急ぎ足の自然散策

天気がよくて元気があればきっといい発見がある。

イボタノキとトウネズミモチ

2014-12-06 | 日記
イボタノキ  モクセイ科 イボタノキ属

湿地帯には枯れたススキが一面に広がっていた。その中に真っ黒い果実をびっしりと付けた落葉低木が散在している。夕暮れ時も近づいてもの寂しさと寒さがあたり一帯を包みこみ始めていた。


ほとんど葉は落ちている。葉の付き方は対生でおそらくイボタノキだろう。果実は真黒というよりも少し黒紫がかっているような気がする。




果実は球形というより少し楕円形に近い。


果実には花柱の名残がみえる。


トウネズミモチ  モクセイ科 イボタノキ属



イボタノキの湿地帯には同じく黒い果実をつけた常緑小高木が何本かあった。こちらの方はよく見かけるイボタノキと同じモクセイ科イボタノキ属トウネズミモチのようだ。


ネズミモチもトウネズミモチと似ているが花序の枝がネズミモチは白っぽいのに対してトウネズミモチは赤茶色であることが区別になる。上の写真では果柄が赤茶色であることからトウネズミモチといえるだろう。

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