湿気でモノを思う

海辺の町に戻ってきました。
途端に肌が乾燥から解放されたけど、加齢のためハリもコシも失った頭髪が陰毛のように広がりセンチメンタルジャーニーです。


マット家帰宅日は豪快な肉とキャンプで残ったアスパラガスで乾杯。


毎日たっぷり食べて飲んで豚になって日本に戻ります。




<おまけ>
↓奥さんが現場監督なご夫婦が世間話の流れで豪華なキャンパーを見せてくれた時。
最早キャンピングカーではなく家でした。

手前が聞き分けの良い旦那さん。

山籠り3日目

昨日と全く同じ優雅な午前中を過ごしました。
森の中で鳥のさえずりを聴きながらのネットサーフィン、悪くないです。
キツツキの作業音もいい感じで、時々リスがすぐ近くまで寄ってきたり。
と思ったら横でアーモンドあげちゃってるし。
そりゃ寄ってくるよね！

しかしよく働くわ、マット君は。
私がビール飲んでる間に片付けして掃除して薪拾いして。
それも上機嫌でやってるから近くにいて気持ちが良いわ。

3日目ともなると色々と要領が掴めてきてキャンパー生活も快適に感じてきたけど、明日は海辺の町に戻ります。

今夜の食事は残った食料の集大成。
スモークサーモンとチーズ、アボカド、トマト、パンと無印のレトルトカレーです。

山籠り2日目

「自然の中でダラダラする」事が目的なので、ダラダラ起床して優雅に過ごしてます。
コーヒを豆から挽いちゃったり、湖畔を散策したり。
春の小川を眺めたり、鹿の群れに遭遇したり。
ご近所さんは居るものの中高年ばかりで、とても穏やかな時間です。

一般的に男性が活躍の場を占めるアウトドアだからか、前日に余りに無能な様を見せつけたからか分からないけど、何かの作業に手を出そうとすると「そこでただ見てなさい/飲んでなさい」と言われるので、シメシメとほくそ笑んでるのだけど、お隣さんも見てるとそんな感じだわ。

奥さんが現場監督で、ご主人がキャンパーの入り口を掃いてカーペット敷いてテーブルセットして花まで飾って殺風景の我々の玄関とは大違い。

取り敢えず私はいま酷い便秘です。

中年、春の山籠り

海辺の町から北東へおよそ4時間。
ようやく春めいてきた北カリフォルニアの山の中にやって来ました。

牽引して来たキャンパーを定位置に停めるとマット君は外回りの作業に入ったので、私は内側の仕事をしましょうと持ち込んだ3泊分の荷物や食料、リネン等の設置を試みるもどうも要領が掴めず。

冷蔵庫はいつまでも常温だし、部屋の電気の場所も分からない。
搬入荷物が重くて持てない。
テーブルを高くするボタンかと思って押し続けたら外の庇で、表で作業してたマット君に「今それいらなくね？」と突っ込まれる。

んじゃ邪魔しないように「薪でも買って来ましょう」と売り場に出向くもひと束が重くて持てないと判断して手ぶらで戻る。

外を終え室内の作業に移っていたマット君の手伝いをしようとするも洗剤をひっくり返してしてしまったり、ドアが固くて開けられなくて作業を中断して開けてもらうこと数度、探し物を出してもらったりとその他諸々で自分の役立たず具合に笑いそうになってたいたら、あちらも同じ事を思っていたらしくワイングラスとボトルを渡され「お天気が良いんだから外で遊んできなさい」と母親が子供を庭に出すように追い出されました。

朝ごはん作って、家と車をなん往復もして荷物運んで長時間運転して同行者が全く使えないから全部1人で作業してんのに懐の広い男だな！



申し訳ないので夕ご飯の準備と片付けは率先してやりました。

経験者N子のダメ押し

微妙なお年頃ながら、どスッピンで人前に出る予定が重なったので対策としてマツエクをしました。

だけど「無職で良かった」って心底思ったし、もし面接に行ったとしても顔で落ちるかもな仕上がりっていうの？

施術前の相談で「大袈裟じゃない方が良い」「カールはあって良いけど長さはそんなに要らない」って伝えたにも関わらず、脳内を欧陽菲菲と浅丘ルリ子と山本リンダが「失敗」って書いたバトン持ってリレーしてたわ。

薄いわたしの顔じゃ、若作りが半端ない痛い人にしか見えないわけ。

「やり直すなら今付けたのを全部オフしなきゃない」って、担当した女の子もイラっとしてたから帰宅して速攻でオイル洗顔をゴシゴシしました。

そしたら保持したかった目尻が片側1本抜けた程度で、他はガッツリ付いたまま。

他店で取ってもらう事も考えたけど、2週間もすれば良い具合に落ちるかなと思い直して後日、同世代の女性4人の食事会へ参加しました。

恥ずかしい目元を隠すため薄いサングラスをして席に着いたのだけど、当然「ナンダどうした、そのグラサンは！」ってなるじゃない？

今、顔面が事故してるから自粛して現場を隠してると白状したんだけど案の定の「取り敢えず見せてみろ」っていう展開の末、誓って言う程じゃないから安心しなさいって事で落ち着いたんだけどー。

N子さんに言われたわ。

もしこれが事故と思うなら、今の顔に見慣れた後にマツエク辞めた時が本当の意味で事故だよ


全て後の祭り。
やっちまった感が倍増しました。