
リオデジャネイロがどうして世界的な観光地として知られているか?
それはリオデジャネイロという街は白い砂浜がある海岸と丘や山などの起伏に富んだ地形が隣接しあい、自然と都市がうまく融合したその美しさが筆舌に尽くし難いからだと僕は思う。
街の美しさという点に関しては、海から自動車で1時間以上も離れたサンパウロとは比較にならない。だから、海外から来る時間のない観光客にはサンパウロではなく、絶対にリオデジャネイロを薦める。
人間と言うのは、あまりにも美しい景観を目の当たりにすると、文字通り「言葉を失う」と思う。
確かに11年前に初めてイグアスの滝を見た時は、その滝の巨大さに圧倒されたし、コルコバードの丘から見たリオデジャネイロの街の景色はまさに絶景であった。
僕たち人間が生きていく中で、「感動」することはとても大事なことである。そして、そこが人が動物と違うところであり、美しい自然にも素直に「感動」できるものだ。
現在はインターネットを通じて、世界の美しい自然の写真を見ることが可能である。でも、写真で見るのと、実際に行って見るのとでは全く違う。写真を見ただけで、そこに行った気になっているようでは日本という国は発展していかないと思う。
今回旅行したサンタカタリーナ州の海岸は本当に美しかった。僕自身9年もリオグランデドスル州に住んでいながら、隣州のこんな美しい海の存在を知らなかったというのも赤面ものである。やはりブラジルはまだまだ奥が深い国だなというのが正直な感想である。
サンタカタリーナ州ガロパーバ市には8つ海岸があると言う。今回はその中で3つの海岸に行った。
まずは、僕のルームメート達が家を借りたフェフージェン海岸。ここは基本的に若者専用のナンパ海岸で、10代後半から20代後半までの若い男女しかいない。海岸自体はまあ美しいが、海岸線はそれほど長くないし、プライベートビーチみたいにこじんまりしており、若者が大勢詰め掛けるので足の踏み場もないほど混んでいる。ただ、超可愛いブラジル人の女の子を見たい方、夜な夜なパーティーをしたい方にはお薦めの海岸である。
次は、ガロパーバ市の市街地にあるガロパーバ海岸。ここは海岸線が結構長く、自然の景観も奇麗だが、波が押し寄せていて砂浜の部分がちょっと狭い。市街地の近くの海岸なので、レストラン、ネットカフェ、スーパーなど何でもあるし、その選択肢も多い。また、各海岸に向かうバスが出ているバスターミナルもあり、非常に便利である。海岸にいたのは家族連れが多く、その年齢層は下から上まで幅広い。

3つ目は、ガロパーバ海岸からバスで30分ほどのホーザ海岸。実はこの海岸はガロパーバ市ではなく、インビトゥーバ市に所属する海岸である。バスが途中までしか行かず、そこからおよそ30分ほど山を歩いて行ったが、何か川端康成の「雪国」の一句を思い出した。
「トンナルを抜けるとそこは雪国だった」ではなく、「山を登り、下り終えると、そこは美しい海岸だった」なのである。山を下っている際も、波の音が遠くから聞こえてくるのだが、森の木に遮られてなかなか肝心の海が見えてこない。そして、本当に海岸近くなった時に、初めてパノラマのような美しい海岸の全景が姿を現すのである。
僕がホーザ海岸に着いたのは夕方で、少し曇っていたのだが、それでもその美しさには圧倒された。「ああ、生きていて良かった」と思った。世界にはまだまだこんな美しい場所が残されているんだと思った。ブラジルは大体知っているような傲慢さがどこかにあったが、僕は素直に反省できた。
この海岸は海岸線が非常に長く、自然景観は入り江に囲まれた海岸と丘が融合してまさに絶景である。いい波が来るということで、サーファーが多く、海岸にいた年齢層も若い人が多かった。しかし、ナンパするための海岸ではなく、純粋にサーフィンや海を楽しみたい人のための海岸という感じであった。
僕は今回フェフージェン海岸に拠点を置き、そこを中心に行動した。しかし、もう20代の若者ではないので、利便性を考えて、ガロパーバ市に宿を取り、そこを拠点にして他の海岸を訪ねていくのが一番正解だったかなと思う。是非参考にして頂きたい。
リオデジャネイロも確かに押えておく必要はある。しかし、ブラジルをもっと深く知りたい方には是非このガロパーバ市の海岸を訪れていただきたいと思う。

最後に、ホーザ海岸の様子をビデオに撮影したのでご覧ください。
それはリオデジャネイロという街は白い砂浜がある海岸と丘や山などの起伏に富んだ地形が隣接しあい、自然と都市がうまく融合したその美しさが筆舌に尽くし難いからだと僕は思う。
街の美しさという点に関しては、海から自動車で1時間以上も離れたサンパウロとは比較にならない。だから、海外から来る時間のない観光客にはサンパウロではなく、絶対にリオデジャネイロを薦める。
人間と言うのは、あまりにも美しい景観を目の当たりにすると、文字通り「言葉を失う」と思う。
確かに11年前に初めてイグアスの滝を見た時は、その滝の巨大さに圧倒されたし、コルコバードの丘から見たリオデジャネイロの街の景色はまさに絶景であった。
僕たち人間が生きていく中で、「感動」することはとても大事なことである。そして、そこが人が動物と違うところであり、美しい自然にも素直に「感動」できるものだ。
現在はインターネットを通じて、世界の美しい自然の写真を見ることが可能である。でも、写真で見るのと、実際に行って見るのとでは全く違う。写真を見ただけで、そこに行った気になっているようでは日本という国は発展していかないと思う。
今回旅行したサンタカタリーナ州の海岸は本当に美しかった。僕自身9年もリオグランデドスル州に住んでいながら、隣州のこんな美しい海の存在を知らなかったというのも赤面ものである。やはりブラジルはまだまだ奥が深い国だなというのが正直な感想である。
サンタカタリーナ州ガロパーバ市には8つ海岸があると言う。今回はその中で3つの海岸に行った。
まずは、僕のルームメート達が家を借りたフェフージェン海岸。ここは基本的に若者専用のナンパ海岸で、10代後半から20代後半までの若い男女しかいない。海岸自体はまあ美しいが、海岸線はそれほど長くないし、プライベートビーチみたいにこじんまりしており、若者が大勢詰め掛けるので足の踏み場もないほど混んでいる。ただ、超可愛いブラジル人の女の子を見たい方、夜な夜なパーティーをしたい方にはお薦めの海岸である。
次は、ガロパーバ市の市街地にあるガロパーバ海岸。ここは海岸線が結構長く、自然の景観も奇麗だが、波が押し寄せていて砂浜の部分がちょっと狭い。市街地の近くの海岸なので、レストラン、ネットカフェ、スーパーなど何でもあるし、その選択肢も多い。また、各海岸に向かうバスが出ているバスターミナルもあり、非常に便利である。海岸にいたのは家族連れが多く、その年齢層は下から上まで幅広い。

3つ目は、ガロパーバ海岸からバスで30分ほどのホーザ海岸。実はこの海岸はガロパーバ市ではなく、インビトゥーバ市に所属する海岸である。バスが途中までしか行かず、そこからおよそ30分ほど山を歩いて行ったが、何か川端康成の「雪国」の一句を思い出した。
「トンナルを抜けるとそこは雪国だった」ではなく、「山を登り、下り終えると、そこは美しい海岸だった」なのである。山を下っている際も、波の音が遠くから聞こえてくるのだが、森の木に遮られてなかなか肝心の海が見えてこない。そして、本当に海岸近くなった時に、初めてパノラマのような美しい海岸の全景が姿を現すのである。
僕がホーザ海岸に着いたのは夕方で、少し曇っていたのだが、それでもその美しさには圧倒された。「ああ、生きていて良かった」と思った。世界にはまだまだこんな美しい場所が残されているんだと思った。ブラジルは大体知っているような傲慢さがどこかにあったが、僕は素直に反省できた。
この海岸は海岸線が非常に長く、自然景観は入り江に囲まれた海岸と丘が融合してまさに絶景である。いい波が来るということで、サーファーが多く、海岸にいた年齢層も若い人が多かった。しかし、ナンパするための海岸ではなく、純粋にサーフィンや海を楽しみたい人のための海岸という感じであった。
僕は今回フェフージェン海岸に拠点を置き、そこを中心に行動した。しかし、もう20代の若者ではないので、利便性を考えて、ガロパーバ市に宿を取り、そこを拠点にして他の海岸を訪ねていくのが一番正解だったかなと思う。是非参考にして頂きたい。
リオデジャネイロも確かに押えておく必要はある。しかし、ブラジルをもっと深く知りたい方には是非このガロパーバ市の海岸を訪れていただきたいと思う。

最後に、ホーザ海岸の様子をビデオに撮影したのでご覧ください。
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