相生元気人まつり

相生元気人まつりに参加してきた。この行事は我々相生Ｏｎ楽工房が相生市から認定を受けている「元気アップ支援事業認定グループ」としての１年間の発表の場を作って頂いたのと、合わせてその他の元気人なるさまざまな文化活動のグループを一同に集めて展示やパフォーマンスを行うという趣旨となっている。
相生というのは人口３万強の小さな市であり、大変元気がないと内外から思われていて、市では「活性化」「まちづくり」などの研究をしながら様々な取り組みがなされているようだ。しかしながら財政ＳＯＳ宣言をしたように行政側に予算がないために、既存の施設、既存の民間グループの力を使い活性化のネットワーク作りをするってのが一番活性化の底力を作るのに現実的なやり方だということで、このような行事も考え出されたようだ。
相生Ｏｎ楽工房は音楽のパフォーマンスと、中心的な会合の場であるホールの音響をすることになったんだけど、あいにくこの日は仕事で、結構現場が動いている。朝はまず動けないだろうから前日夕方に機材を持ち込みセッティングをして当日を迎えることになった。元々は夕方始まる交流会の中で安則明稔トリオ＋RiecoのＪＡＺＺ演奏が予定されており、そのときのＰＡのつもりで機材を持っていたのだが、座談会やスライド・ＤＶＤ放映などのＰＡまでやってくれないかと言うことになり（前日に依頼された）、まあ機材も有ることなのでと、だれかかれかでやれるだろうと引き受ける事になった。
内容的には
１．午前中のパフォーマンス（ギターＤＵＯ弾き語り、沖縄踊り）のＰＡ
２．午後のパネルディスカッションのＰＡ
３．ＤＶＤ、スライドのＢＧＭ，音声拡声
４．交流会の、挨拶＋パフォーマンス（安則トリオ＋Rieco）のＰＡ
仕事の合間を縫うつもりだったけど、Ｏｎ楽工房のメンバーは発表会も別会場で行っているので私はホールに結構長時間貼り付くことになった。
卓は下手横におき、マルチをステージ後ろの中央まで持って行き、マイクケーブルを巻いておく。ＤＶＤ放映（スクリーンを下げる）、パネルディスカッション（机＋卓上マイク７本）、パフォーマンス（ライブ用マイクやグランドピアノを出す）などの舞台転換が結構あるのでそのへんは代表に任せ、マイクの割り振りを行った。

ギターの弾き語りは市内の方で前から名前は聞いていたんだけど、なかなかお会いする時間がなかった。この人も那波野の人（那波野は宝庫だな）である、主催のまちづくり塾のほうから声かけて来て貰ったパフォーマーである。
ＳＸ３００を４台でうちコロガシに２台を使う。すごい良い環境でのライブで初めてですと大変喜んで頂いてこちらも嬉しかった。ＭＤに録音してプレゼントした。これからもっと我々との交流を続けてくれることを約束してくれた。

パネルディスカッションは、卓上マイクで７本。舞台後方から前に線を７本送り、見苦しくないよう線を整える。
ＤＶＤはプロジェクターとともに舞台前にセッティングされていたがＲＣＡの延長ケーブルで卓まで持ってきてくれた。先端をこちらの変換プラグでフォンに変えてステレオｃｈに入れる。（変換コネクタもこういうとき無いと困るんだよね）
配置換えのためか何度かケーブルを外したらしく、１回目。さあいざというときに音が出ない。あわてる主催のまちづくり塾生の所に行ってみて上げると同軸デジタルのピンに挿していた。（＾＾；んでもって交流会の最後にもう一度放映するときにはＤＶＤプレーヤからケーブルが外れていたり。まあこんなもんかも。
交流会は挨拶に始まり安則トリオ＋Ｒｉｅｃｏの演奏。司会役の方がちょっと頼りないのでバンド紹介等も抜けててお願いしたりしたけど、塾生さんたちも大変です。

それにしても色んな元気な人たちが集まっていたけど年齢高いんだよな。もうちっと若い人たちがこういう場に来てくれたり出てくれたらいいんだけども。
それとパネルディスカッションの場に出ていた、６人の元気人が生粋の相生人が少ないのも気になった。相生の良さを外の人から言われて気が付くってことにしたいのか、まあ現在は彼らも在住ではあるが、もっと本来の相生生まれの人たちに頑張って欲しいと思うのだがどうだろう。コーディネーターも姫路の方。適当な人材が居なかったらしいけども。

時間がなくてあちこちの会場を見る時間が無かったんだけど、写真、絵本、刺繍、ミニチュアの家、アクセサリーなどの展示があり、話題の根性ダイコンの関係も。
中ホールでは展示としてシネマ倶楽部、オープンガーデン、地域通貨、相生湾の再生会議、グループ環の朗読劇、絵本読み聞かせ、記録写真などのパネル展示もあり、我々も１つ頂いてこれまでの活動を示すポスターの展示をさせて頂いた。この元気人の中にあってPAやらパフォーマンスやらで結構名前が売れたかも知れない。