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雪姫鳥の独り語

雪姫鳥の山暮らし、日常に感じる事。
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食べ物や子育て、雪姫鳥のエコライフ。

小野節子さんの母の教え

2018-09-29 09:16:20 | 思い感じる事

雨音は静かだけれど、時々、風の音が強くなります。

昨夜、TVで小野節子さんを特集していたのを偶然見ました。

オノ・ヨーコさんの妹さんで、安田財閥の創始者と現在のみずほ銀行総裁の子孫。

育った小野家は、現在フィリピン大使館として、当時のまま使われていると言います。


小野節子さんは世界銀行(戦後、先進国の復興と発展途上国の開発を目的に設立)で活躍し、

退職後は彫刻家としても、有名になられています。


番組内で紹介されたお母様の教えに、共感しました。

海外暮らしの中、16歳でお母様に連れられてストリップダンサーを見た時、

女性は美しい、男性とは違う能力があるし、平等に働けると言われたそうです。


そして幼少期から、小野家には使用人が何人もいましたが、

食事の時は家族同様に、同じテーブルで同じ物を食べたようです。

ここから平等の精神が育って行ったのですね。

 

私は祖父だけが贅沢している、農家に育ちました。

長門さんや南田さんとのお手伝いさん生活では、個人主義を学びました。

お二人が一緒に食事することは稀なので、いつも別々のメニューで、

お手伝い3人、運転手、付き人、、、一緒に食事は滅多に無く、

それぞれの時間に合わせて食べていました。


リッシュマン家のヘルパーの時は、家族同様でした。

食事は時にはポーラと一緒に作り、同じ物を食べ、テーブルも一緒でした。

日本人だからとか、使用人だからと差別される事はありませんでした。

今思うと、縦社会では無かったのが、日本の組織との違いですね。


小野節子さんは、あの麻生さんと同級生だったこともあるようで、

優秀な人は、自らの道を開いて海外へ行かれるのですね。

 



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