🍀よつばブログ🍀

よつば体育教室の出来事やお知らせ、保護者の方に伝えきれなかった内容などのブログです!

幼児のマラソン

2021-11-13 14:58:46 | 日記
スピードを出しすぎたり、ペース配分がわからないため、最初にとばしてしまい途中で走れなくなって、マラソンはしんどいなというイメージを持つ子どもは多いのではないかなと思います。どうしても友達に抜かされたくない気持ちからペースがつかめなかったり、大きく遅れてしまったことに対してやる気をなくしてしまったりと理由はそれぞれですが苦手になってしまう子がいるので、まずは速いスピードで最後まで走り切るを目指すのではなく、そういった子を指導+フォローしながら、決められた時間または周を歩かず止まらず走り切ることが大切です。そしてそれぞれに頑張ったポイントがあると思うので、それに気づき、言葉にして伝えることで、マラソンは苦手だなというイメージからここはできたんだ、まずはこれでいいんだという気持ちに切り替えてあげます。例えば苦しいけど最後まで頑張った子がいたり、とにかく一番になりたくて頑張った子がいたり、最後で一人になって嫌だけど頑張った子がいたり、先生が言ったとおりにまずはゆっくりのペースで走りきったりとマラソンをしている中で褒めるポイントはたくさん出てくると思うのでそこに気づくことが最初の一歩となります。そして走っている時の声かえも大切で子どもが頑張れる声かけや楽しみながら走れるように冗談を言ったりなど「マラソンは苦しい」というイメージを最初はとっていき、次第にもっと早く走りたいという気持ちを作っていけると自然と体力もつきペースも上がってきます。
このような形でよつば体育教室では少しずつマラソンの指導をしていこうと思います。


初期の縄跳びでつまづくポイント

2021-11-02 21:37:09 | 日記
今回はいつもLINEで送らせてもらっている内容をブログにしました。
もしよければ、お付き合いください。

○お便りコーナー
少しずつ寒くなってきましたので、今後は縄跳びやマラソンといった運動量の多い種目をメインとしてやっていきます。
前回お伝えした通り、なわとびは個人差が出やすい運動のため、お友達と勝手に比較してしまったり、うまくいかないことで心が挫けやくくなったりすることがありますが、できていることや頑張っていることを適切に評価して気持ちを強く持てるように指導していきます。また、うまくできる子は質を上げながら、どんどん次に進めるようにしていきたいと思います。
今回はなわとびでよくつまずくポイントについて簡単三つほど説明します。
※通常は縄を手首で回して跳びますが、幼児ではこの手首で縄を回すというのが難しいため、最初は腕そして肩も使って縄を回して跳ぶ練習をしていきます。
①縄を回すのと跳ぶのが同じになってしまう。
本来は縄を回してから、その後に跳びますが、跳ぼうと意識するあまりこれが一緒になってしまい縄が足にぶつかります。この跳び方で下を向いて跳ぼうとすると顔から地面に落ちる場合があるので、声をかけながら気をつけてみてあげてください。
②肩が回らない
準備運動で肩回しはできるのに、縄を持った途端回らなくなってしまいます。それは、一回跳んだあとに後ろから肩を回そうとしてしまうからです。文章での説明は少し難しいですが、気をつけをした状態から後ろに腕を回そうとしても途中で止まってしまい、それ以上肩は上がりません。手首を返して体の横から腕を上げるようにしないとうまくいかないはずです。これが準備運動なら自然にできるのに、縄を持った途端、意識してしまいうまくいかない子が多いです。
③縄を回すのが早い
先ほどの②とつながっているのですが、うまく肩が回らないために縄を体の前に回そうとするときに、肘を曲げた状態で顔の横で構えを作りそこから勢いで縄を回そうとしてしまいます。そのため縄のスピードが早く、タイミングがずれてうまく跳べません。年少さんであればとりあえずそのやりかたでもそこまで力がないためちょうどいいスピードになるかもしれません。ただし連続とびにはつながらないです。
その他にも細かいポイントはいくつかありますが、また授業で子どもたちの動きを見ながらその都度指導していきます。もしおうちでも縄跳びをする場合はぜひ楽しい雰囲気の中でやってあげてください。正解ばかりを教えたり、子どもにやらせようとするのではなく、うまくいかないことに対して一緒に解決の道を探してあげたり、お母さんも一緒にやってみたりなどして、まだできないことへの取り組みや挑戦が苦痛ではなく、楽しい事であると思えるようになったり、できたときにみんなで喜べたりすることで、もっと上手になりたいという欲が出て、自主的に学ぼうとしたり、練習しようとする気持ちを育てることができると思います。
もしよければ、参考にしてみてください。