撮影 『蔦に絡まれた廃屋』 三重県熊野市紀和町大栗須地区にて
< 蔦(つた)>
落葉性の植物で、まきひげの先端が吸盤になって、基盤に付着する。
無理やり抜いた場合はポツポツと吸盤だけが残る。
夏には5枚の緑色の花弁を持つ小さな花をつけ、、
秋には葡萄に似た黒っぽい実をつけ、また秋には葉が色づく。
昔は蔦を“あまずら”と呼び、早春につるを切って樹液を集め
煮詰めて甘味料を作ったようです。
蔦は別名「アイビー」とも呼ばれ、
ローマ神話に出てくる“不死の神バッカス”が冠っている冠は
月桂樹とアイビーでできている。
『蔦のからま~るチャペ~ルで・・・』とペギー葉山さんの『学生時代』
の歌詞にも登場するくらい蔦は装飾として利用される事も多く、
塀や壁、門柱などに多く見ることがあります。
夏など涼しそうでなかなか良い雰囲気がします。
立教大学池袋キャンパス本館、札幌市農試公園ツインキャップ、
阪神甲子園球場など蔦との調和が美しい代表する建物のようですね。