佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

千葉1区市民連合主催の学習会「千葉市にも日本のどこにもカジノはいらない!」に参加




 今日午前中、千葉1区市民連合主催の学習会「千葉市にも日本のどこにもカジノはいらない!」に参加をしてきました。
 開催趣旨は、千葉市も誘致を表明した横浜市と同じような経過をたどり、市長はまだ誘致するともしないとも明言していないが、「反対」の市民の声を届けること。横浜で反対運動をしている団体「横浜未来アクション」の方から横浜市の経過、市民運動の現在についてお聞きするというものです。冒頭に千葉1区市民連合の共同代表の1人である関根由紀世さんから挨拶がありました。

 そしてプロジェクターを使って、横浜未来アクションのお二人から、カジノ・IRをめぐる横浜市長の態度の変遷、整備予定地とされている山下ふ頭の関係計画への「カジノ」記載、観光消費額が少ないとする市長および横浜市の調査の問題点、静岡大学の鳥畑与一教授の「カジノは負の経済効果」であるという視点での市民との対話などについて報告がありました。
 カジノの是非を決める横浜市民の会が現在取り組まれている住民投票条例の直接請求運動については、横浜市の有権者は300万人でこのうちの50分の1の署名である6万2,000人が必要なこと、市長の解職請求いわゆるリコールに約49万人の署名が必要となり、ハードルは高いものの、「カジノ反対」の声を広げていくための思いが伝わってきました。

 実際に市民説明会は横浜市で順次開かれている状況についても報告があり、説明会は夜で子育て世代が参加できないことや、1時間の市長の説明のうちカジノ・IRについては45分、意見については答えないなどの様子も分かりました。

 質疑応答の中で、私も発言する機会があり、2013年12月議会で、日本共産党と市民ネットを除く会派・議員が「統合型リゾートの整備を推進する決議」を出していることを報告し、さらに「年間2,000万人から4,000万人が訪れるとしていても、現在の訪日外国人は年間2,000万人から3,000万人であり、いったい誰が訪れるのか。カジノの標的は日本人ではないか」と発言しました。
 市民運動での先行例や課題についてもお聞きできたので、今後の活動に活かせるのではと思いました。関係者のみなさん、ありがとうございました。

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