筑前の国からこんにちは!

北九州市を中心に、福岡県とその周辺の情報を発信していきます。

箱庭のようなしょうぶ苑・・・山口県宇部市ときわ公園内

2024年06月26日 18時30分14秒 | 菖蒲

山口県宇部市にあるときわ公園内のしょうぶ苑はとても素敵です。



しょうぶ苑内の古民家風東屋、中央部にある石塔、少し離れたところにある真っ白な吊り橋が
様々な色の花菖蒲と素敵なコラボが生まれていました。

しょうぶ苑を囲む森の外から見るしょうぶ苑はうまくできた箱庭のように感じました。


菖蒲苑入口
奥に菖蒲園が広がります。




箱庭のような菖蒲苑全景
常磐池、白い吊り橋、古民家風の東屋、花菖蒲、睡蓮池と様々な箱庭に必要なアイテムが揃っています。


東屋と吊り橋と花菖蒲


紫陽花と花菖蒲


花菖蒲と石塔
石塔の姿が風景に溶け込んで素敵でした。


古民家風東屋と白い吊り橋
白い吊り橋は白鳥大橋といいます、かってたくさんの白鳥が住んでいたのですが鳥インフルが発生、全て殺処分されました。


睡蓮池に咲く睡蓮




古民家風東屋と石塔と花菖蒲





白い吊り橋と花菖蒲


花菖蒲が咲く頃になると、毎年この菖蒲園に来ます。
自宅から車で行き来するまでの間、気持ちが優しくなります。
懐かしい場所や思い出がある場所を見ながら、ドライブできるからです。

菖蒲園に着くと、素敵なしょうぶ苑が私の気持ちを豊かにしてくれます、
その場所の近くに50年前に数年間住んでいて、風景もあまり変わらず、

お世話になった方々が思い出の中で生きています。

このときも、とても気持ちがやすらぎの中で優しい気持ちになります。

この日は一日至福の時の中で過ごすことができました。




コメント (4)
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高杉晋作の眠る東行庵に眠りから覚めた花菖蒲

2024年06月19日 18時26分16秒 | 菖蒲


山口県下関市の山間の静かな場所に、明治維新の発火点となった長州藩の高杉晋作が
眠る東行庵(とうぎょうあん)があります。


梅雨入り前後のこの時期に、様々な花菖蒲が東行池を彩ります。

高杉晋作は、江戸時代から明治に変わる際に武士ではなく農民などから創設した奇兵隊によって
長州藩を佐幕から倒幕に変え、島津藩とともに明治維新への橋掛かりを作った人です。

これほどのことをわずか29歳でこの世を去るまでになし得た長州の星です。

晋作は、死後奇兵隊のそばで眠るという遺言によります。
下関で晋作を世話をした「おうの(梅処)」は晋作が眠るこの地で晋作が生前「おうの」に伝えていた号の東行の名を取り
東行庵とし終生を弔ったそうです。



東行庵入り口
静かな雰囲気が醸し出されていました。


東行池の中心にある朱橋
朱色の橋の左の池には花菖蒲、右の池には蓮が咲いています。


朱橋の左手の池
緑に覆われた中の花菖蒲


朱橋の右手の睡蓮と錦鯉


左側の池を散策
左の池は一周散策できます。
朱橋の対岸から見たもので、数人の観光者がいました。
朱橋と大きな石塔のコラbが素敵でした。


同上のクローズアップ


散策路
快い木陰の中を散歩できました。


池を一周して花菖蒲と朱橋のコラボ


朱橋の右側の池


白い花菖蒲が水面に映えていました。


東行庵
この家で「おうの」は終生を捧げて晋作を弔いました。


高杉晋作の銅像
池の入り口にあり、2016年に新たにできたものです。
それまでは東行庵のある清水山(しみずやま)の頂上付近にある銅像だけで
一度行きましたが大変疲れました。
銅像の揮毫は元安倍首相です。


高杉晋作は、小説や映画やTVも気がついたものは目を通し、関係ある史跡にもかなり行きました。
その間に高杉晋作という方のイメージが私の中で、すごい人→なりたい人→とてもなれない人と歳とともに変わりました。

また、東行庵は筆者の生まれ育った場所から比較的近いところでしたが、
30年前には車もなく、今のようにナビもない時代で長く東行庵の場所がわかりませんでした。

現在の科学の進歩に感謝です。。

コメント (8)
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深緑の森の奥の花菖蒲園・・・北九州市戸畑区夜宮菖蒲池

2024年06月09日 17時22分33秒 | 菖蒲


北九州市戸畑区にある菖蒲池は深い森の奥にある神秘的な美しい花菖蒲が咲いていました。




菖蒲池が展望できる東屋
目的の菖蒲池から見ると高台にあります。
森に囲われてとても気持ち良く寛げます。




中段から見た菖蒲池
東屋を少し抜けるとはっきりと菖蒲池が見渡せるようになりました。


中段の前側で見た菖蒲池
菖蒲池が緑に囲まれ神秘的に見えます、石橋を境に手前と奥側では花菖蒲の配置のデザインが変わります。


石橋と手前の菖蒲池


奥側の菖蒲池
石橋側から見ています。
池に中にできた島毎に品種が分かれていて池の周りを散策しながら
それぞれの花菖蒲の花姿と名前を見ながら楽しみしました。


奥側菖蒲池
反石橋側から見ています。
遠くに高台にある東屋がありそこからここまで降りてきました。


お気に入り花菖蒲2点
背景が水面の状態が個人的に好みです。

愛知の輝


新紫式部
紫式部は、NHKの大河で放映中です、平安時代のことはほとんど知らないので楽しく見ています。


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戻り道

来た時と違った雰囲気に見えるので楽しみながら戻ります。

手前の菖蒲池と中段


中段までの階段
両サイドはあじさいが楽しめました。


下から見た東屋
天気のよいは後光が指すように見える東屋が気に入っています。



夜宮公園の菖蒲池は高台にある東屋側から深緑の森を抜けながら行くととても素敵です。
ところが菖蒲池の傍を通る道路(なんじゃもんじゃ通り)脇から降りて行けるのですが、
全くというほど雰囲気が出ません。
それで、道路から行くと楽で良いのですが、あえて遠い東屋から見に行っています。


コメント (8)
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花菖蒲と古民家のハーモニー・・・山口県宇部市ときわ公園内しょうぶ苑

2023年06月22日 10時44分40秒 | 菖蒲


山口県宇部市にあるときわ公園内しょうぶ苑は花菖蒲だけでなく
古民家風東屋を初め、白い吊り橋、石灯籠、睡蓮、紫陽花などあり、
それぞれが調和して素敵でした。



この地域は、50年前、数年暮らしていた場所で懐かしさも加わり
花菖蒲の咲く時期には、自宅から車で片道2時間かかりますが、
都合がつく限り来ることにしています。



しょうぶ苑入口
紫陽花に囲まれた「菖蒲苑」の雰囲気が素敵です。
グーグルなどにはひらがなの「しょうぶ苑」になっているのでこちらに合わせました。


紫陽花としょうぶ苑内
しょうぶ苑入口を抜けるとパッと視界が広がりました。


花菖蒲と白い吊り橋
花菖蒲と白い吊り橋が調和していました。


花菖蒲と石灯籠
石灯籠の風情が睡蓮とよく似合います。


花菖蒲と古民家風東屋
白い花菖蒲が古民家風の東屋と溶け込んでいました。


花菖蒲と古民家風東屋と白い吊り橋
花菖蒲と古民家風東屋と白い吊り橋の勢ぞろいでベストビューです。


しょうぶ苑入口
しょうぶ苑内から見たところ


古民家風東屋と石灯籠と睡蓮の池
東屋と石灯籠が睡蓮の池を挟んで情緒たっぷりでした。


綺麗所の花菖蒲
沖津白波(おきつしらなみ)


月の浜辺(つきのはまべ)


睡蓮


50年前に暮らした場所に懐かしさだけでは出向くことはありません。
当時は、ときわ公園内にこのしょうぶ苑はなく、森林の状態で白い吊り橋もありませんでした。
素敵なしょうぶ苑を造っていただき感謝です。

花菖蒲を楽しみ、若かりし昔を懐かしんで至福の一日を過ごすことができました。

コメント (12)
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晋作の眠る池で静かに咲く花菖蒲・・・山口県下関市東行庵

2023年06月17日 11時21分31秒 | 菖蒲

山口県下関市の木屋川(こやがわ)を少し山手に沿って少し行くと、
明治維新で大事な役割をした高杉晋作(号:東行)が眠る東行庵があります。



緑に囲まれた東行池に咲く花菖蒲を鑑賞しながら散策しました。

花菖蒲だけでなく睡蓮、朱橋、石灯籠、錦鯉などもそれぞれ調和して楽しませてくれました。

例年、花菖蒲の咲く頃にこの東行庵に来て高杉晋作の偉業を偲び、
終生弔いをした谷梅処(たにばいしょ:高杉晋作の愛妾おうの)の住まいを見て
当時の激動の日々を忍んでいます。

また、東行庵に建てられた高須晋作像に揮毫をした元総理大臣 故安倍晋三さんを忍びました。


東行庵入口
石碑と後ろは休憩所


東行池の花菖蒲
周囲の緑に守られているように見えました。


朱橋と花菖蒲



睡蓮
花菖蒲の咲くエリアの向こう側にあります。


東行池の対岸から撮影
花菖蒲、大石灯籠、朱橋がそれぞれ調和して素敵でした。


朱橋と花菖蒲


花菖蒲


花菖蒲と錦鯉


高杉晋作像
像の下の額は、元総理大臣 故安倍晋三さんによるものです。


東行庵
終生を晋作の弔いに捧げた谷梅所尼の住まい


東行庵の裏門
石造りの門が珍しいです。


東行庵の裏庭


花菖蒲の名所は数多くありますが
明治維新という激動の時代を駆け抜けた高杉晋作の眠るところということで特別に思い入れがあります。

現在、北九州に住んでいますが、山口県出身で20歳まで下関に近いところで育ちました。
明治維新の歴史を知ると、高杉晋作さんの偉業はすごいと思い、一層東行庵に足を運ぶようになりました。

コメント (13)
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