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B:belief

B:belief

最近、とても眠くて、眠くて、そして本当に寝てしまって、時間の喪失を嘆いている今日この頃です。

でも、モットーであった「やりたくないことはやるべきではない」を最近緩和して、
「1パーセントでもやりたい気持ちがあったら、99パーセントやりたくなくてもやりましょう。」
になりましたので、

無事締め切り間際にbelief=信念に関する原稿を書こうと思います。

近々続編を発表しようとしている「ジュリエット」も少女が信念を貫く話ですし、
小学校6年生のときの卒業アルバムにも好きな言葉として「信念」を書いていました。

こないだふと好きな映画をずらりと並べてみたりしましたが、
「芙蓉鎮」「ニュールンベルグ裁判」「70年目の審判(テレビ映画)」「独裁者」とか、
信念を感じさせるものが好きです。

普通にエンタテイメントやコメディーも好きですけれども。

ワンピースでもここの中にある1本の槍にたくさんの武器が敵わないこともあるとゼフがルフィーの信念を例えてサンジに話すところとか、
チョッパーにルフィーがこの海賊旗(ほこり)は折れねえーってドラム島で言う話は好きです。


余談ばかりで、ただの近況ブログのようですが、書き留めておきたいので一つジャンプの話を。

今年高校生になられたYOU企画のお客様から質問がありました。

高校の演劇部に入ったが、先輩からジャンプは基本だ、みたいなことを言われたそうで、
僕も漫画が好きだと言うことを彼女のお母様に話したことがあったので、
演劇をやる人はみんなマンガ好きなんですか?

と、いうことだった。

これはしかと答えねば、と大体次のように書いた。
僕に関して言えば、同じ時代に住んでいる人に向けて作品を創るしかないし、僕の作品は同じ時代の人しか観られない。
だから、この時代に大勢の人が見ているものがあるなら出来るだけそれを見るようにしていて、ジャンプもその一つだ、と。

これもまた、以前このブログで書いたことだけれど、信念ですね。

同時代の人に向けて作品を創る。


やっぱり信念は、その人が作る作品に大きな影響を及ぼします。

卑近な例ですが、僕はタバコは害悪だと思っているので、それをカッコよく吸うシーンを僕の作品には登場させたくありません。
(チェロとケチャップでは蝋燭に火を点し、ウイスキーを飲ませました)

あるいは十字架は僕にはどう見ても拷問の道具に見えてしまうので、なるだけ使いません。
(ジュリエットでは、神父は先生に置き換えられていました。)

と、いうように細かいところでもそういうことはあります。

結局、創り手の芸術観や、世界のものの見方が反映されていくのが作品なんだと思います。

それが柱になっていて、手段として僕は「物語を伝える」ということをやりたいな、と今思っています。

そうそう、最近妹にお兄ちゃんは自分が一番正しいと思っていると指摘されまして、
「当たり前だ。自分で正しいと思えないことを言葉として世に放つわけにはいかないだろう」と答えました。
まあ、私の信念ですね。
言うことは一応検証して世に出したいです。

あー、だから多分、あのツイッターってやつはどうしてもやるきにならなくて。。。

まあ、妹の言いたいことは別にあったようで、それはちゃんと聞き、よい話し合いができました。
プチ反抗期に思えていましたが、むしろ大人になった証拠なのでしょう。
いや、ほんと18歳なんかになるとは思いもよらなかった。

僕が30になるんだから、12個離れている以上当たり前なんですけれども。
これも面白い話で、最近「えー、まだ30歳なん?」といわれました。
まあ、あと2週間を切りましたが、まだまだ青少年活動センターを使える年です。

えーまた、余談に流れてしまいました。

結局、信念とはいかに生きるかであり、世界とどう向き合って、他者とどう関わっていくかということの指針、というよりはむしろ生き方に滲み出てくるものなのかな、と思います。

今年、なかなか自転車操業で生活費をやりくりする中で、やっぱり作品を創りたいな、と思いました。

いろいろハプニングもありましたが、どうやら一つの企画は若い俳優さんたちを勝ち得て、送り出せそうです。

詳細が決定しましたら、プロデューサーの方から発表されるでしょう。

恐らく8月か9月ごろ、過去の作品の再演となります。

あー、早く稽古したいなあ。
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