私は子供の頃は対人恐怖症だったので、
本来、人と話すのはそこまで得意ではありません。
でも、社会に出てから「人を怖がっていたら生きていけない」と腹を括って、
仕事の時だけでも人が大丈夫になろうと、
本を読んだり、
人間観察をしたりと試行錯誤をして、
今では普通に話せます。
人と話をするのは得意ではありませんが、
誰とでも話せるくらいにはなりました。
その中でも、割と高齢者の方と相性が良いようです。
最近は昔よりも見た目年齢が10歳若返っています。
人によっては10歳以上若く見える人もいます。
仕事柄、相手の年齢のわかるので、
年齢と顔を3度見する事も良くあります。
ケア商品も充実して、個人で美容に気を使える時代になり、
畑仕事や力仕事など体に負担の掛かる作業が減ってきました。
(重たい物は機械で動かせる時代なので)
なので、腰が曲がったり、指が曲がったりと、
体が大きく変形している人も少ないです。
でも、体の一部が変形している人たちの作る物はとても良い製品だったりします✨
やはり、手作業が一番丁寧で素晴らしい物を作れるのです。
それは関係ないのですが、
先日、高齢者の患者さんが会計を終えて、声を掛けてきました。
小綺麗で背筋のすっと伸びた方です。
「やっぱり関節は柔らかくしておかないとダメよ」
と、いきなり声を掛けられ、内心「ふえ?」っとなります。(声には出しません)
「少し前までは腰痛ですごく悩んでたんだけど、関節を柔らかくするストレッチをするようになったら痛くなくなったの。こういろんな所伸ばしてね」
「へ~。確かに聞いた事あります。結構ラジオ体操をするのが良いとかって言いますよね」
「ラジオ体操もいいけど、やっぱり関節を伸ばす運動とかちゃんとした方がいいわよ。ホント体が軽くなった」
急になんでそんな話をされたのかな?と思いながらも、
確かに以前この患者さんはこんなにしゃんとしていなかった気がします。
腰が痛かったせいか体が丸まって、服もみすぼらしく見えて、顔つきも老けて見えていたような…。
そう思うと、今の方が生き生きして、背筋が伸びていて、服もシュッと着こなして、表情も明るくて若々しい。
「へ~。そうなんですね。肝に銘じておきます」
割とこういう話は頭の隅に置いておくと後で役に立ったりしますよね。
年配の方のアドバイスは大事大事です。
将来、自分もゆく道です。
参考にさせていただきます!!
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