聖書に「真の友はいかなる時も友であり、苦難の時のために生まれた兄弟である」とあります。
私の名前なのですが、なぜだかYOU企画もといYOUーPROJECTという劇団名なので、「友」が「ゆう」と読むと間違えられがちです。
昔まだ実家にいた頃、「ゆう君いますか?」と電話がかかってきたらそれは詐欺だという話を家族にしていました。
ただ、上記劇団名もそうなんですが、細かいマイナーチェンジをして来ていて、かつて俳優を目指していた時に、漢字は松浦友で読み方だけ、松浦ゆうとしようと思っていて、本当にごく一部にはそう名乗っていました。ちなみに文学座出身の俳優さん、内野聖陽さんも芸名を本名でなくよく読まれる方に変えられたようですね。
さらにちなみに、「友」という名前の女優さんに長野県の松本市民劇場でお会いしました。僕より若く綺麗な女性の方と同じ名前っていうのも不思議な気がしました。
加えて、私のペンネームがまたクスキユウと言いまして、処女作の主人公楠木悠(くすのきゆう)から取られていまして、これまたユウと読む人が増える・・・。
じゃあもういっそのこと「ゆう」でいいじゃないかと思われるかもしれませんが、演出家は本名でやっています。時々おどけて「自分は芸能人」と言いますが、本来は市井のしがない演劇職人みたいなイメージですので、やっぱり今までの人生経験を作品に打ち込んでいますので、やはり「とも」と名乗りたいわけです。
いっそ作家で売れたらまた違うのでしょうけれど。(今年は何本も書いて賞に応募しまくろうと思っていましたが結局二本書いて一本応募で終わっています・・・)
と、いうことで名は体を表す、と言いまして、やはり自分の名前は作っていくものだな、と思います。最後も聖書の引用です。「名は良い油に勝る」
最近の「演出者の目」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事