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道行きロマン

主に市街地 近郊をハイキングしています!

高田馬場から早稲田大学周辺をめぐる

2016年11月13日 | まち歩き

11/13(日)晴れ、20℃。小春日和です。ツレアイと高田馬場駅から10Kmくらい散歩しました。今回は早稲田大学を通ります。これで六大学では明治と法政大学以外は制覇(笑)です。大隅記念講堂近くの街燈にはWasedaと飾り文字がついていました。

高田馬場は三代将軍徳川家光が設営した馬場です。実際の場所は西早稲田三丁目なので、ここではありません。正しくは「たかたのばば」と濁らずに云うそうです。

「鉄腕アトム」は2003/4/7に高田馬場で誕生したという設定です。手塚プロダクションはここにあります。駅の発車ベルは鉄腕アトムの主題歌でした。同じメロディは手塚プロのスタジオがある埼玉県の新座駅でも流れます。線路下には手塚アニメのキャラクター達が総出演していました。

 最初に訪ねたのは諏訪神社です。この一帯は鷹狩で名高く、鷹狩の絵馬が多く奉納されました。

 菊の御紋なんですね。どうりで格式が高い。

 見ざる、言わざる、聞かざるの三猿が刻まれた碑です。下手なのに、素朴な石工の気持ちが伝わります。

 ランタナの花はこの季節よく見かけます。パレットのように色が多くて華やかな印象です。

 明治通りに出て右に曲がると学習院女子の赤門です。通学する女子は「おはよう」でも「こんにちは」でもなく、いつも「ごきげんよう」と挨拶をするのかしら、、。

 唐草模様の朱色の門は埼玉県川口市の鋳物工場で製作されました。同じ川口の鋳物で有名な東京オリンピックの聖火台よりも、あたしはこちらの方が素敵だと思います。

 明治通りを左に折れて戸山公園に向かいます。昔、陸軍の兵学校があったところです。

 公園でおにぎり2個の昼食。馬場下町の交差点で早稲田通りを横断して進むと大隅記念講堂、早稲田大学キャンパスです。

 都の西北、早稲田の聖域ですね。

 昭和2年に竣工された早稲田大学創始者の大隅重信記念館はロマネスク様式にゴシック様式を加味した折衷様式、国の重要文化財でもあります。

 ツレアイはあたりまえのようにずんずんと講堂の中にに入っていきます。

 それは素敵な、一種独特な学生時代の香り?を感じさせる空間でした。早稲田といえば角帽。そんなキャラのぬいぐるみが講堂脇のカフェで売られていました。早稲田マンの心をくすぐるのでしょう。2才の孫のお土産にと手を伸ばしましたけれど、それは或る意味でプレッシャーです。それにツレアイも妹も早稲田と対抗する学校が母校でした。

 都電荒川線の早稲田停留所です。三ノ輪からここまで、都内で唯一現存する都電路線です。昭和初期に開通して80年もがんばっています。

 神田川をわたります。

 高田馬場駅から神田川の豊橋まで歩いて来ました。川に沿って進み、おとめ山に行って駅に戻ります。

 都電荒川線の鉄路です。レールを観て感動したら、それはもう鉄道マニアです。手前の影はツレアイとあたし。

 おとめ山公園に来ました。「乙女」ではなくて「御留」山です。将軍家の狩場で立ち入り禁止であったのが名前の由来です。

 ここでおやつをとります。

 ホトトギスの花がいっぱいに咲いていました。実際のホトトギスを近くで見たことはありません。声だけです。胸の羽毛の模様が似ていることから、この花はホトトギスと呼ばれます。それにしても花びらも雌しべも万遍なくその色模様で装います。どんな虫や蝶を誘うのか。虫の目線で見たら、これは楽園のようですね。

 サザンカは咲き始めです。生垣の定番。長く花を楽しめられるのがいいです。

公園を出て下落合駅方向に向かいます。

そして、神田川に沿って高田馬場駅に戻ります。

 今回は、名所・旧跡のようなスポットはあまりなかったです。その分だけ二人でたくさん話しができてよかったです。

 神田川沿いの遊歩道に面して大正三年創業の寒天工房「讃岐屋」があります。伊豆産の最高の天草だけを使って職人が手作りする寒天にはファンが多いようです。あんみつやところてんを食べたかったのですが、席はいっぱいでした。娘にお土産だけ買って帰ります。

高田馬場駅にはもう少しです。早稲田通りを歩きます。

早稲田通りの中国厨房・一番館は手塚治虫さんがよく出前をとっていた店です。特製上海焼きそばは、手塚さんがリクエストした海藻や野菜をたっぷり入れた逸品だそうです。「鉄腕アトム」はここから生まれたのかしら。♪空を超えて~ラララ星のかなた~♪ 懐かしいメロディを駅の発車ベルで聞いて帰路につきました。

 

 

 

 

 

 

 


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