2012年5月に議会運営委員会で協議すべき課題として「議会改革」を入れることを議員から提起され、11月後半に「議会基本条例の制定」を提起することを確認。翌年1月に議会改革研究会を設置して、条例の骨格づくり、素案の作成、条例素案と制定の是非も含めて条文ごとへの会派意見を集約などを経て、2014年4月からは条例の検討を重ね、その年の6月議会で可決されています。条例には、「請願及び陳情」について意見聴取を行うこと、市長などの執行部に反問権を付与(質問内容の趣旨確認のみ)したこと、議員間討議による合意形成に努めることの3点が強調されました。
請願・陳情の意見聴取は条例制定後は毎議会あるとのことでしたが、反問権と議員間討議はまだとのことです。私からは、条例制定後に検証や評価について議員から話が出ていないのか、議会改革推進研究会の開催頻度などを質問しました。残念だったのは、議会事務局の職員が説明者であったことです。条例制定に関わった議員からの説明や意見交換が出来れば、もっと深められたのかなと思いました。
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その後は、議事堂の設備についての説明があり、タブレット端末による電子表決(賛成・反対)システム、親子席の設置など傍聴者に配慮した設備の説明を受けました。今年の4月に竣工した西別館に移転に合わせて整備したとのことです。親子席については移転後の議会で4組の利用があったそうです。防音機能があり、子どもと一緒に安心して傍聴できる環境の整備は必要です。
明日は熊本市議会に伺います。