YuHiのブログ

ワイラー博士の専門

こんな報告が出ていたのですね。
多変量解析か。こりゃ解説が大変だ、と思っていたら
in Deep氏がすでに触れていました。


この記事の下の方に、この研究内容の要点がまとめられています。

そしてそこで引用されている
ワイラー博士の解析がこちら。
記事のタイトル
『米国では、ワクチン接種率がSARS-CoV-2の感染拡大率の増加と関連しているが、それは本来あるべき姿でではない』

難しい数式が出てきますので、ワイラー博士も最初にこんなコメントを出しています。
『親愛なる読者の皆さん、分析結果におびえないでください。読者の皆さん、分析結果に脅かされることなく、突き進み、そこから得られるものを得てください。- 著者』

そしてまず、二次元の解析をしています。
原点をどうするかで、直線の引き方が違ってきます。
原点を固定する時と、フリーにしておく時。

しかし、どう見ても
ワクチンの接種率が高いほど、新規感染者数が多くなっている。
原点をフリーに仮定すると
X=0の時、Y軸の値はマイナスになってしまいます。
つまり、ワクチンを打たないと、新型コロナの患者はゼロ以下。

でもワイラー博士は、決して主観でぐいぐい議論を推し進めません。
例えば、解析の途中でも、こんな議論をしています。

"People in states with higher reported case rates might be
more likely accept vaccination as a possible route to safety."

『症例の多かった州が、新型コロナから抜け出すためによりワクチン接種を受け入れた可能性もある。』

そうなると、接種率が高い州が、新型コロナの患者が多かった
というデータにもなり得る訳ですね。
ですから、ワクチン接種前と接種後を厳密に分けた
新型コロナ感染者のデータが重要になってきます。

(しかし、ワクチン接種後の2週間、
最近では1ヶ月後までに発症した陽性者は
ワクチン非接種群に入れたり、とか。
変なことを沢山やっていましたね。一部の論文やCDCの報告では。)

というわけで、原因を追求するためには多数の異なる変数を使って多変量解析をしなくてはならない。
その場合PCA(主成分分析)や重回帰解析。
だからある人AのデータはベクトルになりA(X1a,X2a,X3a....Xna)。
というn次元解析になる。

"In our multiple regression analysis, we will specify two predictor variables (X1 and X2) and attempt to derive a model that best describes the relationship between those two variables, and an outcome (dependent variable (Y))."
『重回帰分析では、2つの説明変数(X1、X2)を指定し、
それら2つの変数と結果(目的変数(Y))の関係を最もよく記述するモデルを導出しようとします。』

とりあえず、3次元
で、次に人口密度を考慮に入れたり。

(人口密度と言えば
以前、人口密度の小さい州の方が、接種率は高かったデータを見かけました。
『ワシントンDCの接種率が
アメリカ全州の下から5番目。』

日本でも、同様の傾向がある?

地方の方が、人口密度が低いから、
新型コロナに感染する確率は非常に小さいのにもかかわらず
むしろ都会の人よりよっぽどワクチンを打ってしまっている。

そんな傾向がある?)

で、最後の方では、
ワクチンを打った直後の免疫機能の弱体化
抗原原罪
の話などが出てきます。

この様に、様々な因子を考慮を入れなくてはならないのに
米国の公衆衛生のトップ、ファウチが11月の時点で何と言っていたか。

“If you're vaccinated — and hopefully you'll be boosted too — 
and your family is, you can enjoy a typical Thanksgiving meal.” (Boston. com)

「もしあなたがワクチンを接種していれば、
もっと良いのは、ブースター接種をしていて、家族もワクチンを接種していれば、
サンクスギビングのご馳走をいつも通り楽しむことができます。」(Boston.com)』

この発言は、CDC長官の発言さえ否定するものでした。
CDC長官は、ワクチンを打った人も、ブレークスルー感染し、
感染させる可能性があると言っていたのですから。

で、ワイラー博士はこう締めくくっています。
"Most disturbing of all, Fauci said this knowing that the vaccinated can spread COVID-19, just like he knows the vaccinated can spread Mumps and Pertussis."

『何よりもおぞましいのは、
ワクチン接種者がおたふくかぜや百日咳を蔓延させる事実もあることを
すでに知っていながら、
ワクチン接種者がCOVID-19を蔓延させることに気づいていながら、
ファウチ氏がこのような発言をしたことである。』

未必の故意。

ファウチがこんなおぞましい発言をした一ヶ月後の今、
事態が急激に動き出しました。



これ↓見落としていた〜。

大物が続々とSubstackに移動してますね。

Alex Berenson氏はこちら。

Dr.Maloneはこちら。


しかし、これ。

ここで
峰宗太郎が「元」科学者とか、反ワクチンだとか切って捨て
嘲笑している相手はワイラー博士。

その後
ワイラー博士の査読論文は、
MITの研究者のCOVID-19の総説に取り上げられるし(pathogenic priming)

こういった統計解析もできるし
ブログも内容は専門的で充実しているし
市民講座も開設したし。

一方で、あちらは今だに論文無し。
それなのに、
相変わらず専門家としてテレビ・ラジオに出ている様だ。
日本のメディア、おかしいよ。




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