車いすダンサー よしこの日記

車いすダンサーよしこの日記にようこそ!!

踊るということ

2010-10-05 01:32:07 | 車いすダンス関係
私にとって踊るという事は、命そのものです。
ダンスがあるから、自分の障害を乗り越える事が出来ました。反対に出会わなければ、未だに心のどこかで、
劣等感をもち続けていたと思います。
ダンスは心を解放してくれました。思いの全てをダンスに乗せて踊ります。苦しみも悲しみも喜びも全てが、そこにあります。
ここ最近になって、踊る事の純粋な楽しみやよろこびをやっと感じるようになれました。
世界大会を終えて、夢を終えてから、ずっと抱えてきた空虚感からやっと解放されそうです。
世界大会までは自分のために踊ってきたので、帰ってきてからは、少しでも人のためにと思ってやってきました。
周りの環境に思いが、ダンスへの思いが凍り付いて、ダンスから離れようと思ったりもしていました。
でももがきながらも、人に教えたり、他のジャンルのダンスをやって行ったりする中で、また私の居場所を見つけれそうです。
素敵な出会いがありました。
11月のKIPというイベントは、私に今までであった事のない、色々なパフォーマーの人のつながりを作ってくれました。
今までにない、新しい人のつながりです。車いすダンスも今後多くの人のつながりを持って広まって行けばとおもいます。
車いすダンスをみた人は、障害をもっているのに、よく頑張っているねと言います。
私はニッコリ笑ってありがとうと言いますが、私は車いすダンスを決して、障害があるからとかないからとかで頑張っている訳ではないです。
ただ好きだから踊っているのです。その気持ちには障害者も健常者もないのです。だから、私はそんな事を
感じさせない踊りを踊りたい。踊りそのものの美しさや芸術性で人に感動を与えられるようになりたいです。
踊りそのもののもつ素晴らしい力を見せれるダンサーに
なりたいなと思います!
頑張るぞ!それが今の私の夢です。
コメント
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