このブログの読者の方は、12年もブラジルに住んでいたら、さぞやポルトガル語も上手なんだろうと想像されるだろう。
しかし、残念ながら、未だにポルトガル語を上手に話すことはできない。
ただ、滞在が長期化するに従って、厚顔無恥になり、どんなに訳の分からないことをブラジル人に言われようが、臆することなく対応できるようになった。
つまり、意味が理解できない時、僕が理解できる別の語彙で . . . 本文を読む
言葉って本当に面白い。
今学期初めて僕は「みんなの日本語中級」を使用して日本語の授業をしていることについて書いた。「みんなの日本語1・2」にはポルトガル語の教師用指導書があり、各課に出てくる言葉の意味及び文法の説明がポルトガル語で記載されている。
しかし、この「みんなの日本語中級」には英語版の教師用の指導書しかまだ出版されていない。従って、僕は各課の最初に日本語の言葉をポルトガル . . . 本文を読む
ポルトガル語は難しい?
初めてポルトガル語を勉強される方は、まず何より動詞の活用形の多さに驚くのではないでしょうか。
ポルトガル語では、規則動詞が3種類あり、動詞の語尾が-ar, -er,-irで終わる。そして、白水社の「現代ポルトガル語辞典」の巻末動詞活用法には80種類もの不規則動詞が掲載されている。
ポルトガル語では主語が1・2・3人称か、単数か複数かによって動詞の活用形 . . . 本文を読む
今日は僕が普段使っているポルトガル語の表現を紹介したい。
ポルトガル語学習者の方には、これらの表現を日常会話に盛り込み、ブラジル人とよりポルトガル語らしい会話をお楽しみいただきたい。
1.Vai dar certo.
意味:「うまくいく」
この表現は本当に頻繁に使う。Será que vai dar certo? (うまくいくかなあ?)のように使われる。
因みに、「うまくいかな . . . 本文を読む
ここの所、仕事でポルトアレグレ市外に出張で行く。ポルトアレグレは140万人の大都市であるが、車で30分も走れば、もう周囲は見渡す限り草原である。
リオグランデドスル州にはイタリアやドイツからの移民が多く来ていて、町によっては90%以上がイタリア系・ドイツ系なんていう町が存在する。こういう町は大抵まだドイツ語やイタリア語を使っている家庭が存在するため、ポルトガル語にすごい訛りを感じる人に出会う . . . 本文を読む
昨年は日本人ブラジル移民100周年と言う事で、移民関連の翻訳の仕事がいくつかあったが、年初にサンパウロの公証翻訳人の方から日本人ブラジル移民100周年の本のポ和訳のお仕事を頂いた。
そして、彼女のご好意により、僕の名前が翻訳者としてその本に印刷されることになった。確かに翻訳自体は僕が行ったが、彼女の校正が入っており、彼女の責任の下で出版社に仕事を納品するため、本来なら彼女の名前で出版すべき . . . 本文を読む
ブラジルでは10年に1度国勢調査が行われる。その際に自分が信仰している宗教も申告するのだが、はっきりしていなかったり、無宗教だったりするとカトリック信者としてカウントされる。従って、統計上はブラジルでは国民の9割がカトリックという宗教色が強い国のような印象を海外からは受ける。
しかし、中流階級以上のブラジル人は教会に全くといっていいほど行かない。日曜日の教会のミサに行っているのは、貧民階級の . . . 本文を読む
ブラジルにJICAで来た時、サンパウロ内陸部の田舎町に派遣されたために、地元でポルトガル語の先生を探すことができなかった。だから、長期の夏休みにどこかの語学学校に通って、ポルトガル語の能力を一気に高めようと意気込んでいた。
しかし、僕がブラジルに来た11年半前はまだインターネットがあまり普及していなかったので、何か情報を得ようとすると、どうしても人づての情報であった。そこで先輩ボランティアか . . . 本文を読む
日本でポルトガル語を勉強して、ブラジルに来ると気づくことがある。
それは文法書に書かれているポルトガル語と実際にブラジル人が話しているポルトガル語とが違うことである。日本の文法書で説明されているポルトガル語は、こちらの文法書にも規範として「正しい」とされるポルトガル語ではあるが、ブラジル人は必ずしもそのポルトガル語を使って話していない。従って、ポルトガル語が理解できるようになるには、実際に話 . . . 本文を読む
中学生の頃、毎日朝起きて、NHKのラジオ英語基礎会話を聞いていた。ヒアリング力の向上が目的であった。また、朝起きられなかった日は、夕方の放送を聞いたり、忙しい日にはカセットテープに録音しておいて、後で聞いたりした。
ちょうど今から四半世紀前のことだ。
NHKのサイトで、外国語で日本語を教えるサイトがある。NHKWORLD。17ヶ国語で日本語を教えており、その中の1つにポルトガル語もあ . . . 本文を読む
ポルトアレグレ市には日本の一流商社の語学研修生が毎年送られてくる。大体は入社5年目以上の20代後半から30代前半の方達である。彼らは半年から1年間、通常の仕事は全くせず、ポルトガル語の勉強だけに専念して時間を過ごす。給料もきっちりもらえ、何とも羨ましい身分である。語学研修が終了すると、大抵はサンパウロかリオデジャネイロの支社で2、3年勤務するというのが通例である。
先日、ある商社のこちらの . . . 本文を読む
昨日久々にこちらのニュースをテレビで見た。ブラジルで暮らしているのに、2年くらい前から全くテレビを見ていない。
理由は2つある。1つの理由は、YOUTUBEなどで日本の番組を見ていたほうが面白いし、楽しいし、母語なので理解するのが簡単だから。もう1つの理由は、ニュースなどは暗い内容が多く、外国語なので集中して聞くために疲れるから。
なんでもそうだが、日頃からトレーニングしていなければ、そ . . . 本文を読む
高校の時、英語の読解および文法能力を向上させるために、旺文社の「基礎英文法問題精講」を毎日解き、終わったら、最初に戻って何度も繰り返した。そして、語彙数を効率よく増やすために、「試験に出る英単語」、通称「出る単」も何度も繰り返して覚えた。
残念ながら、ポルトガル語に関しては上述の2つの問題集・単語集に匹敵するようなものは、僕が知る限り出版されていない。1998年にブラジルに住み始めて以降、結 . . . 本文を読む
ポルトガル語翻訳者をお探しの翻訳会社の採用担当の方へ
私はブラジルに住み始めて今年で12年目、フリーの翻訳家として翻訳の仕事を始めて6年ほどの日本人です。
今まで、各種契約書、企業案内、サッカークラブのオフィシャルブック、州政府ホームページ、日本人移民史の著書、個人の書簡、広告文などの翻訳に携わってきました。
現在、ロナウジーニョ・ガウーショのオフィシャルサイトの日本語翻訳を担当させ . . . 本文を読む
全くポルトガル語で文章を書いていないので、自分で書いた日本語のブログをポルトガル語に翻訳してみた。本来なら大学院試験に向けた内容の文を書くべきだが、まだその能力がない。駄目だなこんなんじゃ。
O ser humano é um bicho preguiçoso. Acho que eu sou bom exemplo que tem este caráter.
Todo mundo quer . . . 本文を読む