佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

あぐい初美市議(稲毛区)が一般質問を行いました


 今日は、あぐい初美市議(稲毛区)と、もりた真弓市議(花見川区)が一般質問を行いました。あぐい初美市議は、公立・公的病院について取り上げています。美浜区に関わる部分も含めて、質問と答弁を紹介します。

【あぐい初美市議】
 (海浜病院の)移転予定地の周辺は学校があり、周辺環境に配慮する必要があると思いますが、環境にどう対応するのか。

【病院局次長】
 新年度に着手する基本計画および基本設計においては、歩行動線や車両動線などを踏まえた施設配置など、関係機関と協議しながら、周辺環境にも配慮した検討を行なっていきます。

【あぐい初美市議】
 新病院(海浜病院建て替え)へのアクセスは車がない人にとっては大変な問題です。市民が利用しやすいよう公共交通整備を求めます。

【病院局次長】
 新病院の建設予定地への公共交通手段としては現在の海浜病院と同様、バスになるものと想定しており、バス事業者など関係機関に情報提供を行うとともに、路線の開設に向けた働きかけを行うなど、市民の皆様が利用しやすい交通手段の確保に努めていきます。

【あぐい初美市議】
 新病院で働く人のための保育所や看護師の寮、仮眠できる部屋、食堂など関係者の施設の充実を求めます。

【病院局次長】
 安全で質の高い医療を提供できるよう休憩室などの労務環境の整備や、職員のスキル向上のための教育訓練や多職種の職員がコミュニケーションを図れるような環境を確保するなど、職員にとって働きやすい環境の整備についても検討していきます。

【あぐい初美市議】
 青葉病院の産婦人科が新病院に集約されたら精神疾患の妊婦さんの行き場がなくなってしまうことが懸念されています。若いシングルマザーなどの経済的に支援が必要な人が、出産費用を公費で負担する助産という制度を使って出産する人も一定割合いるとのことです。青葉病院の実情を伺って弱者に寄り添う医療を行っていることが理解できたとともに、公立ならではの役割を発揮している医療を守っていく必要性を感じました。
 青葉病院だからこそできる医療が新病院に集約されたら、精神疾患の妊婦さんはどこが対応できるのですか。

【病院局次長】
 新病院では、高齢者の増加に伴い、認知症の患者への対応を考慮し、精神科医を配置することを検討しており、あわせて精神疾患を有する妊婦への対応も行うことを検討しています。
 このような場合、比較的リスクの高い出産となるケースもあることから、新病院に産婦人科の入院機能を集約することで、高度で専門的な医療を安定的に提供できる体制を整備し、支援が必要な方にとっても安心して出産できるように対応していきます。


 あぐい市議は最後に、「新病院の整備については、広く市民の要望を聞き、診療科目の充実や交通アクセスなど市民が利用しやすい病院となるよう慎重な議論をお願いします。海浜病院、青葉病院ともに公立病院として地域に必要な医療を公平・公正に提供し、市民の命と健康を守り、地域の発展に重要な役割を果たせるよう、さらなる充実を求める」と結びました。
 明日以降は、もりた真弓市議の質問の概要についてお知らせします。

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