はまってしまいました。
時代小説はあまり読まなかったのですが、妹がJA職員で
『家の光』という、農家向けの雑誌を購読しているのですが、
その中に読み物として連載されているのが『おそろし』という
宮部みゆきさんの時代小説だったのです。
私も妹に借りて雑誌を読んでくうちに、おもしろくて毎月
楽しみになりました^^
なので先日本屋で、宮部さんの時代小説を買いました。
『幻色江戸ごよみ』・・新潮文庫
下町の人情と怪異を四季折々にたどる12編。
切なく、心暖まる小説。
との宣伝どおり、すばらしい作品でした。
宮部さんの本はどの小説でも、優しくて切ないお話が多いけど
現代ものより時代小説のがあってるかも☆
『理由』、『火車』、『模倣犯』、『クロスファイア』・・など、どれも
有名だけど、私はそれよりもこっちを推すなぁ。
なんていうのかな。ありきたりの誉め方になってしまうけど、
人間の思い、生き方をうまくとらえているというか・・。
昔の貧しい時代ならではの哀しいお話が、リアルに感じられる
あたりが、すごいなぁって思ってしまいます。
特に『器量のぞみ』がよかったな♪
不器量(早く言えば不細工)で大女のお信が、評判の美男子に
見そめられた。その理由とは、あら恐ろしや・・。
とあらすじに書かれてる通り、ちょっぴり怪異話もあったりして、
私好みのお話です。(このお話はハッピーエンドです。)
時には、やりきれない哀しいお話もあるのですが、宮部さんが
書くと重くなく、切なさを感じてしまいます。
今の私達の生活からは想像しにくいけど、子供が口べらしの
ために8歳くらいからお店に奉公にだされたりするのは、親も
子供もつらかっただろうな。。。
生きるって大変なんだな・・と思えます。
今は自分である程度、道を選択できるもんね。
幸せな時代の筈なのに心が病んでる人が多いのは、どうして
なんだろう・・?
犯罪はドンドン悪質になっていく。
貧しいのは心のほうなのかな。
ちょっぴりいろんな事を考えさせられる本でした。
時代小説はあまり読まなかったのですが、妹がJA職員で
『家の光』という、農家向けの雑誌を購読しているのですが、
その中に読み物として連載されているのが『おそろし』という
宮部みゆきさんの時代小説だったのです。
私も妹に借りて雑誌を読んでくうちに、おもしろくて毎月
楽しみになりました^^
なので先日本屋で、宮部さんの時代小説を買いました。
『幻色江戸ごよみ』・・新潮文庫
下町の人情と怪異を四季折々にたどる12編。
切なく、心暖まる小説。
との宣伝どおり、すばらしい作品でした。
宮部さんの本はどの小説でも、優しくて切ないお話が多いけど
現代ものより時代小説のがあってるかも☆
『理由』、『火車』、『模倣犯』、『クロスファイア』・・など、どれも
有名だけど、私はそれよりもこっちを推すなぁ。
なんていうのかな。ありきたりの誉め方になってしまうけど、
人間の思い、生き方をうまくとらえているというか・・。
昔の貧しい時代ならではの哀しいお話が、リアルに感じられる
あたりが、すごいなぁって思ってしまいます。
特に『器量のぞみ』がよかったな♪
不器量(早く言えば不細工)で大女のお信が、評判の美男子に
見そめられた。その理由とは、あら恐ろしや・・。
とあらすじに書かれてる通り、ちょっぴり怪異話もあったりして、
私好みのお話です。(このお話はハッピーエンドです。)
時には、やりきれない哀しいお話もあるのですが、宮部さんが
書くと重くなく、切なさを感じてしまいます。
今の私達の生活からは想像しにくいけど、子供が口べらしの
ために8歳くらいからお店に奉公にだされたりするのは、親も
子供もつらかっただろうな。。。
生きるって大変なんだな・・と思えます。
今は自分である程度、道を選択できるもんね。
幸せな時代の筈なのに心が病んでる人が多いのは、どうして
なんだろう・・?
犯罪はドンドン悪質になっていく。
貧しいのは心のほうなのかな。
ちょっぴりいろんな事を考えさせられる本でした。