こんにちは、NAKA松です。
今週開催致します、見学会のご案内をさせて頂きます!
が今週末のイベントになっております。
内容にも書いてありますが、餅投げの歴史と由来を少しご紹介致します。
上棟式での餅まきは、「散餅銭の儀」という災いを祓うための儀式の中で、餅と銭をまく事がもとになっているようです。
家を建てることは大きな厄災を招くという考えがあり、その厄を避けるために餅や小銭をまいて
他人に持って帰ってもらうという説があります。
古い時代には、家を建てるということは、(地域)の共同体による共同作業でした。
「家を建てる」=「富がある」ということの象徴で、その富を地域の共同体で分け与えることで、
厄災(家を建てられない人の嫉妬も有ったと思います)を避けるために、
神饌であり保存食でもある『餅』や富の分配の形としての『小銭』をまく(分配する)ことが、
地域の共同体の中での生活を円滑におこなうための習慣だったようです。
平安時代から鎌倉時代にかけて上棟式そのものの習慣が広まり、
一般庶民も行うようになったのは江戸時代からだそうです。
味方の区別無く、一同に介したらおめでたいということで、源平合戦の際に、
赤と白の旗印に分かれて戦った事が由来しているという説が有力です。
また、赤色が赤ちゃん、白色が死や別れを意味し、その2つの色を組み合わせることによって、
人生そのもの(人の一生=ハレの舞台)を表しているからという説も有ります。
中国では、赤はめでたい色として有名です。
日本人の感性、美意識も関係しており、要は白色と赤色を組み合わせる事で、
赤い色が最も美しく爽やかになると感じたようです。
世の中には知らない事ばかりですね!!
日々勉強になります!!