goo blog サービス終了のお知らせ 

ギリシャ・ラテン語と十二支

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

百鬼丸とピノコ

2021-04-09 10:32:47 | 古代史

蛭子は播磨で拾われ無事に成長する。オオヒルメムチ(虫)であり、地方によっては豊受神でもある。弟であるソサノオやツクヨミを抑え、饒速日に替わりアマテラスに出世する。

田で働く牛が宍(シシ・肉の事)として食べられたことに、怒り狂うエピソードがある。

牛は田鹿(タシシ)ともいう。猪・鹿は区別なくシシとよばれた。

十二支では猪は豚であるが、日本には豚がいなかったのでイノシシが充てられた。また、牛は外来生物である。

ラテン語で豚はsus(スース)である。

百鬼丸は景光により、48の器官を奪われて捨てられる。バラバラにしたのは弟ではなく父である。

ピノコは双子の姉の奇形腫であった。やはり見捨てられる。

ピノコはヒノコ=ヒルコからの着想か。古代発音

蛭は動物の血を吸い、血液を太陽に届けると信じられていた。オオヒルメムチとは、巨大な蛭の怪獣の意味である。

ギリシャでも瀉血医療に使用する蛭は尊重された。ギリシャ古語ではhirudoで、現在も学名として残っている。

ブラックジャックも「どろろ」も神話的な力を感じさせ、「火の鳥」に通じるものを感じる。

手塚治虫氏は、AIが支配する未来など決して望んでいなかったのではないか。

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。