香川で注文住宅 吉田建設社長の「Y田日記」

香川の工務店 注文住宅なら吉田建設へ。日々の出来事、現場のこと、社員のこと、家づくりの想い、たまには地域のこと。

年の瀬

2006-12-27 06:23:04 | 社長の独り言

今年も残すところ5日になってしまった。会社の御用納めは29日で、29日は朝から掃除なので実質動けるのは2日である。例年の事ながら気ぜわしい日々だ。

年末の挨拶廻りで来客も多い、今日は珍しく、T社のM氏の来社された。M氏とは10年前からの付き合いで、転勤が多い会社なのになぜか彼とは切れない関係にある。1時間くらい話した後、内の女房から「Mさん、若くなったねぇ!」と一言、社交辞令か?目の錯覚か?M氏は喜んで帰っていった。

キッチンメーカーT社のHさんは転勤とかで引き継ぎ兼ねて来社された。短い期間だったがいろいろと提案してくれた。

400部あったカレンダーもほぼ配り終わり、今日は在庫がなくて各自持っていたものを寄せ集めた状況だ。

午前中は大安吉日で、M様邸の新築工事のご契約をいただいた。

明日は最後の現場廻りをする予定。ラスト3日間がんばろう!・・・・・・いいながら自分の仕事は残ったまま、年末年始は仕事かな?


悠・YOU GARDENの想い その3

2006-12-26 07:04:58 | 社長の独り言

25日の夜は協働会議(社外の人も含めた当社の営業戦略会議?)がありました。今回のテーマは悠・YOU GARDENの販売プレゼンテーションの協議である。何事でもそうですが自分達がいくらいい商品だと思っていてもお客様にその良さと気持ちが伝わらなければ自己満足になってしまう。それだけに出席者は真剣そのもの!

Cimg0048_1 Cimg0051  本当に真剣なの???

内容はまだ秘密ですが、1月末頃の現地説明会では従来の説明会にはないような”サプライズ”を準備しています。「技術肌の私にとって、営業は苦手な方で・・・・・・・・・」なんて弱きなことは言ってられない。

「悠・YOU GARDEN」は土地販売を目的とした分譲地ではなく、「街並みの形成と住む人の暮らし」から考えた建物主導の住宅分譲地 になります。

牟礼町周辺で来年こそはマイホームを実現しようと思っている方、私達と家づくりについて語りませんか。是非、現地説明会にお越し下さい。(1月末予定 決まればHPにアップ)


100万人のキャンドルナイト

2006-12-23 07:14:23 | 社長の独り言

昨日12月22日は冬至、1年間で一番夜が長い日である。 「100万人のキャンドルナイト」 って聞いたことありますか?

元々は2001年カナダでアメリカのエネルギー政策に反対して起こった自主的停電運動が始まりで、日本にも広がり、環境問題とマッチングして「夏至と冬至の8:00~10:00までは電気を消してキャンドルの光でスローな夜を過ごしましょう」と各地でイベントをしたり家庭で静かな夜を過ごす活動に輪が広がってきました。

この体験を少しでもしようと、昨日は電気を消してキャンドルの光だけで「ゆず湯」の風呂に入ってみた。キャンドルのほのかな光が湯けむり越しに揺れて、まるで古い温泉旅館の湯船につかっているような気分になり、いつもより長く風呂に入っていた。普段考えないことがいろいろと頭の中に浮かんできて 、思わぬいい体験ができた。

電気のある暮らしが当たり前になってしまい、現代人は「夜が暗い」ということを忘れようとしているのではないか。 「夜の世界地図」 を見てあなたは何を感じますか。

100年後、私達の子供、孫の世代になると地球はどうなっているのでしょうか。今だからできる地球環境を守ること。もっと真剣に考えたいですね。

「吉田建設は地球に優しい家をつくります」・・・・・・・そう誓った日でした。


昭和を全力で駆け抜けた人達

2006-12-21 19:51:59 | 社長の独り言

昨日、前東京都知事の青島幸男さん(74歳)、女優の岸田今日子さん(76歳)の訃報が相次いで報道された。私の父も12月の初めに73歳で他界したこともあり、このニュースが深く心にしみてきた。

昭和一桁生まれで小中学生で戦争を体験し、高度成長期の日本を支えてきた世代である。テレビで青島さんの活躍ぶりを放映していたが、社会、文化、政治と多方面に才能を発揮し、常に時代の先駆者であった。あのようなエネルギーを持った人物は二度と現れないだろう。

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【子供の頃テレビで見た「意地悪ばあさん」・ハンガーストライキまでやって金権政治と戦った参議院議員・東京都知事・直木賞作家全て同じ人である】

青島さんにはとても及ばないが、私の父は大工から初めて、会社経営、議員などをこなしてきた。・・・・・・・・・・・何となく重なって見えてきた。

私の周辺にも70歳代で元気な人がたくさんいます。何事にも全身全霊をつぎ込むこの世代の人達のパワーには本当に敬服します。(子供の頃の戦争体験でしょうか?”今ここに生きる”を大切にしています)

昭和を支えてきた人達が亡くなるにつれて、一つずつ「昭和」が思い出から歴史の1ページになっていく。平成になって18年目ですからね、それだけ自分も年をとったということです。これからの自分の人生どう生きていくか考えさせられた1日でした。


住宅と仏間

2006-12-20 19:22:30 | 社長の独り言

昨日から我が家の仏間工事が始まった。真言宗の仏間は造り付けの棚仏で、今まで飾り棚だった所を仏間に改造する工事。住宅の仕事をしていると仏間のある家の設計は数多くやってきたが、必ず定番のように和室の床の間の横に設けてきた。いざ我が家となると仏間の意味、位置、方向、仏具などなど考えることが多く奥の深い部屋づくりである。

最近の仏間仏壇は核家族化とか狭い住宅の影響のせいかどうか家具調の現代仏壇たるものが出現した。以前は変な感じがしていたが、考えてみれば広い和室の奥に豪華な仏壇をひっそりと安置するよりもリビングの中で、違和無く納まって、常に家族と一緒な場所で共に暮らす方が故人にとっては供養になるのではないか。・・・・・と思えるのである。

Tosi_img1_1 【リビングの中の仏壇】

お寺さんと話をしていたら「仏壇が入るということはおめでたいことですよ」と言われた。確かにそうかもしれない。仏壇の無い家庭では仏間をネガティブに考えがちであるが、近い将来、仏間を家の中心に設ける時代が来るかもしれない。

マンションとか2階建ての家では神仏の上階を人が踏むのは良くないと言う人がいる。信仰心の強さにもよるが、床、天井で区切られているからあまり神経質にならない方が良いようです。

神仏のある天井に「天」とか「雲」の漢字を紙に書いて貼り付ければ少しは気が楽になります。ちょっとした日本人の知恵ですね。