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母の供養 ママごめんね😢

2021-03-04 23:23:06 | 日記
令和になって10日ばかり過ぎた日に、かねてから入所していた老人施設にて母は静かに逝きました。

母とは子供の時に別れてなん十年と、行き来が無かったのですが、母が60歳を越えた頃、母の方から便りがあり、再会からその後交流が始まりました…

父方の祖母に育てられたわたしは、祖母からすれば嫌いな嫁の悪口を言いたくなるのは当然で、母親は「薄情者」として、小学生の私はかなり刷り込まれてしまっていました…
祖母も父も亡くなり、母も70歳、80歳と年を重ねるうち、認知症となり、自分が子供だと思う「見当識障害」から娘の私が、母親の母親、つまりお祖母さんの友達と勘違いして、祖母のお話ばかりしていました。

母にしてみれば、自分の母親の思い出がとても濃かったのか、私がその祖母の友人に見えたらしく母も小学5年生くらいの子供になっているような見舞いに日々の会話でした。

症状がおかしいと連絡が来て駆けつけたときには既に息は止まっていました…

何故か、普通の親子のようなふれ合いが出来ず、亡くなった頃は、母の人生を切なく思い悲しむ気持ちはあったものの、共に暮らしていた姑を亡くしたときより、悲しみは大きくなかったと思って来ましたが、時間が経つにつれ、又、母の過ごしてきた年齢を私が追いかけるように重ねていくにつれ、母の切なさや哀しみが思い出され、この度3回忌の供養の時期になって、子供として、なんと言う薄情な関わりをしてきたんだろうと、今更ながら、申し訳なさに嗚咽が込み上げて来る時が何度もあります…

生前母は子供と暮らせなかった分、かなりの貯金を残してくれ、それもまだ認知があまり進まない内に母子で近場の温泉巡りをしたり、買い物をしたりして生きてる内に楽しんでほしいと思いながらも、親子の情ではない、母を親戚のおばさん孝行と言う感じで、まるで義理の付き合いのように「してあげたい!」ではなく、「せねばならない」(義務)として過ごしてしまいました😢

どんな人も最後が来ます!

そしてそのとき、愛されたかどうかは、息を引き取った本人がしっかり感じていると思います😢

母への薄情を今さら詫びながら、3回忌の供養を心から弔いたいと願っています🙏

読んでくださり、ありがとうございました🙇💕
すべての出会いと出来事と、皆様の幸せな未来に感謝します🙏🍀