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予定は未定

添い遂げると思っていたけど違いました。

見透かされている件

2019-03-10 | アメリカ生活
慣れって怖いわね。

いつ頃からかマット家で夕食の際は、帰宅後に歯を磨いて寝るだけでいいようにお風呂を済ませてすっぴん&パジャマで行くようになってね。

ほら、車社会でドアtoドアだからさ。

でもさすがに外食だったり外に買いに出たりする予定の時は、お化粧もそのままに普段着で行くわけ。

まだ若干の羞恥心が残ってるのよ、私にも。


昨夜、行ったことはないけどテイクアウトも受け付けている評判の良いレストランを試してみる予定でね。

ケータイのメッセージでマット君に聞いたみたの。

本心は「私はパジャマだろうから、あなたがテイクアウトしてきてくれる?」だったけど、「今夜は店内で食べますか?それとも持ち帰りますか?」と遠回しにジャブを入れてみたわけ。

すると、

お持ち帰りにしてうちで食べたらいいと思ってたけど?

続いて、

君がパジャマで店まで取りに行くのが良いと思う



フルメイクで二人で取りに行って来ました。
因みに料理はメキシカンでした。







先入観が恥ずかしかったとき

2019-03-07 | アメリカ生活
Uberをやってる時、ゲート付の閑静な住宅街に男性名で呼ばれてね。
時間は午前10時半。

現れたのはピチピチのパンツを履いて、寒いのに薄手のヒョウ柄シャツからこぼれんばかりのお胸がコンニチハしてる女性でさ。

髪の毛は地毛かカツラか判断が付かない黒のストレートロング。
メークはこれでもかと言わんばかりの黒い太眉に真っ赤な口紅。
私に言わせや舞台仕様よ。

こりゃ「昨夜から金持ち宅で一仕事終えたプロ」だわ。
雇った男がUberを呼んで帰すところだわ、と判断した私は真っ先に彼女の香水を心配したの。

だって車内に残るじゃない?

そして乗ってくるなり、あなたどこか寄ってたの?時間かかったわね

おっとー。
手強いのを乗せちゃったな〜・・・と一気にブルーになるも、とりあえず私も仕事を終わらすことに集中しようと「Uberアプリの到着予定時刻通りですが、お待たせしたならごめんなさい」と下手に出たわけ。

あちらも「ま、いいけど」みたいな感じで。
そのうちケータイでスペイン語で話し始めたので、これ幸いと私は運転に集中。

電話を終えると英語で私に言ったの。

「あなたの気に障らなかったら良かったのだけど」って。

どうやら英語以外の言語で自分一人でお喋りしていたことへの気遣いをくれたようでね。

「まーったく気になりませんよ」と答えたのをきっかけに、自分のことを喋り始めた彼女。

前日はお天気が悪かったけど一人でハイキングに行ったとか。
なぜならPMSでイライラしてるのが自分でも分かったから外でエクササイズして気分サイコーとか。
その前は7マイル走ったとか。

ここで初めて私は「この人娼婦じゃないかも」と思ったのと同時に彼女が香水を付けていないことに気づいてさ。

そしたら美容院をいくつか経営しているビジネスオーナーですって。
17歳の娘がいるお母さんですって。
普段はアリゾナ住まいだけど、ボーイフレンドがこっちなので週替わりで行ったり来たりしてるんですって。
因みに彼女を降ろした先はこれまたゲート内(守衛付き)にある高級スパでした。

すっかり見かけで判断していたまな板の東洋人は今日、やっすい美容院に予約を入れました。


あーん、綺麗になりたい!


















日本で柔道をやっていた人

2019-03-03 | アメリカ生活
言い訳をするとね。

本日最後のUberのお客さんを降ろしてちょっと気が抜けてたの。
ホッとしたっていうの?
他人を乗せるってやっぱり気が張るじゃない?
特に今日は目的地に着く前から次の依頼が入るほどの忙しさでさ。


アプリを切ってホッとして帰宅前にガソリンスタンドに寄ったわけ。

暫く走った後だったから、停車ついでに携帯で数件用を済ませてバッグの中を弄ったりしてから「さてっ」とドアに手をかけて飛び上がるほど驚いたわ。

あまりに驚いて実際に少し飛んだと思うわ。
なぜなら、真横に相当ワルそうな顔したお巡りさんがいたから。

ここでようやくサイドミラーに映ったパトカーに気がついたっていうね。

どうやら私は一時停止を怠った罪で真後ろからパトカーがピカピカして停車命令のサインを出しているにも関わらず走行を続け、更には次の一時停止も怠り、パトカー完無視でこのガソリンスタンドまでやって来たらしいのね。

一時停止を怠ったっていうか、前方と左右に車がいないのを確認の上でキッチリ停まらなかったっていうやつ。

だってもう100万回くらい通ってる道だけど、どエライ見晴らしの良いどエライ田舎の意味不明のストップサインなんだもの。

にしたって酷い話だなと自分でも思ったので、素直に謝りました。

そしてお巡りさんに「大丈夫ですか?」ってすっごい近距離で確認されたんだけど!
これだけやらかしておいてシラフって・・・て逆に恥ずかしかったわ。

私の免許証と車検証を持ってパトカーにいたお巡りさんが戻って来て「日本はどこ?」って聞いて来てね。

「日本人だって分かりますか?」と質問返ししたら自分は日本語が出来るって言うの。

経験上、日本語が出来ると言ってくる人は大概、日本語で「少し」出来る・話せると「少し」を忘れず付け加えるのだけど、この強面ポリスマンは英語で「自分は日本語が出来る」ときっぱり言い切ったのが清々しかったわ。

本人の言葉通り今も日常的に使ってると思える流暢な日本語で、暫くお喋りしたのが功をなしたのか2回やった一時停止無視の1回をオマケしてくれて痛いは痛いけど236ドルで済みました。

そして最後にドスの効いた日本語で、



あなた本当に気をつけなさいよ!


本当に気をつけます。

老化現象を明確に見る。

2019-02-28 | アメリカ生活
ワインテイスティング旅でのこと。

子供の学校の駐車場で何の障害物もなかったにも関わらず派手に転んで作ったという大層な膝の擦り傷を見せてくれたシルビア。

擦り傷っていうか、摩擦傷?
痛々しいことこの上なかったわけ。

でも、スニーカー履いて平らな場所でシラフで転んだ傷かと思うと可笑しくってさ。

あの時は爆笑してたけど、その2日後に自分も家の中で転びました。

ええ。
平らな場所で。

まぁ、サイズの合わないスリッパ履いて若干の飲酒はあったけどさ。

両手でラップトップを持っていたので、それを守るべく犠牲にしたのが膝小僧でした。

この話は彼女にはしないでおこうと思います。




昔と変わらず好きなもの

2019-02-26 | アメリカ生活
子供の頃、日本語で見ていた80年代アメリカのテレビドラマ「ナイトライダー」。

何chかまでは覚えてないけど、平日の夕方だった記憶があるわ。


これのことね↓



去年の春くらいにシルビア家に行った際になぜかそのナイトライダーの話になって、偶然にも同じ時の頃に彼女はドイツ語で、彼女の夫マークは英語でそれぞれの国で見ていた事が発覚。

って事で、70年代生まれの大人3人と車大好きの彼らの子供達二人も交え、一気に5話くらい観たことがあってね。

それを機にマイコーとキットの活躍に再びハマってしまった私は、携帯の着信音をそのテーマ曲に変えたのが今年の初め。

シルビーと私、さすが付き合いが長いだけあるわ。

彼女の着信音も全く同じな類友現象が起こって、この度施行された「2泊3日女ふたりワインテイスティングの旅」は電話が鳴るたびに「誰だ?どっちだ?」ってやってました。


ここから数時間のワインの産地で現地集合。


若かりし頃からの友人と久々に家族抜きで酔っ払うイベントなので、落ち合う前から完全に90年代のパーティーモードになっていた私は車内のBGMは往復ともにジャミロクワイ。

念の為この人ね↓
昔カップヌードルのCMに出た人。


この日は周辺を徒歩で3軒ハシゴをしながら近況報告会。



もう無理が利かない熟女にになった我々は夜9時を待たずして早々に宿に戻り、パジャマでベッド越しにお喋り。

90年代後半、揃って駅までチャリで乗り付け、店で飲むと高くつくのでコンビニで準備してから遊びに出かけていた頃が幻のようだわ。







翌日はランチ付きのツアーに参加して、ひたすらテイスティングに勤しんだ結果、夜は寿司を食べながらお茶を飲むという我々とした事が不甲斐ない結果となりました。

一応、瓶ビールをシェアするか悩んだんだけどね。

「日本で食べるヤツは回っててもクオリティが高いよね、ここは絶対日本人経営じゃないよね」って言いながらファンキーな創作寿司をお茶で流し込んで、やはり早々ベッドに潜って寝る間際まで料理番組を見てたわ。

午前11時から只管ワインとチーズだったから、寿司屋で飲んだお茶が五臓六腑に染みたこと!



今回の宿は週の半分はホテル住まいをしている彼女の夫のポイントを使わせてもらったので、電話でお礼を言ったの。

宿のお礼もだけど、彼の協力なしには子供二人置いてシルビアは出てこれなかったじゃない?

そしたら、




どういたしまして。

まぁオレには何の権限もなかったけどね。





彼女が理解のある夫を持って私も嬉しいです。