昔の思い出・晴美荘家賃21,000円(●^o^●)
故郷福島県の山奥から18歳で上京して初めて住んだのが
杉並区高円寺南3丁目。高円寺と阿佐ヶ谷の中間くらい、
どちらかというと高円寺寄り。
18歳から28歳まで金欠学生時代からサラリーマンになって
結婚するまで上記の間取りに住んでいました。
以前は総合情報誌出版社R社時代年収○○○万いただいていたあの時代。
同僚が次々と関連会社Rコスモスの何千万もする新築マンションを社員割引で購入する中、住まいには正直ほとんど執着も興味もありませんでした。
R社の同僚達が酔った帰り何度か自宅晴海荘に立ち寄ると
えっ~・・・どうしてこんなところに住んでるの~・・・
と皆必ず口あんぐり、驚いている同僚を見て
ひそかに喜んでいる自分がいました(^_^;)
今でもそうですが住まいにはあまり執着心がないようです(^.^)。
だって私にはここ晴美荘は住環境が抜群で、正直ホ~ント住みやすかったんです。できることならあの時代に戻りたいくらいの心境です(^o^)
丸ノ内線新高円寺駅からゆっくり歩いても5~6分、中央線高円寺駅からも8分。阿佐ヶ谷駅ですと11分くらいの閑静な住宅街の一角でした。
もちろん風呂なしトイレ共同それも和便、銭湯はアパートの目の前でした。いまでも健在の高円寺有名なあの銭湯弁天湯です。
当時は入湯料110円の時代でした
いつも23時半ぎりぎりの時間に暖簾をくぐって
お風呂上がりは目の前の提灯で安酒を一杯・・
自分にとってこれが最高の至福のひと時でした。
建物は共同玄関で共同の靴箱、中階段・中廊下、
1階入口には、昔懐かしのピンク電話が1台置いてあり
10円玉を入れてはダイヤルを指で回すあの電話です。
階段をのぼって2階一番奥、南西角部屋、日当たり・通風まさに良好、窓を開けると隣家の物干しベランダ・・・。
いつも隣人の奥さんと目があっては恥ずかしがっていました(^_^;)
これで約10年間、値上げも無し当然値下がりも無し。
家賃21,000円で共益費なんてありません。
ホントいいひと時を過ごしてくれた「晴美荘」。
感謝感謝の一言です。
今でも高円寺へ自転車で行く際には
昔が懐かしくなぜか遠回りをしてアパート横の道を通りますが
20数年前に新しい今風のモダンなコーポが建て替えられて
あの懐かし「晴美荘」はないって分かっていても
行ってしまうんですよね~
あ~・・あの時代が懐かしい、
私の東京生活の原点はまさに高円寺晴美荘にあり・・です。
この頃ふと、あの頃に戻りたいなぁ~と思うのはなぜだろう(#^.^#)
長文ですみません<m(__)m><m(__)m>