撮影 2011年5月午前 『蒲と廃屋』 三重県熊野市金山地区にて
< 蒲(がま >
別名ミスグサ(御簾草)、水辺に生えます。
別名のミスグサは,葉や茎からすだれやむしろを作ったことによります
穂の茶色い部分は雌花で,雄花はその先につきます(フランクフルトソーセージみたい)。
秋になると綿をほぐしたようにほころびて,風に吹かれて綿毛のついた種を飛ばします。
ガマの花粉は止血、利尿の漢方薬になり、
『古事記』によると因幡の白兎が「蒲の穂にくるまりなさい」と大国主命(おおくにぬしのみこと)に
教えられ蒲の穂にくるまり、花粉で止血して傷を治したらしい。
我が地方でも郊外の山里や農村地区でも高齢化、後継者不足により
人が住まなくなって荒廃した廃屋をよくみかけます、
この地方を訪れ気候や自然環境に感銘して都市部より移り住む人達の
話も効きますが、過疎かは大きな問題です。