昨日に続き、きょうは8時から「お寺さん」の葬式の手伝い。
20分前に部屋を開け待っているとしばらくして手伝いの人が集まってきた。
雨を心配していたが葬式終了までは何とかもった。
お寺さんの葬式なので一般の人よりも扱う金額は大きかったが、間違いも
なく無事会計の役目を果たせた。
私の地域ではご不幸ごとがあれば「お寺さん」の場合は檀家の各家から一
人、「隣組」の場合は1軒家に二人が2日間手伝いに行くことになっている。
20年くらい前まではまだ「炊き出し」をしていた。近所の手伝いの者が買物・
炊き出し・香典開きなどをし、親族の者は一切タッチできないことになってい
る。そのため「手伝い」もけっこう忙しかった。
私はサラリーマンだったので会社を休めないことがことが多かった。
地域の人の中にはわからない人がいて「人が亡くなってるのに休めないの
か」ときびしく云う人もいる。
会社は休めず、地域と会社の板ばさみになることがしばしばあった。
私がサラリーマンをしている間は、お得意先に迷惑がかからない限り、会社
は急な「風邪、発熱」で何回も休み、会社に迷惑をかけてきた。
会社の方がどうしても休めないときは、夜は家へ帰らず、近所の方には女
房殿から○○へ出張中で帰れないあるいは連絡がつかないと云ってもらっ
てた。
次男坊が大学生になってからは、私が会社を休めない時などは学校を休ん
で私の代わりに手伝いに行ってくれて、大変助かった。
今は「炊き出し」がなくなり手伝いの仕事は「香典の受付、記録」「板樒の受
付と樒立て」「生花・盛り籠の受付、記録」「茶菓子の買出し、弁当の注文」
「僧侶・葬儀社・祖供養の支払い」くらいで手伝いの仕事が少なくなってきた。
そのため「無理して会社を休め」という人はいなくなった。
■ タマちゃん18歳、きょうも元気
のち