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オシアナス修理

2014-09-02 00:08:20 | 腕時計
今から10年近く前に初期のオシアナスを購入して使っていました。普段は機械式の腕時計をする事が多いので、置きっぱなしになっている事の多いこの時計ですが、7月に手動で針の基準位置の修正をしている時に止まってしまいました。置きっぱなしで恐らく充電不足によるバッテリー切れと思い、3日以上太陽光でチャージするも動かないのです。メーカーのHPで品番を確認すると、既に修理受付の品番からは外れていました。そこでいつもお世話になっている時計店(地元では大手)で修理対象品番ではなくなっているので二次電池だけ交換するようにメーカーに送ってもらいました。メーカーからの回答は部品が無いので直らないとの事でした。商品が帰ってきたのは3週間以上経ってからでした。ネットで色々調べると、自分で二次電池を交換した人も結構いるようです。どうせ動かないのなら自分でやってみようと思い、まず機械が壊れてなくて動くかどうかのチェックのため、ボルトは若干違うのですが、ボタン電池を購入し入れ替えてみました。
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250円程度でした。すると動くではありませんか。
あとはソーラーセルや充電の回路がやられてなければ大丈夫と確信を持ちました。二次電池はAmazonで送料込みで1600円ほどでした。


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いよいよ交換です。まず裏蓋を精密ドライバーで開けます。


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デジタルなので中は比較的シンプルです。被さっているプラスチックのカバーと恐らくメカのズレ留めの詰め物を外します。

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いよいよ電池のセットです。電池押さえカバーはラッチで止まっていますので、精密ドライバーのマイナスで引っ掛けて外します。

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電池をセットしただけでは動きません。リセットが必要ですのでゼムクリップを伸ばしたもので(ー)とAC(オールクリア)の接点をショートさせます。


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後は逆の手順で組み立てます。その後針の基準位置をセットして、電波を受信すれば完了です。
充電出来ているかどうかは今の時点では確認出来ませんが、恐らく大丈夫だと思います。

メーカーも電池の交換くらいはしてくれればいいのにと思いますが、対応マニュアルにはそういうイレギュラーはダメなんでしょうね。最近のメーカーは融通が利かなくなりました。諦めて新しいのを買わせようと言う魂胆なのかと疑います。もう少し消費者の立場に立った対応が必要だと思いますよ。
私は自分でやりましたが多くの人は、諦めるでしょうね。気に入ったものを長く使う文化が日本には何時しかなくなってしまった気がします。我々消費者も直に買い替えたり廃棄しないで直しながら長く使う姿勢が必要なのかも知れませんね。



CYMAの腕時計

2012-04-05 23:17:09 | 腕時計
アンティークと呼んでも良いくらいの1960年半ばの時計です。
父親が海外出張の時に買ってきて使っていました。当時は固定相場
の時代で1ドル=360円でした。私へのお土産はパーカーの万年
筆でした。
その時計を今から7年ほど前に父親から譲り受け使っていました。
譲り受けてすぐにオーバーホールをしたのですが、最近遅れ始めた
ので、2度目のオーバーホールに出し今日帰ってきました。
スイスのCYMA製ですが、今なお現存する歴史あるメーカーです。
60年代にはネイビースターを出し人気があったそうです。この時
計も同シリーズです。最近ではクオーツやミリタリーを販売してい
るようです。
大切に使いたい私のコレクションです。


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