれば比叡山まで探しに行きたいと思っています。

 


東光寺の石仏(兵庫県三木市吉川町)

2022-12-24 18:31:29 | 兵庫

東光寺は、兵庫県三木市にある小ぢんまりとしたお寺で、

あまり一般的に知られてはいません。

偶然通りかかって、立ち寄ってみたら素敵な石仏がありました。

 

 

 

由緒ある本堂は、国の重要文化財指定です。

 

境内には、とても素敵な石仏がいくつもあります。

中でも1番はこちらの弥勒菩薩

そしてこちらの阿弥陀三尊像

 

 

 

 

 

 

 

 

宝篋印塔もありました。

 

 

 

 

 

西国三十三観音霊場の石仏

いくつかは倒壊していたり、倒れていたりして保存状態があまり

良くないものもありました。

 

 

 

 

役行者

 

 

 

 

境内に入ってすぐのところにあった石の道標

 

 


ならまちで見つけた石仏(奈良市)

2022-12-22 20:55:20 | 奈良

ならまちを散策中に見つけた石仏をご紹介します。

元興寺小塔院跡

 

お堂は、これしか残っていませんが、古い宝篋印塔がありました。(写真無)

境内にあったのは、この石仏だけでした。

役行者でしょうか。

 

 

ならまちの通り沿いに小さなお堂が点在しています。

 

安養寺にも少しだけ石仏がありました。

 

本堂の左手です。

 

 

 

 

安養寺の前にあったお堂の中には素晴らしい石仏がありました。

千手観音菩薩です。

ほとんど無くなっていますが、彩色がされていたようです。

とても美しい石仏です。

鍵のかかったお堂の中に安置されていますので、いつ頃のものなのかなど

確認はできませんでした。お厨子もとても美しいです。

右手奥にももう1体石仏があります。

中を見せて頂ける機会があれば、ぜひ詳しく拝見したいです。

 

しばらく行くと誕生寺というお寺があります。

中将姫の生誕地だそうです。

 

 

 

お寺の中にもたくさんの石仏があるそうですが、無人の為予約が必要だそうです。

次回は予約をして来ようと思っています。

 

 

 

 


伝香寺の石仏

2022-12-09 20:49:04 | 奈良

奈良市にある伝香寺の境内には素晴らしい石仏がたくさんあります。

本堂前にある由留木地蔵

 

高さは 2.42m。永正十二年(1515年)の刻銘があります。

三界万霊供養の古い形ではないかということです。

 

宝物堂の前にある、見返り地蔵

飛雲見返り地蔵と言われている石仏で、かなり珍しいものだそうです。

笠塔婆の基礎か石造露盤の上端を削り取ったものかもしれない。

石仏として作られたというより、

火輪部以上を欠損亡失した一種の半裁五輪塔ではないかと

他の方のブログに書かれていました。

とても興味深いです。

 

 

本堂前にある片袖地蔵

 

中世の供養石仏

 

双体仏

 

順慶の母芳秀尼の墓塔

 

 

 

見ごたえのある寺院です。