楽器のジャンルはちがっても、音に”垣根”はありません。
ウクレレ・グループの「プルメリア」と「よし笛トゥッティ」は、30日午後のひととき、
ライブを楽しみました。
わたしは、最高齢というので、乾杯の音頭を仰せつかりました。
ビール、ジュースやお茶で、これからの連携を深めていくことを誓いあって祝杯をあげ開演。
トゥッティにとって、会場のスタジオ・ハットは2度目。
『さくらさくら』のほか、中村典子さんが作詞作曲された『かしの木の歌』を演奏しました。
長浜市立下草野小学校が、明治30(1897)年、今後に移転したとき、校庭の片隅に2本の
樫の木が植えられました。代々、卒業生たちは樫の木といっしょに卒業写真を撮りました。
風に吹きさらされ、日照りに耐え、寒さを乗り越えて
生きてきたことを 君に伝えるために(かしの木は、いまここにある)
命は繋がっているのだ。
父さん母さん、そして君へ。
と、歌っています。
全7曲を演奏し、最後は『花は咲く』。配っておいた歌詞カードで、いっしょに歌っていただいた。
そのことが、音楽を愛する者として、東日本の震災被災者への思いを届けたいとの思いから。
アンコールをいただきました。もちろん、中村先生の『川のほとりのこもりうた』を、演奏しました。
♪
プルメリアは中高年の方がたのグループ。
トゥッティは3世代の大家族。お勤めのメンバーの都合がつかず、”選抜チーム”で出演しました。
パパスの平均年齢は、限りなく70歳に近い60代。年齢を感じさせないパワフルな演奏。
ウクレレで代表の松島出さんの甘い声にシビレました。
松島夫人もフラダンスで「夫唱婦随」を演じました(写真下)。
ウクレレの独奏を初めて聴いたトゥッティ仲間のT氏「スゴイね」と言葉を失うほどの感動。
高槻市の山本某女がウクレレ片手に飛び入りで、美しい歌声を披露しました。
ファラダンスの有志が出演。
パパスのギタリスト、天ちゃんの奥さん(写真下の右端)も引き込まれて、踊りました。
天ちゃんは、得意のベンチャーズサウンドで、テケテケテケ…。
ブルーのブレザー、赤いジャンパー、黄色いシャツを重ね着しているのは、
色にちなんだ曲を演奏するからという演出。暑いのにご苦労さま。(写真下)
”バック”は、自ら録音しておいたパーカッション。献身の独演。
午後1時開演、午後4時終了の予定がおおいに盛り上がり、40分間オーバー。
終わってサウンドパパス代表の松島氏から手を差し伸べられ、強い握手をいただきました。
天ちゃんも「またやりましょう。次は本格的にウクレレと合奏しましょう」
丁寧なお見送りをいただき、恐縮至極。
よし笛とウクレレのコラボは、ウイン・ウインで。