2012年5月22日開業の東京スカイツリー。早いもので来月10周年を迎えます。
埼玉県に住んでいるので、思いたったら行ける距離にいるのでいつか訪れてみたいと
思っていました。でもそのいつかはなかなか来ないものですね。ところが他人の都合
を受けて、昨年の暮れ12月7日(火)に行く機会を得ました。早や開業9年6か月が
過ぎていました。気心の知れた女性と2人で行きました。
電車の乗り継ぎの関係で観音様をお参りしました。
雷門から仲店の屋根の辺りに、花札のような赤富士の絵が、掲げてあるのが見えま
した。不思議に思いながら進むと、コマや恵比寿様もありました。暮れなので初詣で
用の飾りだと思いました。粋な計らいです。
本殿でお参りをして向かって左手から出て、御朱印を授けてくれる仏像をお参りし
てから駅に向かいました。駅まで傘をさして行きました。
駅で降りたら頭上にスカイツリーがそびえていて、あまりの高さに距離感が
分かりません。広場のリンクのそばには、大きなクリスマスツリーが飾られ、
スケートを楽しむ人たちがいました。
エレベーターホールで展望デッキ、展望回廊がセットのチケットを自販機で
求めました。その時に気がつきました。販売機もエレベーターに乗るのも並ばずに
すみました。平日、曇天、コロナ禍で観光客が少なかったのです。
当時は、展望デッキ、展望回廊が鬼滅の刃で彩られていました。ゆったりと散策
できました。回廊の先の女性用のトイレを覗いて見ました。扉が3つ有り、貼り紙や
ポスターなどは無く、白が基調の清潔感に溢れていました。天空のトイレです。
展望デッキからの遠景は、富士山も秩父連峰も見えず、霧に浮かぶ筑波山が
見えました。近景は良く見えました。下りのエレベーターで2人だけというのも
なんとも贅沢な気分です。スマホで動画を撮っても誰にも迷惑がかかりません。
下は三角、上は丸のスカイツリー微調整の建築、ツリーの中心を競り上げ据え
付けた電波塔。高さも技術も凄いと実感しました。
東京見物と言えば、故島倉千代子さんの歌を口ずさむと、二重橋、記念写真の
下りで涙ぐむ年代のスカイツリー見学でした。あれからニュースやドラマなどで
昼も夜も綺麗なスカイツリーを見ると、親近感が湧いてきます。