２組学級通信「Ｒａｉｎｂｏｗ」

平和宣言！　“平和”にしていくために

総合的な学習で進めてきた平和学習。１学期末から、戦争のことについて調べ、その悲惨さを深く知りました。遠い遠い昔のことではなく、お話の世界ではなく、本当に現実にあった悲しい出来事について知ることができました。戦争の悲惨さについてじっくりと知ったところで、改めて「平和とは、平和な世界とは何か？」を考えました。

一言に“平和”と言っても、考える視点によって様々です。
戦争のない世界、核兵器がない、命が奪われない、安全で安心に暮らせる
笑顔でいられる、いやな思いをしない、幸せと感じる
いじめがない、自殺をする人がいない
おいしいものが食べられる、緑がある
家族がいる、友達がいる、命がある

子どもたちからは、たくさんのことが挙がりました。世界が平和になるために、まず私たちの身の回りから“平和”にしていくことが大切です。そこで、自分にできることは何か考えました。そして、自分が特に意識していきたいことを一人一人が決めて、みんなの前で平和宣言を行いました。

ぼくはみんなと気持ちよく生活するために、時間を守って行動します。
わたしは、みんなが笑顔で過ごすために、困っている人に声をかけたり、助けたりします。
わたしは、友達をうれしい気持ちにするために、一日一回はだれかに「ありがとう。」を伝えます。
ぼくは、けんかをなくすために、相手のことを考えて言葉や態度に気をつけます。
ぼくは、家族や友達を幸せにするために、喜んでもらえることをします。
わたしは、みんなが楽しくなるように、誰とでも仲良く話したり遊んだりスポーツに励んだりします。
わたしは、けがなく明るいクラスにするために、ろうかを歩いたり、言葉遣いに気をつけたりします。
わたしは、自分や相手の気持ちを悲しませないために、発言や態度に気をつけます。
ぼくは、友達をうれしい気持ちにさせるために、何か良いことをしていたらほめます。
ぼくは、自分と相手の気持ちが楽しくなるように、多くの友達とたくさん遊びます。
わたしは、みんなの悪いところ以外を見つけられるように、周りを見て「レインボータイム」でもなるべくみんなに（良いところを）伝えます。
ぼくは、家の人が楽になるために、家の手伝いをします。
わたしは、相手がいやな気持ちにならないように、人の良さを見つけたり、人の気持ちを考えながらかかわったりするようにします。
わたしは、周りの人を笑顔にするために、優しい心をもち、たくさんの人とかかわります。
わたしは、相手が笑顔になれるように、言葉遣いをよくします。
わたしは、命を大切にするために、ごはんを残さず、おいしそうに食べます。
ぼくは、相手が気持ちよくなれるよう、自分から出会った人にあいさつをします。
ぼくは、相手の気分がいやにならないようにするために、あいさつをします。
わたしは、みんなを笑顔にするために、困っている人や泣きそうになっている人を笑わせます。
わたしは、みんなにいやな思いをさせないよう、時計を見て行動します。
わたしは、相手が気持ちよくなるために、出会った人にあいさつをし、言葉に気をつけます。
わたしは、相手がいやな気持ちにならないようにするために、言葉に気をつけて行動します。
わたしは、相手が傷つかないようにするために、誰にでも優しく、言葉遣いに気をつけて話をします。
ぼくは、相手を傷つけないように、けんかをできるだけせず、したら謝ります。
ぼくは、相手が悲しい思いにならないように、いろいろな人と話をするようにします。
わたしは、自然を大切にするために、木を折ったり生き物を殺したりしないようにします。
ぼくは、相手がいやな思いをしないように、いつも相手のことを考えて言葉を発します。
わたしは、友達ともっと仲良くするために、自分から毎日大きな声であいさつをします。

ここで挙がったことは、どれも難しいことではなく、ある意味、当たり前にしていること・できることなのかもしれないという話になりました。
でも、“平和”について深く考えた今だからこそ、より意識して過ごせると思います。今日から一週間を「平和実践週間」として、取り組んでいきます。


学習発表会に向けて

16日（水）に校内発表会がありました。どの学年の発表も素晴らしく、子どもたちは良い刺激をもらっていました。６年生として「負けてたまるか！」「６年生のプライドを見せつけたい！」という気持ちに火が付いたようです。
６年生の発表が始まると、会場の雰囲気がふっと変わりました。６年生の姿は立派でした。ただ、発表を終えて振り返ると、土曜日に向けて、さらによくしていきたいところもいくつか見つかりました。
振り返る中で、「思いを届けるために、言葉一つ一つをかみしめながら、相手に伝わるように、声、表情、態度すべてで届けたい！」というみんなの思いが１つになりました。６年生全員の思いが届けられるように精一杯頑張る子どもたちの姿を、ぜひご覧ください。