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佑のWebLOG
いろいろなログを残していきたいです

自由と安全

2005年07月06日 22時10分48秒 | ひとり言
自由には危険が付きまといます。
不自由にはある程度の保護が付くはずです。 それを「拘束」と呼ぶかもしれません。

ある、シェアウェアソフトがトロイの木馬として認定されました。

不正なライセンスキーで“トロイの木馬”が発動するシェアウェアが公開停止に (窓の杜) - goo ニュース

シェアウェアソフトとは、それを使いたいときにはいくばくかのお金を払う必要があります。
そうすることによって、フリーソフトより多機能なものを使えたりします。

シェアウェアソフトを使うには、お金を払って、レジストキーを取得する必要があります。
そのキーを入力することによって、「試用版」から「製品版」になります。
悪い事をする人は、そのキーをお金も払わずに手に入れてただで製品版として使ったりしてしまうようです。

シェアウェアソフトとは本来、お金を貰う事によってそのソフトの価値を高める事が目的であると思っています。
もちろんフリーウェアソフトにも価値の高いものはたくさんありますが、作る側としては、お金をもらうことによりそれなりの責任を負うことになるはずです。
そうすることによって、より良い物が作り出されソフトの価値が高まります。

ですが今回は、不正使用対策をしたいがために、トロイの木馬を仕込んでしまったようです。
確かに、折角自分の作ったシェアウェアソフトをお金も払わずに使われてしまうのは気分が悪いと思います。 不正使用している人たちがちゃんとお金を払っていたらかなりの金額になることでしょう。
もちろん、一番悪いのは不正使用する人たちです。
でも、だからと言って、わざわざ自分の作ったものの価値を下げるようなことをすることは本末転倒です。

今回の事件によって、オンラインで発表されるソフトウェアは、スパイウェアもバックドアも含まれないことが証明されないと手を出しづらくなってしまいそうですね。
杞憂だといいんですけれどね。 そうなった場合、代償は大きいですね。

詳しくは此方(Vocal Cancelがウイルスな件について。)

まとめサイト作成者 鯨田 氏のBlogヤること成すこと日記帳。: 「Vocal Cancel」の件について思ったこと。にトラックバックです。
コメント
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