雲上楼閣 砂造宮殿

気ままに自分勝手なブログ。徒然に書いたり、暇潰してみたり、創作してみたり・・・

東京が終わりました(つд;*)

2014-05-24 20:57:45 | 東方神起とか
今朝、ラスト(自分的に)だからなのか、久しぶりに、もしかしたらライブでは初めて、ドキドキ楽しみなのと、時間が来てほしくないなぁ…と思ってました。

TIMEの時のセリフじゃないけれど『始まったものには終わりがあります!』

まとまらないなぁ…

昨日、チャンミンさん側の近い席で見て、今日はユノさん側の外野席だから、いわば俯瞰で、トロッコで近付いたら「こっち見てるよね。ボール自力じゃ無理だよね」って距離でしたが、演出の裏側が見られて楽しかったです。

液晶ディスプレイの裏で、ユノ君動いてるなぁと昨日、思ってましたが、今日のチャミさんも同じ動きなので、リズムとか動きの流れで必要なんだろうなぁと思ってました。
ディスプレイの映像が横浜と変わっている気がするので、そのせいかも知れませんが。

今週末は終わった気がします。
後は、さんまのまんまを楽しみにするかな。


ひょっこり大阪にいるかもしれないことは否定しません……できません………





行きたい。

TREE2

2014-05-23 22:31:46 | 東方神起とか
風は音をたて街を襲った。人びとは抱き合い、恐怖に戦きながら日々が過ぎ去るのを待った。
それでも、風が止むことは無かった。

町外れに建つ、屋根の落ちた高い高い塔の上に、2人の男が降り立った。
2人は、平素とは違う、険しい顔をしていた。
「やぁ」
「あぁ」
「「久しぶり」」
2人は言葉少なに握手を交わした。
別々の場所に立つ創造主は、実に久しぶりの再会を果たしたのだった。

2人が空を見上げた。
鼠銀の雲に覆われ、赤銅色の稲妻が走っている。強い風が吹き付け、黒い枯れ葉が渦巻いている。
風からは、雨の匂いがしなかった。
「あれは」
「あぁ」
2人は頷いて、また空を見上げた。

風の中心には、昏くて黒い、年経た巨木がそびえ立っていた。
「来たのか」
「来たな」
「巡る神だ」
「いつかは訪れる神だ」
それは、創造とは対局にいる神だった。
「芽吹かせるか?」
創造主の片割れは、首を横に振った。
「僕もだ」
無言の創造主の片割れは胸に手を当て、何事かを懸命に念じた。
また、もう片割れも同じように念じると、空中に何かがゆっくりと現れ始めた。
それはユラユラとして、微かに輝き始めた。
そして、何物かは虹と黄金の輝きを放つ一枚の木の葉になったのだった。
創造主がその木の葉に向かって、そっと息を吹きかけた。
するとその木の葉は、まるで意思を持つかのように、巨木に向かって進み始めたのだった。
もう一人の創造主の木の葉も、巨木に向かって進み始めたのだった。
すると、一枚の葉が二枚になり、四枚になり、16枚になり、段々と増えていった。
虹と黄金に輝く木の葉は、一人の思いから一枚ずつ、無数の、人と同じ数に増え、空を覆いつくしたのだった。
「綺麗…」
母の腕に抱かれた子どもがつぶやいた。
「神の祝福だ。ご加護だ!」
男が叫んだ。
「神様、ありがとうございます」
老人がつぶやいた。
その後、昏くて黒い巨木は跡形もなく消え去り、あとには常と変わらぬ平穏な日々が訪れたのだった。
ただし、たった一つだけ、変化をもたらして。

「おじいちゃん、もう紅い実、食べられないね」
少女と、その子と手を繋ぐ老人は目の前にある木を見上げて言った。
「そうかも知れないなぁ」
木は、雷に撃たれたのか、真っ二つになっていた。
木に集っていた人びとは、その木の命が費えた事を、我が親の死であるかのように悲しんだ。
ふと、人びとの耳に、木の葉の囁きが聞こえた気がした。

同じ頃、丘の木は葉を全て落とし、ブランコが下げられた枝は折れ、その断面は乾いていた。
「ブランコ、乗れないね」
女の子は、そう言った妹の手を握りしめた。
「大丈夫」
女の子は、妹に目をあわせてもう一度つぶやいた。
「大丈夫。今度はお姉ちゃんが作ってあげる!」
途端、妹は輝く笑みを浮かべて勢いよくうなずいた。
「うん!ブランコ、楽しみだね♪」
「うん」

街にも、丘の上にも、今はもうあの木はない。
それどころか、そこに木があった事を知る術はないのだった。

TREE1

2014-05-03 21:23:10 | 東方神起とか
昔むかし、はるかな昔、一対の美しく気まぐれな精霊がいた。
精霊は、一枚の葉の上に世界を作ることにした。
木を創り、己の分身を創り、家を創った。
それから道を創り、街を創った。
太陽と月と星を創り、朝と昼と夜を創った。
そうして街は都市になった。
そうして気まぐれな精霊は創造主になり、それぞれ気に入った一本の樹に住み着いた。
かたや都市の中で人と街を見守るように。かたや緑豊かな地で、風と戯れ、はしゃぐ声を楽しむように。

そして、幾年も時間が流れ、この地を創ったことさえ忘れていたのだった。

都市に住む創造主の木は、街の中心に立っていた。
ある日、創造主は己の木になる紅い実を欲しがる子供にあった。
彼女の背では紅い実に足りなくて腕を精一杯伸ばして、跳び跳ねた。それでも届かないけれど、彼女は何度も何度も挑んでいた。
そばで見守る老人は優しい笑みを浮かべていた。
創造主はそれを見ていた。
諦めない子供と、彼女を信頼し、根気よく待つ老人に、少しだけ褒美をやろうと思った。
創造主はその長い指で、求める紅い実を落としてやったのだった。
子供は歓喜の声とともに老人に駆け寄った。老人はその腕に抱くと、より一層その年経た顔の皺を深くしたのだった。
その平和な風景に、創造主も笑みを深くするのだった。

野原に住まう創造主の周りには、自然のなかで暮らす人々が集い、笑いが絶えなかった。
集うなかに、4人の家族がいた。
年長の子が、創造主の樹に駆け寄った。
樹の一番太い枝には、一つだけブランコが作られていた。
年長の子は楽しそうに、そのブランコに腰かけた。
けれど、ブランコは揺れなかった。
彼女の背では、少し足りなかったのだ。
それを見た創造主は、子供の背中を押してみた。
創造主の見えない手に背中を押された子が乗ったブランコは、優しく揺れた。
それを見た子供の親が笑い、その子が笑うと、創造主も優しく微笑んだのだった。


突然だった。
昏い葉を纏った風が吹き、街に野原に、人にも創造主にも吹き付けた。
湿った気味の悪い風は雲を呼び、雷鳴を轟かせ、野山に街に人々に、恐怖を感じさせたのだった。

March&April【東方神起】

2014-05-01 23:58:34 | 東方神起とか
平たく申しまして、備忘録です。
悪しからず。

3月はTREEのリリイベに奇跡的に当選しました。
会場が狭くて驚きました。
が、松葉杖使用のユノ君、本当にツアーする気か?!
させる気か?!と。

やってますけど…

4月はTREEツアーの横浜と名古屋参戦しました。
横浜は、開演前にイタリアンレストランでケーキを食べたのですが、そのデコがROSEだったので、内心かなり喜んでました。
…分かりにくかっただろうなぁ、同行のお姉さまがには…

Breeding Poisonが好きなんです。
ま、もともと薔薇も好きですが。