今朝も厳しい冷え込みで、軽井沢の山荘では最低気温が‐8.7℃。大島でも厚い雲に覆われ、冷たい北風が見に染みます。秋の浜は潜れなくはないものの、昨日より波立っていると聞き、暗そうな水中と合わせて潜る意欲が削がれてしまいます。予報では次第に波も収まり、雲も取れて晴れてくるとのこと。そこで出発時間を遅くして、今日は1本だけ潜って、帰ることにしました。最終日で14:45発の高速船に乗って帰るためには、2本潜ると途中休息を十分取れないため、あまり深場に潜れず、容易に浅場での長い減圧停止が必要になってしまいます。1本に集中すれば、深場により長く居られるし、減圧停止指示も比較的短い時間で消せるので、うねりに揺さぶられる浅場にいる時間を大幅に短縮出来るはずです。
と言うわけで、有馬さんにガイドをお願いして、秋の浜の右のゴロタ斜面へ潜りました。キツネダイ、ムツの群れ、クダゴンベ、ソウシカエルアンコウ、マツカサウオ、ニシキウミウシ、カンナツノザヤウミウシ、マダラトラギス、小型のカンパチ、マルソデカラッパ、ワモントラギス、ハナタツ、ミサキスジハゼ、サザナミヤッコ、カンムリベラの幼魚などを観察してきました。
クダゴンベ | ニシキウミウシ | カンナツノザヤウミウシ | カワハギbaby |
初日に水漏れで悩まされたドライスーツの右腕は、手首のシールをしっかりと二の腕まで引き上げるようにしたら、昨日と今日のダイビング中は水漏れなく済みました。原因はスーツの生地や縫い目からの水漏れではなく、撮影などで手首を動かした時に防水シールとの隙間から漏れたのかも。とにかく水漏れしなくなって、良かったです。