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ロケッツで好調クリスチャン・ウッドの苦い過去「ドラフトで指名されなかったら彼女を失った」

2021-01-05 14:37:07 | バスケットボール 和訳

今回は記事の和訳です。


 

 

ヒューストン・ロケッツのクリスチャン・ウッドは今では笑うことができていますが、5年前の2015年6月の彼は今とは大きく違う状況でした。19歳のウッドはドラフトで指名されないどころか、さらに悪いことが待っていました。

 

ヒューストン・ロケッツと3年4100万ドルの契約にサインした後、ウッドはロケッツとうまく適合しています。彼は素晴らしいオフェンスで注目に値する活躍をしています。ウッドは、ハキーム・オラジュワン(1980,90年代にヒューストン・ロケッツで活躍した選手。1994,95年にNBAチャンピオンに輝き2年連続でファイナルMVPを獲得した)以来ずっとビッグマンからは得られなかったスペーシングをチームに与えています。まだシーズンの早い段階ですが、彼はチームに本当の違いを生み出していることを証明しています。

 

ウッドはディフェンスでまだ改善できることはありますが、良いディフェンダーになるための素質はあります。彼が本当に良いディフェンダーになることは絶対にないかもしれませんが、彼の運動能力、リバウンド、そしてペリメーターでのディフェンスに切り替えて守る能力は貴重なものになるでしょう。

 

ウッドの存在は、ジェームズ・ハーデンがこれまでに組んだなかで最高のオフェンシブビッグマンとプレーしていることを意味します。ジョンウォールと並んで、このデュオはプレーオフで大躍進するための「レシピ」になるかもしれません。

 

〈クリスチャン・ウッドがドラフトの日に起きたことを語る〉

 

ウッドは、2015年NBAドラフトで1巡目後半、最悪の場合に2巡目で選ばれると予想されていました。彼は指名されることはなく、すべてのチームが彼の前を素通りしました。その夜に味わった彼の絶望は、ガールフレンドに捨てられたときに最高潮に達しました。

 

 

「その夜、僕はガールフレンドも失いました。ドラフトの後、私は彼女を空港に降ろしたら二度と彼女に会うことはありませんでした。」

 

ウッドは、シーザーズ・パレスで彼を祝うために待っていた家族の前に失望した様子で戻ってきました。再建時代の最悪のシーズンを迎えるフィラデルフィア・セブンティシクサーズがウッドを迎える前に、彼はロケッツのサマーリーグチームと契約しました。10勝72敗を記録したチーム(セブンティシクサーズ)からも解雇されてしまい、ウッドはCBA(中国の男子プロバスケットボールリーグ)でプレーするために中国に向かいました。

 

NBAでホーネッツ、ペリカンズ、バックスとチームを飛びまわって少ないプレー時間しか獲得できなかった後、ウッドは昨シーズンデトロイト・ピストンズで一定の役割を果たしました。ウッドはデトロイトで62試合出場、平均13.1得点、6.3リバウンドを記録しました。彼は今年、20得点、10リバウンドの平均ダブルダブルを記録しそうです。


今シーズン、ウッドはロケッツと3年4100万ドルの契約を結び平均23.8得点、10.8リバウンド、2.0アシストを記録しています。

 

ドラフトで指名されなかった彼は絶望し、母親にこう漏らしたそうです。

 

「母さん、ごめん。僕は失敗作だ。」

 

ウッドの母親はこう彼に返しました。

 

「あなたは失敗作じゃないわ。ドラフトで指名されなかったからといってあなたが失敗作になるわけじゃない。神はあなたのために不思議なやり方で働きかけるの。あなたが今するべきことは頭を高くあげることよ。頭を上げて涙を拭くの、なぜならあなたのキャリアはこれからどんどん先に進んで大丈夫になるから。」

 

母親の言葉に後押しされた彼は自分を信じ諦めずに来た結果、今シーズンロケッツで素晴らしい活躍をしています。

 

今後も彼の活躍に注目です。

 

それでは失礼します。


 

今シーズン、クリスチャン・ウッドと同様に素晴らしい活躍をしている

ステフィン・カリーについて書いた記事もぜひ読んでください。

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引用元:

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The SportsRush

 

 

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不調のルカ・ドンチッチ「足が疲れている」

2021-01-05 06:17:26 | バスケットボール 和訳

今回は記事の和訳です。


 

 

2020-21NBAシーズンが始まってたった4試合かもしれませんが、ルカ・ドンチッチはかなり不吉なスタートを切っています。

 

ダラス・マーベリックスのスターフォワードは、3ポイントショットを2/21本(9.5%)しか決めておらず最悪のスタートを切りました。参考までに、クリーブランド・キャバリアーズのセンターのジャベールマギーは今シーズン3/5の確率でスリーを決めています。

 

ESPNによると、ドンチッチはシーズンの最初の4試合でリーグ全体で2番目に悪い3ポイントショット確率(最低20回のシュート試投)を記録しており、ウォリアーズのケリー・ウーブレ・ジュニア(今シーズンは2/21本)に次いでいます。

 

ドンチッチは2試合連続でスリーの確率が0/5本となっています。日曜日のロサンゼルス・クリッパーズ戦でマーベリックスが51点差をつけて勝った試合ではそれほど問題ではありませんでしたが、水曜日の対シャーロット・ホーネッツ戦で、ドンチッチは自身のダラスでのキャリアで最悪の試合をしてしまい、118-99で試合に負け、24分でわずか12得点、5アシスト、そして3ターンオーバー(攻撃側のミスによって攻守が変わること)を記録しました。その試合で外してしまったスリーポイントショットのうち2本は、リングに当たることすらなく空中を通過しました。

 

NBA史上最短のオフシーズンの後、身体のコンディションはリーグに在籍する選手全員にとって大きな懸念事項でした。ドンチッチがまだ完全には回復しておらず、元のようにプレーできる状態になる必要があるという可能性は考えられます。

 

水曜日の(ホーネッツ戦の)敗戦後、彼は「足が本当に疲れていると思う。」と語りました。 「しかし、それは言い訳にはならない。」

 

「明らかに僕はもっとうまくプレーしなければならない。」とドンチッチは付け加えました。「僕は3シーズン目を迎えて21歳だけど、しっかり改善することができる。僕はまだ多くのことを証明できるから、毎日ショット練習に取り組む必要がある。ショット練習に取り組めば、結局ショットは入るようになる。それが僕の考えです。」

 

実際、ドンチッチは試合後にコートに戻って何本かショットを打っていましたが、それは私たちが若いスーパースターに対してやって欲しいことでもあります。ドンチッチが自分の言ったことに対して責任を果たしているのを見ることができて良かったです。

 

 2020-21NBAレギュラーシーズンは72試合に短縮されているため、マーベリックス(1勝3敗)はドンチッチにすぐに1つ乗り越えてもらう必要があります。ダラスにとって良いニュースなのは、マーベリックスのリック・カーライル監督によると、(右膝の怪我で離脱していた)クリスタプス・ポルジンギスが制限なしで完全に練習に戻ることができ、数週間でチームに戻ってくる可能性があるということです。それはドンチッチの負担を軽くし、彼が自由に動けるようになってリム(リング)を見やすくすることになるはずです。

 

 


(元記事は2020年12月31日に書かれたものです。現在マーベリックスは2勝4敗でウエスタンカンファレンス15位で最下位です。)

 

今シーズンのドンチッチは5試合出場、平均24.4得点、7.6リバウンド、6.4アシストを記録しており、極端に悪い成績を残している訳でははありません。

しかし、スリーポイントショットの確率が16%と極端に低くなっています。

 

彼の不調の原因としては、オフシーズンが極端に短かったことが影響していると考えるのが妥当です。

また昨シーズンプレイオフを戦ったいくつかのチームは、今シーズンスロースタートを切っていることから、身体のコンディションが整っていないまま戦っている選手は多数いるでしょう。

 

オフシーズンの短さが今後NBAの勢力図に大きな影響を与えるかもしれないと考えると、意外なチームが上位シードとなってプレイオフに入るなんてことも普通にありそうで、今後もNBAを見逃せません。

 

それでは失礼します。


引用元:

OGPイメージ

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