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晴彷雨読

晴れの日は、さまよい、雨の日は、お勉強

◎空海展

2011年09月01日 | 🎵散歩
* 一月前ほどに、上野の「空海展」に行った。空海の生き様に迫るのかなと思ったら、そうでもなく、真言宗美術展のようであった。空海直筆とされる書や、空海の年表はあったのだが…。
空海の書は、さすがにうまいと思った。他に、仏教の理論をえんえんと書いてあるのがあって、空海さん、優秀な人だったんだなと思った。

◎自由が丘から駒沢へ

2011年08月08日 | 🎵散歩
* 自由が丘から駒沢競技場まで歩いてみた。自由通りという道を北へ向かった。小さなアップダウンがけっこうあって、おもしろかった。尾根道には目黒通りが東西に走っているようだ。低い土地は、地図を見たら、呑川(のみかわ)とその支流が作ったようだ。呑川と言えば、大田区池上、蒲田を通って、東京湾に流れている川だ。駒沢あたりが水源地なのかな。
帰りは、呑川を下ってもよかったが、自由が丘に戻って、電車で帰ってきた。

元町霧笛楼へ

2011年07月31日 | 🎵散歩
* 元町の霧笛楼へ。ランチコースの一番お安いコース3500円、どの料理も味がしっかりしていて、おいしかった。夜はお高いので、お昼はお奨め。
* バラって、真夏でも咲くんだ。ちょっとびっくり。(なんて言いましたが、本当は、いつ咲くのかよくわかってない…。)

平塚の海

2011年07月29日 | 🎵散歩
* 平塚に行って来た。都会なのだが、ちょっと田舎の雰囲気というか、のんびりした感じがある街のような気がした。相模川河口付近には、漁港もあるし、漁村の雰囲気も漂わしていた。
平塚の海では、サーフィンしている人々がいた。水は冷たかった。烏帽子岩が見えた。

◎深大寺、天文台、飛行場へ

2011年06月10日 | 🎵散歩
◎ 調布の方にお散歩してきた。
二子玉川から自転車で、多摩川の東京側の支流のひとつの野川をさかのぼり、世田谷、調布、まず、深大寺へ。こじんまりとしてて、地元のお寺さんと、あまり変わりがないような…。門前には、蕎麦屋さんばかり並ぶ。「元祖」がつくお店へ。天ソバ1300円、普通の味だった…。「延命」にひかれ、観音様にもお参りした。「この命、惜しくもあるかな、自問する」
次に、三鷹の国立天文台へ。こんな所に、天文台があるんですよ。前は、麻布にあったそうな。以前使われていた望遠鏡などが見学できる。安く譲ってくれないかなあ。お目当ての、3dのCGで、太陽系の紹介ビデオと、銀河ができるシミュレーション映像を見せてもらった。シュミレーションじゃないよ。おもしろかった。
次は、調布飛行場へ。小型飛行機がひっきりなしに離着陸しているのかなと思ったら、1時間に2、3本らしい。いなかのバスじゃないんだから…。滑走路を疾走する飛行機を、自転車で追いかけ、コックピットのパイロットに、手で合図するというの(BGM "Danger Zone")を、やりたかったのだが、できなかった。滑走路のすぐ横に、喫茶店があって、なんと飛行機を売っていた。一番安いので、セスナ180万円だった。注文しようかなと思ったけど、やめた。
飛行場のすぐ隣に、新撰組の近藤勇の生家があるらしいのだが、行かなかった。
帰りは、野川をたどって、二子玉川、さらに、多摩川をたどって、自宅まで自転車で帰ってきた。まあ、"Ledge to Ledge"のようなこだわりかな。


◎六本木ヒルズ「スカイ プラネタリウム」へ

2011年06月07日 | 🎵散歩
* 六本木ヒルズの最上階に近い、展望台のあるフロアーに、プラネタリウムのようなものがあるらしいので、見に行ってきた。高校の文化祭の各教室の展示を高額にした感じだった。太陽の周りの恒星2500個を、天井から吊したLSDで、三次元的に再現したものは、きれいだった。こんな恒星間を疾走する宇宙飛行士になれたらいいなと思った。ちょっと早く生まれすぎたよ。
宇宙好きの人は30分ぐらい、普通の人は10分ぐらいで見終わると思う。
展望フロアーからの眺めは、絶景!都内の街並みが一望できる。アイスクリームもおいしかった。空気の澄んでいる日なら、富士山、奥多摩、丹沢も見えるだろう。南アルプスも見えるかも。そして、夜景がきれいじゃないかなあ。
ついでに、300円余分に払って、屋上に行って来た。展望フロアーとたいして変わりがなかった。もっと、壁際まで行けるようにするとか、足下が見えるようにするとか、なんかあるといいんだけど…。

写楽展へ

2011年05月25日 | 🎵散歩
* 上野に、写楽展を見に行ってきた。写楽の全作品145のうち、141が展示してあるとのことで、見応えのある、もうこれ以上の写楽展はないだろうというものであった。保存状態のよいものもあって、とてもきれい。展示方法も、ただ、作品を並べるのではなく、わかって欲しいことが理解されやすいように創意工夫してあった。人も大勢いた。
写楽の作品は、突然あのような作品が生まれたのではないことがわかった。写楽より少し前に、勝川派の浮世絵があって、写楽とよく似ている。写楽の作品の基盤となっているということだ。勝川派の大首絵(上半身だけ)もあった。
写楽のデビュー年1794年は、写楽ばかりが浮世絵を描いていたのではなく、別の浮世絵師もいて、同じ役者さんをモデルにし、また、ポーズもよく似た、作品があった。歌川派の作品がよくできていて、きれいで、その役者さんのファンなら、歌川派の作品を買うなあと思った。写楽のは買わない。でも、絵そのもので見ると、やはり、写楽のが一番魅力がある。
一期の大首絵の作品がいいなあと思っていたが、二期の全身像も、なかなかいいなあと今回思えた。見た目そのものを描くのはなく、少しアレンジして、少しデザインして、写楽は描いているように思える。そして、曲線が多く、直線がほとんどない。その曲線も、ためらいがなく、すっと描いてるように見えた。
三期、四期、の作品は、その曲線がヘリ、直線が多くなり、絵にも活気がないというか、やはり、別人の作品にように思える。落款も「東州斎写楽」から「写楽」だけになっていると、指摘してもらった。
黒色は白色をバックにすると、最も映えると思っていたが、写楽の作品を見ていると、そうでもなく、灰色をバックにした方が、浮き出ているように見える効果がありそうだ。同様に、オレンジは、薄いオレンジをバックにすると、きれいに見えるみたい。
書も絵も同じだと思うのだが、いい作品、魅力のある作品と、普通の作品との違いは、ほんの紙一重だと思う。ほんの少しの線の引き具合の差が、その作品を左右する。そういう点で、やはり,写楽は抜きんでていると思う。
使われている版画の色は、ブルーがほとんどなかった。広重などは、ブルーが印象的なのに…。1794年は、まだ、ブルーの染料が出始めた頃だったのだろうか。
芸術家は、2つの気持ちを持ち合わせていると思う。いい作品を作るんだという、芸術的欲求。もうひとつは、人に認めてもらいたい、売れたいという気持ち、仕事としての使命感。その2つの気持ちの割合が、ケースバイケースで違うのだと思う。歌川広重の『東海道五十三次』は、名所案内というポスターとして作られたのだろうけど、芸術作品としてもすごいなあというのがある。役者絵は、ほとんど、ブロマイドやポスターとしての役割で描かれたのだが、写楽の一期の作品は、そうでもないように思える。もちろん、プロヂューサーの蔦屋(つたや)に、一発もうけるぞと促されて描いたのだろうが、写楽自身は、自分自身が見た歌舞伎の名場面の(リハーサル中)の役者さんを見て、ああ素晴らしい、(自分もこういう役者になりたい)、作品として残したいという芸術的欲求からああいう作品が生まれたのではないだろうか。自分の感じたままに描きたいという気持ちが強いように思える。
他に、写楽の2年後の、歌舞伎堂艶鏡という人の「梅王丸」が、素敵であった。写楽の作品を参考にしたのはもちろんではあるのだが、とっても現代的で、21世紀の作品として十分通用するように思えた。
これまで、いろいろな展示会に行ったが、これが最も見応えのある展示会であった。

♪劇団四季「マンマ・ミーア」

2011年04月28日 | 🎵散歩
* ちょっと泣いちゃいました。いい話でした。2003年以来、2回目の「マンマ・ミーア」。こんなにいい話だとは、前回気がついてなかったように思えます。
アバの曲を紡いで1本の話を作っていて、よくできているとか、歌やダンスがとても楽しいとか、そういうことはもちろんなのですが…。
「愛」というのがテーマにあって、「恋愛」よりもう少し範囲の広い、深みのある「愛」をテーマにしているようで、人間ていいなあ、素敵だなあ、と、思えるミュージカルでした。