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陽のあたる介護・・・そして約束の場所へ

誰かの為に何かの為に生きる事が本当の幸せなのかもと感じる今日この頃・・・やはりいつも誰かの笑顔を見続けたいからだと・・・

続・親と愛犬との介護日誌

2019-11-15 13:02:59 | 日記

 

親父が亡くなり来月で一年・・・・・・

早いのか・・・・・・遅いのか・・・・・新聞広告のおせち料理に「今年どうするおせち?」と母親に聞いてやっぱり必要だねと返答はあったが・・・このあとのやり取りで・・・・・

 

 

僕「2人だからそんなに多い量じゃなくてもいいかもね」

 

母「・・・・・??」

 

僕「だって親父いないじゃん」

 

母「そうだった・・・・亡くなったんだよね」

時にどうやら親父が亡くなっていることを忘れているものなのか・・・受入れられていないものなのか・・・

 

きっと昨日の母親の光景を見た第三者の人がいるなら間違いなく「パジャマを着た女性高齢者が徘徊してます」と思う行動が昨日ありましてね。

 

昨日はとても風が強く吹いていまして・・・・僕がラジオの収録から帰ってきて家の前に着いたとき母親は薄着でパジャマのままで強風が吹いている中、裏庭でウロウロしているのが見えましてね。

 

車を止めて近づいて聞いてみると、どうやら窓から鳥を見ていたが、強風で裏庭のイスやら鳥のえさ箱やらが飛ばされたようで・・・・それを「直すため」「飛ばないよう位置を変えに」「見えなくなったイスを探しに」「近所に迷惑がかからないように」など・・・・

一見みれば・・・間違いなく「徘徊」と思われてしまう行動と格好ですが「理由」は明確である。

そのあとが・・・「苦しい」と胸を押さえながら表情が変わりましてね。

 

最近は明け方に目が覚めて・・・窓からビールを飲みながら鳥を眺め・・・・・6時30分くらいに二度寝をし・・・・・夕方に目が覚めて・・・・・何かを食べて・・・・・また寝る・・・・。このリズムが基本となり、その中で親父の写真を整理し始めております。

 

たまに・・・・申し訳なさそうに・・・「お寿司が食べたい」「鱈の乾物がたべたい」と・・・・。

息子から一言いうのなら・・・・・・「好きなように生きてください・・・それはわがままではないですから」