・発売時期:2010年8月上旬
・標準価格:3780円(税込)
今回はバンダイのウルトラマンアクションフィギュアシリーズであるULTRA-ACTから悪のウルトラマン、ベリアルのレビューです。ULTRA-ACTのULTRAはもちろんウルトラマンからなのですが、ACTとは理想的体型を表すACTORと、アクション性を表すACTIONの二つの意味を持ってるそうです。
そしてこのブランド名が示すとおり、プロポーションとアクションを両立を目指しているようですが、そこに遊びやすさは備わっているのでしょうか? その辺を交えつつ、演劇ネタ(ストーリー4コマ)では、「アクションアーカイブ ウルトラマンゼロ」から「同 ジャンボット」に続く完結編をお贈りいたします。
■ウルトラ3部作その3「3つの輝き」Aパート
今回は「アクションアーカイブ ウルトラマンゼロ」及び「同 ジャンボット」に続く完結編です!
レビューの最後にウルトラ三部作をまとめたスライドショーもあります
【全身】
猫背蟹股の姿勢で8面図
この姿勢だとウルトラマン+怪獣=ベリアルという図式が分かりますね
意外と足首の可動範囲が狭いのでバランスが取りづらく立たせ辛いのが難点です;
【直立姿勢】
ベリアルは猫背のイメージが強いので、あまり直立姿勢にする事はありませんが参考までに
このポーズだとO脚になっているのが目立ちますが、基本的に猫背蟹股という姿勢なんで
むしろO脚の方が都合がいいのでしょう・・・
【頭部】
今までありそうでなかった悪のウルトラマン
(偽者のして敵対したのはいましたが)
ウルトラマンのイメージを残したまま、悪の表情を表したデザインはまさに秀逸!
特徴的な目は黄色からオレンジのグラデーションで、毒々しいボディカラー中でも一際目立っています
【口の開閉】
ウルトラマンに歯があったw!
エイリアンチックなベリアルの魅力を引き出しているギミックです
また首の上下可動も広いのがポイント
【ハンドパーツ】
握り手兼武器の持ち手と一部可動する平手が付属します
平手は5本指がそれぞれ可動するのではなく
人差し指と中指・薬指と小指が一体となって可動するようになっています
また各指関節の保持力はプラプラな状態できめ細かい仕草を表現するのには不向きです
【関節の保持力】
関節が多くあるのは可動範囲にとってはプラスなんですが
保持力がなければ、まともな姿勢すら保つ事ができない悲惨の状況に陥りやすいです
残念ながらベリアルは各関節の保持力がゆるく股関節に関しては外れやすいという欠陥を抱えていました
胴体の保持力も弱く体が傾きやすくポーズの保持に大変な支障が出てしまうなど
ユーザーによる補修が必要となります
【関節の補修について】
写真のようにFFR響鬼にコブラツイストをかけてもらう事で保持力が改善するわけがないので注意してください
ただし、ディスプレイのネタとしては安定して立たせられるので良いかもしれませんw
股関節・胴体部に関しては軸を瞬間接着剤で太らせる従来の手法の他に
両面テープを軸に貼る方法もあるそうです
瞬間接着剤の扱いに不安がある人は両面テープの方法を試してみて下さい
肩・上腕軸回転部・手首に関しては有効な解決法を提示する事ができません
まず肩関節は分解が必要になります。人によっては分解しきれず、構造を把握できない為
肩の保持力を上げる為にはそれなりの知識と覚悟が必要になります
上腕部の軸回転部と手首に関しては軸の部分が細い為、下手に手を出すと軸がねじ切れる恐れがあります
特に上腕部は無理に外さないで下さい、危険です
【アクション1】
関節部分は多いのですが各関節の保持力の弱さがポーズを維持してくれないのでイライラが募ります
胴体部や股関節は前述の通り改修できますが
腕の関節は弱いので思い通りの位置に留まってくれずに妥協しながらポーズをつける事が多いです
【ボディビルアクション】
体格が体格だけにこういうネタがしっかり出来るのは高ポイントですw
ベリアルとの死闘に決着・・・って、ほとんど戦ってるシーンなかったなんてツッコミ禁止!
構成上、カットしただけです(未公開シーンはスライドショーに収録しています)
【ギガバトルナイザー】
ベリアルの武器
柄は短いものと長いものが用意されています
【光弾エフェクトパーツ】
ベリアルショットを再現する光弾エフェクトパーツも付属!
【ベリアルデスサイズ】
発光したギガバトルナイザー先端部と光鎌パーツを取り付けてベリアルデスサイズ
下記のライダー劇場では発光してないギガバトルナイザーに光鎌パーツを取り付けてしまっていますが
「発光してない物でも取り付けられる」という介錯で大目に見てください(コラ
【全オプションパーツ接続】
全てのオプションパーツは接続可能です
細かい余剰パーツをなくさない手段としていかがw?
【アクション2】
やはり一番気になる点は腕の関節保持力
特に武器を持ったポーズでは片手で支えきれないのが痛い;
両手持ちならある程度、融通が利くのが救いです・・・
こうしてゼロはSOS団に
【フリー壁紙】
画像をクリックすると別窓で1024×768サイズの画像が表示されますので
右クリックから「背景に設定」を選んでご利用ください
【ウルトラ三部作総集編/究極の闇外伝・究極の闇外伝 Competing of Dream】
アクションアーカイブゼロ&ジャンボットと今回のベリアルに収録されたストーリー4コマの総集編です
レビューの構成上カットされたシーンや後日談が収録されており
よりストーリー性の高いものに仕上がっています
レビュー公開版とはかなり物語の流れが変わっているので見比べてみてください
【まとめ】
というわけで、ULTRA-ACTベリアルレビューでした
仮面ライダーシリーズではなかなか一般販売されない悪役の商品化は正直羨ましくもあります
ベリアルはファンでなくても惹かれるカリスマを持っているので
アクションフィギュアを買い集めているタイプの人間としては欲しくなる一品でしょう
私もその1人だったのですが、購入して弄くり倒した感想は「遊び辛い」という事でした
やはり箱から出してすぐに股関節がポロリしてしまうほどゆるゆるな保持力は
ガッカリとしか言いようがありません
もっとも、保持力の弱さはある程度、自分の手で改修する事はできますが
それも全てじゃないので落胆は隠せません
関節の保持力を省けば造形物としてはよく出来た一品ではありました
出来の悪い玩具を自力で直して愛着が沸くタイプの玩具なので購入する場合は
それ相応の覚悟をして下さいw
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ウルトラマンを参孝にエヴァが生まれ、エヴァを参孝にベリアルが生まれたのだろうか。ココに来るまで気付かんかったよ。それぐらいベリアルってカッコいいんですよね。悪に走る前の姿は正直イマイチですが。怪獣化した姿もどうかとはおもうけど。
やっぱり悪はカッコいいのですな。
ディケイドはいつのまにかスーパーモードを手に入れてたのですね。
ヤベッ!映画見てないのに宮迫さんの声で脳内再生されてしまう。
ベリアルはとてもよく出来てるデザインだと思います。結局、怪獣化してしまいましたが、アレはアレで良いと思います。彼はウルトラマンであってウルトラマンではありませんしw
ディケイドはFFR版が消耗してきたので代用品として購入しました。それに合わせてマシンディケイダーも入手してありますが、それはまた別の物語・・・
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