小次郎日記。

20代で乳がんになって,つらいことたくさんあったけど,素敵なことはそれ以上にたくさんあった!ありがとー!

曽根先生と明美さん

2008年01月28日 | Weblog
大学時代の恩師である曽根先生のご自宅で新年会があったので、小次郎を連れて伺った

先生に初めて私の病気のことを告げると、「僕も明後日前立腺癌で入院するんだよ。一緒だね」と明るくおっしゃった

癌だからといって、なにを弱気になることがあるのかといったふうだった


先生の奥様・明美さんともお話した
明美さんは69歳という年齢にも関わらず、シャンソンのステージなどを精力的に続けていらっしゃる素敵な女性だ

明美さんは、「私は昼間煎餅を食べながらなんとなくテレビを観てるおばさんは嫌い。がむしゃらに踏ん張るのよ」
「人間は皆、この世に生を受けた時点で死に向かっているのよ。死は誰にでも平等なの。」
とおっしゃっていた

私は、「そうですね。だったら他の誰よりも楽しく幸せに生きた人が勝ちですね」と言った


今私にとって、病気の治療は最優先事項だけれど、病気に囚われて苦しみ続けるのは無意味で馬鹿げていると再確認した

今は神様がくれた心の療養時間なのだから、これまで後回しにし続けてきた『楽しく幸せに生きる方法』をじっくり考えてみよう

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