YuHiのブログ

父です


私の父です。


父はアメリカのプリンストン大学、スタンフォード大学に客員教授として招聘されたことがあります。

どちらの大学かは知りませんが、このままアメリカに残って
大学教授になってくれないかと打診され

さんざん悩んでやはり日本に帰ることにしたと言っていました。

それ以外にもハワイ大学、イギリスの大学、ハーバード大学等にも招聘されて在籍していたことがあります。

父は統数研に在籍していた間に2回、誘いのあった東大教授のポストを蹴り
定年退職後の私立大学の教授ポストも蹴り

毎日好き勝手に趣味に没頭し
思索にふける老後を選択しました。

東大教授のポストを蹴るたびに
文科省が冷淡になったと冗談混じりに言っていたことがあります。

大学の先生になり、講義をするとなると
皆かしこまって教室に座り、受け身で教えを乞うような体制を取る。
あれが嫌だと言っていました。
当時、すでに有名になっていた後なので。

それより
一緒になってデータ解析をする。
それならいくらでも協力すると言っていましたが。

ま、セミナーや講演の準備とか
もう面倒くさかったと思います。

父から見ればお話にならない程頭の悪い私ですが
血は争えません。

私の後輩の女性研究者も
みな定年後は大学の教授に収まっています。
が、私は蹴って
以前からやってみたかった分野(趣味ですけど)に挑戦しています。


なんとなく

このブログもそうですが
私の存在を無視しようとする(私に最も世話になった人たちによるエゴ優先の言ってしまえばある意味政治的な?)勢力が跋扈しているので
暴露することにしました。

ついでに余談ですが
義理の父は東大卒通産省の官僚で、最後は民間企業に天下りました。
叔父は一高・東大卒で事務次官になりました。

戦前に教育を受けた一般家庭(庶民)の普通に頭の良い男達が
(この人たち全員、塾にも行ってません。笑)
どんな心意気で日本を支えていたかを知っているので

なんでもかんでも東大卒を目の敵にする今の風潮には嫌悪感しか感じません。

ま、でも昔の東大出ですね。
尊敬すべきは。
戦前の日本の教育を受けた。



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