島根県益田市立吉田小学校

島根県益田市立吉田小学校のブログページです。

校長室だより 2012.8.29

2012-08-29 14:27:42 | 校長だより
目標に向かって努力を
 新学期が始まり2日がたちました。子ども達は長い夏休みが終わり、日に焼けた顔で元気よく登校しています。
 昨日の始業式では、子ども達は集合の態度もよく、落ち着いた中で二学期のスタートを切ることができました。「これぞ、吉小」と思った瞬間でもありました。吉田小の子ども達の良いところは、大勢の集団の中でその場にあった行動がとれるところです。これから運動会や学習発表会などで、その一端を見せてくれることと思います。
 さて、始業式で私は次のような話をしました。「この夏は、ロンドンオリンピックで日本人選手が大活躍をし、多くの人たちに感動を与えました。感動はやはり、これまで勝てなかったことに対して、選手やチームが一生懸命努力練習し、勝ち得たから大きな感動をもたらしたものだと思います。そのメダルの裏側にはすごい努力があったからだと思います。『練習は嘘をつかない』とか『努力はいつか必ず花開く』の言葉通りです。みなさんも二学期、目標を持って、その目標に向かって毎日少しずつでもがんばりましょう。また、二学期は運動会や百周年記念式典、学習発表会など大きな行事があります。みんなで力を合わせて成功させましょう。秋は『実りの秋』『読書の秋』と呼ばれます。勉強に読書にがんばりましょう。」(概略)といった内容でした。
 保護者の皆様には、二学期も一学期同様ご支援ご協力をよろしくお願いします。


合唱部 NHK全国学校音楽コンクール島根県大会 金賞
 昨日、学校だよりで紹介がありましたように、夏休みに地区大会突破、そして県大会で見事金賞を取り、中国ブロック大会に出場することになりました。合唱部は夏休み中、日曜日、お盆を除いてほぼ毎日熱心に練習してきました。私も時々のぞいて、子ども達に声援をしてきました。厳しい練習のようでしたが先生の指導に熱心についていっている姿を見て、これなら今年もやってくれると信じていました。8月23日に松江市のプラバホールであった県大会では、子ども達は練習してきた成果がしっかり出せたように思いました。そして会場にすばらしい歌声を響かせてくれました。表彰式の時がきました。壇上には金賞のトロフィーが3つ、銀賞が1つ、銅賞が2つ置かれました。私の心の中は心配でした。それは、金賞の内、2校しか中国大会へ出場できないからです。かつて中国大会の常連校であった島根大学附属小学校の子ども達の歌声が今年はとてもすばらしかったからです。「打倒吉田小学校」だったそうです。また、毎年、金賞の出雲市立北陽小学校もすばらしい歌声でした。そして本校。いよいよ発表です。銅賞、銀賞と呼ばれ、金賞の発表です。最初に呼ばれたのが島根大学附属小学校、会場はわれんばかりの大きな拍手です。やはり地元なので多くの声援があったのでしょう。続いて呼ばれたのが出雲市立北陽小学校、やはり地元出雲、常連ということもあり大きな拍手歓声でした。私の心の中に、これで3番目は吉田小学校だということがわかり、少し不安がよぎりました。後で担当の三好先生に聞いたところ、本人自身も不安を持ったそうです。そして3番目に呼ばれたのが吉田小学校でした。会場に拍手があがりました。会場の多くの方は中国大会出場は附属小、北陽小と思っているようでした。そして、次に「それでは、中国大会へ出場する学校を発表します。益田市立吉田小学校・・・・・・」と発表がありました。もう後の話は耳に入りませんでした。思わず隣の子に握手している自分がいました。本当によかったなと子どもたちのがんばりに拍手を贈るとともにおめでとうと言いました。中国ブロック大会での更なる健闘を期待しています。
 なお、中国ブロック大会は9月8日(土)に広島県廿日市市のはつかいち文化ホール『さくらぴあ』で午後から開催されます。応援よろしくお願いいたします。また、島根県大会の様子は9月1日(土)の12時からEテレで放映されます。
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校長室だより11

2012-03-21 08:03:27 | 校長だより
学校評価について
前回は、益田市学力調査の結果について書かせていただきましたが、今回は、学校評価についてお知らせしたいと思います。保護者の皆様には、学校評価のアンケートにご協力いただきありがとうございました。また、学校関係者評価でお世話になった地域の皆様に対しても厚くお礼申し上げます。 
 学校評価の結果等については、裏面に載せてあります。数値については、4(とてもよい)3(よい)2(課題がある)1(課題が多い)となっています。
さて、学校評価については、一学期に示しましたように、今年度特に力を入れて取り組む項目について行っています。一つは、益田市教育委員会の目標である学力向上、その他の目標については、各学校の独自性に任されたものです。今年度は、生活面と地域、保護者の連携のもと、安全安心な学校作りをあげています。
 全体的に見ると、概ね満足できているかと思いますが、個々に見ると課題があります。特に、家庭学習の取り組みや基本的生活習慣の育成が課題としてあげられます。家庭学習においては、一日の生活時間の見直しやメディアとのつきあい方、学校での学習と家庭での学習へのつなぎをどうするか等が考えられます。基本的生活習慣の育成としては、いつでも、どこでも誰とでも気持ちのよいあいさつができることが大切です。これらの課題解決のためには学校、家庭との連携が重要だと思っています。よろしくお願いいたします。
 この反省をもとに、来年度は一層よりよい学校づくりをめざしていきます。

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校長室だより10

2012-02-22 11:51:42 | 校長だより
徹底すること 
 吉田小学校で私が6年を担任したとき、「中途半端はやめよう」ということをよく子ども達に話しました。やるのなら徹底してやってみよう。いい悪いはやってから反省すればよいではないかと話したことを覚えています。
 4月に、子ども達に、「今年一年、生活面であいさつ、くつの整頓を頑張りましょう」と話しました。下駄箱のくつの整頓はきちんとできています。端から見るとできているように見えるのかもしれません。なぜなら、高学年ではかかとを意識して揃えなくても、奥につっこめば、つま先が当たりそろうからです。あいさつもできているといえば、できていますが、「いつでも、どこでも、誰とでも」といえばそうではありません。校門に立っていると、そこではできるけれど、その他では、はてながつきます。
 そこで、3学期は、まず、一つのことを徹底しようということで、くつの整頓、特にみんなで使うトイレのスリッパをきちんとしようということを目標に掲げ、がんばっています。先生方も一致団結して指導しているのできちんとできるようになりました。中には、脱いだスリッパは手できちんと揃えようという学年も出て、今のところきれいにできています。これが普段の姿になればと思っている毎日です。
 なお、このくつの整頓は、学校だけでできても意味がないと思います。家庭でもどこでもできることが大事だと思います。今、島根県では「ふるまい向上プロジェクト」を立ち上げ、乳幼児期からの礼儀作法等のふるまい向上に努めているのはご存じかと思います。家庭での子ども達の姿が反映されるのも学校だと思います。
 ぜひ、我が子の足元を見ていただければと思います。一つのことが伸びればいろいろなことに波及すると思います。

益田市学力調査から見えてくるもの
 1月に行われた学力調査の結果がこのほど返ってきました。学校全体で見ると算数はどの学年も良い結果を表しています。国語については、高学年になるにつれて良い結果をあげています。
特に本校では、算数、国語とも高学年になるにつれて良い結果を上げていることは、私自身とても良い傾向だと思っています。
 もう少し結果を詳しく見ていくと、昨年度の結果と比べてどうかというと(例えば、6年生の今年度の成績と昨年度の5年生の時の成績を比較する・・全国平均と比べてどうか)、算数はどの学年でも1.5ポイントから7.4ポイントも上がっています。これは、ここ2年の研究教科ということもあり、その成果が見られたと分析しています。国語については、多少学年により違いがありますが、昨年度に比べ、高学年では6.7ポイント、8.4ポイントも上がっています。また、内容項目で見ると、算数では、「知識・理解」「技能」は良いですが、全学年「関心・意欲・態度」は低く、半数の学年で「数学的な考え方」の弱さが気になります。国語については、「知識・理解」に比べ「関心・意欲・態度」の低さが気になりました。
 現在、各学年で調査結果を分析し、今後の授業の在り方に結びつけようとしています。日々の学習が子ども達の学力に大きく影響していることは間違いありません。そのためには、教員の授業力を上げていくことが一番だと思います。子ども達一人一人がしっかり考えていく授業をつくりあげていくとともに、全員の子どもが学びに参加できるよう「学び合い」の学習の推進に努めてまいりたいと思います。
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校長室だより

2011-12-15 11:33:50 | 校長だより
2学期を振り返って思うこと
 早いもので2学期も残すところあとわずかとなりました。子ども達にかかわる大きな事故もなく過ごせたことは何よりもうれしいことです。
 2学期は、運動会、学習発表会と大きな行事がありました。子ども達は、その行事を通して、力を合わせてつくり上げる喜びや自分の持っている力を発揮し、やり遂げた満足感などを得たのではないかと思っています。また、二学期は読書感想文コンクール、全島根図画展など各種コンクールがあり、吉田小学校からもたくさん出品し、数々の入賞を受けました。また、部活動においても合唱部が中国大会で銅賞を取るなどすばらしい活躍がありました。校内だけでなく、外に向けて吉田小学校の力を示してくれたことは大変喜ばしいことです。
 また、吉田小学校の子ども達のすばらしさは、何と言っても外に向けて発信する力です。特に、総合的な学習の時間における発進力はすごいと思います。街頭でのPR活動、大人だってなかなかできません。先日、ひとまろビジョンや新聞社の方が取材に来られ、終わった後、「吉田小学校の子ども達はきちんと自分の思いが話せますね」と言われました。普段、コミニュケーション能力を大切にしていこうとしている本校にとっては、うれしいお話でした。日々の授業の中で「聴く」「話す」活動を一層指導していきたいと思っています。
 さて、ここ数日、学級担任から通知表が提出され、吉田小学校全員の通知表に目を通させていただきました。どの子も、いろいろな面で伸びた跡がしっかり書かれていて、うれしく思いました。子どもたち一人一人、その時々で細かく見ていくと、成長の姿が見えないように思いますが、一学期と比べると大きく伸びていることがたくさんあります。終業式に通知表が渡されます。懇談会で担任の先生から話されたことも含め、お子様としっかり話し合って来学期に向けて目標を持っていただければと思います。その結果、子どものやる気が出れば幸いです。来学期は、より一層ひとりひとりができる喜び、分かる喜びを達成させたいと思っています。この一年お世話になりました。今後ともご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
 みなさんにとって、子どもたちにとって、そして、職員にとって2012年(平成24年)がよい年になりますようお祈りします。


メディアとのつきあい方
 先日(12月11日)に『吉田地区子育てを考える会』がイーガであり、吉田地区の保育所・幼稚園・小学校・中学校の保護者のみなさんの参加のもと開催されました。本校からもPTAの役員様をはじめ、保護者、職員の参加がありました。ありがとうございました。
 内容としては、益田中学校のこれまで3年間のアウトメディアへの取り組みとそれを受けての古野陽一さんの講演がありました。
日曜日で、いろいろな会合等ある中ではありましたが、感想としては、行って良かったという思いです。
講演は、聞いている者にとても分かりやすいもので、「あっ、なるほど」とうなずけるものでした。印象に残っていることとして“2歳までの乳児にテレビ・ビデオは必要ありません”という言葉です。授乳中テレビをつけている母親が約80%、携帯をしながらの授乳の母親が40%いるそうです。授乳は赤ちゃんが養育者との間につながりを持つ大事な時間です。テレビ、ビデオの脳に与える影響、功罪はみなさん、みんな分かっています。テレビ等つけたのは誰でしょう。赤ちゃんがつけることはありません。
 2つ目は、メディア漬けの子どもは脳に悪影響与えるということです。
 メディア漬けの子の傾向の調査結果が下の表のように出ています。
(2007年子どもとメディア実態調査より)



 このようにメディアは子どもの心に大きな影響を与えていますし、次のように生活習慣へも影響を及ぼしています。
(例)
 ・メディア視聴が長いほど、就寝時間が少なくなる。
・メディア視聴が長いほど、勉強時間が少なくなる。
・メディア視聴が長いほど、読書時間が少なくなる。
※結果として学校で眠たくなったりあくびが出たり、イライラしたりし、学力も下がる

 では、予防策・対応策として、どうしたらよいでしょう。
・我が家の方針を持つ   → うちはうち、よそはよそ、どっちも立派
・OFFにする習慣    → 家族そろって
・人と直接かかわる機会  → 友だちと遊ぶ、家族と一緒に何かする
・対話で問題を解決する力 → 子どもも親も思春期には主にこの対応
※4、5歳以上では子ども自身の意志決定を大事にする。(約束した番組を見終わったら     OFFにする習慣が大切)
このような話を聞きながら、今の自分はどうなのか、すぐ問い直している自分がいました。そこには、すぐテレビをONにする自分がありました。孫が帰っているときは、食事の時、必ずテレビをOFFしていた自分が現在ありません。必要のないとき、これからはOFFしなければという強い思いを持ちました。
最後に、話の中で、ゲームの話がありました。その話の中身について知らないのは教員や保護者なのかなと思いました。実際に子ども達がそのゲームを行って何万も請求があったという話を保護者から聞いたこともあります。ゲームに入るのは無料だそうですが、ゲームを攻略するためにいろいろな道具が必要でその道具を使うと金額がかかるそうです。よくテレビのCMの下に料金がかかることもありますと小さく出ているのがそのことだと思います。また、個人のプロフィールを出すコーナーもあるということです。それによって被害にあった話もありました。
 いずれにしてもメディアは大人にとっても子どもにとっても必要なことではありますが、どうつきあっていくかが大事だと思います。つきあい方を考え、メディアに流されないような強い親、子どもを育てましょう。
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吉田小だより 11-08

2011-11-08 10:04:57 | 校長だより
アウトメディアウイークの結果から思うこと
 先日のPTA通信は「アウトメディアウイーク」の報告でした。各家庭において、子どもと保護者が一緒になりながら取り組んでいることに対し、うれしく思っています。特に、2学期は1学期に比べ、高い目標へ(例えば、かめさん→くまさんコースへ、とりさん→かめさんコース等へ)、かなりの子ども達が挑戦し、達成していることはすばらしいことだと思います。そして、みなさんの感想からも、テレビを見ていないと、きちんと食事をしてくれたり、家族の会話も増えてきたり、勉強したりというたくさんの方からプラスの方向の意見をいただいています。前回の私の便りで読書のことを出しましたが、読書に家族で取り組んだ方もいました。今回の「アウトメディアウイーク」の取り組みは、各家庭でメディアに対して振り返るよい機会になったのではないかと思います。
 メディアの功罪についてはよく言われています。特にゲーム漬けのディメリットについては、高学年の子ども達はよくわかっています。高学年については、メディアについてのつきあい方を自分で判断し、実践していくことが大切です。このことについては、学校でも授業等で指導していきますが、家庭での協力が必要です。また、低学年については家庭での指導が必要だと思っています。高学年になってゲーム漬け等にならないためにもよろしくご指導願います。   


津波対応避難訓練を終えて
  先月、津波に対応した避難訓練を行いました。この日は大きな地震の後、津波警報が発令されたという想定のもと行いました。大きな津波でない場合は、屋上への避難ですみますが、この度の避難訓練は、東日本大震災の大きさを想定して行いました。吉田小学校は海抜4メートルで、しかも益田平野のど真ん中ということもあり、避難場所は限られています。まわりで一番高い場所、辻の宮(海抜32メートル)を避難場所として訓練を行いました。集団で移動したとき、子ども達の足で何分かかるかを見るものでした。子ども達は真剣に担任の指示のもと避難しました。かかった時間は、6年生で9分、1年生で15分でした。しかし、震災時の道路事情はどうなるか分かりませんが、子ども達が安全にしかも早く移動できる場所は、「辻の宮」であることを全校の子ども達と確認したところです。
 さて、先日、東日本大震災のあった南三陸町を訪問する機会がありました。南三陸町に行く道中では、家屋等については外見上大きな被害にあったような形跡は見られませんでした。道路も、所々で片側通行の場所がありましたが大きな被害は見られませんでした。震災から8ヶ月あまりたっていたので復旧したのかもしれません。しかし、私が訪れた南三陸町の志津川町に、山から下りて入った瞬間、町の様子を見、一瞬体がこわばったというか胸がギュンと苦しくなりました。山肌の杉の木が直線的に赤茶けており、前に見える町は、コンクリートの建物だけが残っており、しかも、その建物は窓もない状況でした。また、人の通りもなく、自動車が何台か通るだけでした。そこには、町の姿はありません。。建物があった場所にはがれきがうずたかく積まれ、今もなお手つかずの状況に震災への復興はこれからだという思いを持ちました。
 今、あちこちに置いてあった義援金の箱も以前と比べ少なくなっていますが、この現実を見て、私たちがこれからできる支援は何か考えさせられました。今後できることがあれば行っていきたいと思っています。
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吉田小だより 11-07

2011-10-13 14:06:50 | 校長だより
昨日の学習公開には、たくさんの保護者の参加をいただきありがとうございました。3時間の公開ということでお子様の授業の様子を長く見られたのではないでしょうか。いかがでしたでしょうか。今回は2つの話題を書かせていただきます。

秋の夜長に読書を
 10月になり、日が暮れるのがずいぶん早くなりました。昔から「灯火親しむ候」と言われていますが、今まさに「読書の秋」です。
10月27日(木)から11月9日(水)までは読書週間となっています。毎年、11月3日の文化の日を中心にして、その前後1週間を読書週間に定めて、全国的な読書運動を展開しています。
今年の読書週間の標語は「信じよう、本の力」となっています。
 読書というのは、読んだからといって、今すぐ力がつくものではないと思います。じわじわとすごい大きな力となって何年か先に人として人間としての大切な心の栄養となっていくものだと思っています。標語は何だか東日本大震災の「がんばろう日本」のスローガンに似ていますね。どうもそこからきたみたいです。
さて、本校の子ども達の読書量はどんなものか知るために中間休みや昼休みに図書館に行ってみますと、子ども達がたくさん本を借りにきています。その多くは、低中学年の子ども達です。図書館司書の大庭さんに聞くと、全校の2割くらいの子ども達が本をよく読むそうです。3年生の子どもの中には、もう100冊以上本を借りている子どももいるとのことでした。そして、今、6年生では、担任がクラスの子ども達に本を読むよう進めているとのことでした。
 読書は、知識をつけるばかりでなく、心に栄養をつけるとも言われています。私たちの時代はなかなか本が手に入りませんでした。図書室で本を借りて帰るか学校で読むことしかありませんでした。その時代には、日本少年少女文学全集などが中心で私自身振り返っても今のように幅広いジャンルの作品があるわけではありませんでした。読書好きの少年ではありませんでしたが、グリム童話や伝記・歴史の本はよく読んだように思います。また、祖父から昔の物語(伝記)を寝るときに聞かせてもらった記憶もあります。本のおもしろさは、なんと言っても、いろいろなことを忘れて本の世界に入り込むところだと思っています。
 終わりに、保護者のみなさん、この1ヶ月何冊の本を読んだでしょうか。秋の夜長、子どもと一緒に本を読みませんか。読み聞かせをしてみませんか。

4年生地産地消で益田の野菜のPR相撲部は小学生相撲大会で大活躍
 10月9日(日)に益田青果市場で行われた地産地消フェアーで、4年生が総合的な活動の時間で学習したことを発表しました。大勢の来場者に対して各コーナーで益田の野菜・果物等のすばらしさを元気よくPRしました。4年部の井上先生からも子ども達も一生懸命頑張って調べたことを発表することができましたという報告を聞くとともに、益田青果市場の森谷会長からも私に「4年生の子ども達が、益田の食を一層アピールしていただき、地産地消フェアーが盛り上がりました」とお褒めの言葉をいただきました。先般の3年生の「雪舟さん祭り」での活動も併せて吉田小学校の子ども達の外部への発進力のすばらしさに感動しています。
 同じ日に益田運動公園の相撲場では、益田市の小学生相撲大会があり、私も応援をしました。今年は、昨年より出場者が多く盛況でした。本校からは、昨年の出場者に加えて新しく1年生も含め3人の入部があり、男子6人、女子5人の11人(当日1人欠席)で出場しました。全員が持てる力を発揮し有意義な大会となりました。個人戦では6年生の部で見事優勝しました。結果を載せておきます。
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吉田小だより11-6

2011-09-14 13:36:38 | 校長だより
2学期が始まり2週間あまりたちました。暑い毎日が続いていますが、子ども達は、暑さに負けず、18日の運動会に向けて一生懸命練習に励んでいます。
先週の金曜日から全校の色別練習が始まりました。今年は、各色ともリーダーが女子のようです。どなって指導するわけでもなく、うまく子ども達にやる内容を説明し、分からせてから行動させています。リーダー以外の6年生もそれぞれ役割を持ち、全体を動かしている姿を見て、「今年の6年生もなかなかやるな。先生方もあそこまで指導できるかな。」と我が職員と比較して見ていました。職員もさすがです。そのやっている姿を見て、じっと言いたくても見守って子ども達に任せている姿に感心しています。運動会だより(職員向け)で、体育主任より子ども達のがんばりの様子が出ていましたので、このたよりの裏面に載せておきます。

2学期より児玉奈歩子先生復帰
 育児のため、2年前より休んでいました児玉奈歩子教諭が2学期(正式には8月1日)より復帰し、主に少人数指導で各学年の指導に当たっています。また、1学期末から体調を崩し休んでいた6年2組担任の内田邦彦教諭は、2学期になっても体調がすぐれないため現在休んでいます。復帰するまで教務主任をしている長島靖和教諭が担任をします。よろしくお願いいたします。

合唱部、NHK全国学校音楽コンクール中国ブロックコンクールで見事銅賞
 島根県代表として合唱部が9月10日(土)にはつかいち文化ホールさくらぴあで行われたNHK全国学校音楽コンクール中国ブロックコンクールに出場しました。合唱部は中国ブロックコンクールに出場が決まってからわずか2週間という短い間でしたが、部員36人全員が気持ちをあわせて練習に励んできました。本番では、その練習の成果を思う存分発揮してくれました。昨年は、おしくも奨励賞で残念な思いをしましたが、今年はやってくれました。見事銅賞です。おめでとうございます。担当の指導に一生懸命努力してきた子ども達、本当によくやってくれました。指導者にも感謝です。
 なお、当日は、たくさんの保護者の方にも応援並びに聴きに来ていただき、ありがとうございました。

合唱部担当より一言
┌────────────────────────────────────────┐
│ 保護者の皆さんをはじめ、たくさんの方々の応援・ご指導により、昨年度よりもさらに│
│深い音楽の合唱ができたように感じます。一つのことを追求していくことの苦しさをあら│
│ためて感じた夏でしたが、その分、今までにないたくさんのことを吸収できた夏でもあり│
│ました。今後もさらに成長できるよう頑張っていきたいと思います。これからも応援よろ│
│しくお願いします。  │
└────────────────────────────────────────┘
※ 9月24日(土)の午後1時からEテレ(旧教育テレビ)で中国ブロックコンクールの模様が放映されますのでぜひご覧ください。


運動会に向けてのちょこっとニュースくやしさからの出発①②
 「各学校行事に目標があるように、運動会でしか育てられない力がある。」と夏休み中、柳井長から話をいただきました。当たり前のことのようですが、2学期、日々運動会に向けて子どたちの指導にあたり、子どもたちの成長を実感しているのは私だけではないのではないでしょか。
①学級には様々な子どもたちがいます。自分の感情を素直に表現し、活発に活動する子や控えな子、思いはあっても相手にうまく伝えられない子、自分のことでいっぱいいっぱいな子。そな中、本学級には心のうちに強い思いを秘め、運動会をきっかけに動き出した女の子がいます第4回目の色別練習の際、縦割り班を使って応援歌やダンスの指導を担当の6年生が指導する会がありました。活動中他の班は6年生が中心となりいい雰囲気で動き出しているのに対して彼女の班はなかなか動きが見られません。他の6年生もどのように関わってよいのか分からず低学年はポカンと他の班を見てしまっていました。結局他の班の6年生が応援に入り、少しず動き出しましたが、決してよい練習とはいえませんでした。その日の「運動会へのあゆみ」に女は下のように書いています。
「私は今日の色別タイムで、4、5年生にダンスを教える時に、自分が完璧にできていませでした。「昼休みにみんなで練習したときにきちんとおぼえておくんだった。」と後悔しました1~3年生に教える時は、このようなことがないように、きちんと教えられるようにしておきす。私は色長のようになりたいです。人前に出てもハキハキと大きな声で、時にはくすっと笑る教え方がとてもいいと思うからです。「右右左左」とかはずかしがらずに言えるからすごいといます。次の練習からは、「はずかしがってどうすうの!」と自分にいえるぐらいの気持ちでのみたいと思います。」
 この日記を書いた翌日から休み時間友達にお願いをし、CDをかけて教室でダンスを練習す姿が見られました。第5回の色別練習が始まる前に呼び止めると、「今日はがんばります。」とれしい言葉を返してくれました。確実に彼女にとって自分を高める前向きな力が芽生えた瞬間した。
①色別練習も大詰めを迎え、6年生の心にも火がついています。しかし、色別タイムで取り組たいことは決まっていても、構成やつなぎ部分をどのようにするのかまでは子どもたちも見通を持てていません。先週の放課後練習で初めて通し練習をした青組。5分の色別タイムに対し12分間かかりました。一つ一つに無駄が多く、練習は止まってばかり。いろいろなことに気ついている子どもはいるのに、みんなの前ではずかしいのか黙って過ごす。最終的に時間が来ので、あっさり帰ろうという雰囲気になり、見に来ていたいた先生方にお礼も言わずに教室へ帰る6年生に担任が激怒「自己満足の色別タイムなら6年生だけでしてしまえ。言たいことがあるのに学級のために声を上げられないようなラスがまとまってひとつのことができるか。」と厳しく言いってしまいました。(内心この後どうなるのだろうかとヒヤヤしましたが。)
 翌日朝登校した男の子が昨日時間がなくて元に戻せなかた机を率先してもとの位置に戻しています。自分のだけでく、他の人の机も。キャラクターを塗る係の子は朝の活動素早くすませ、図工室に行き、できなかった作業をしていした。色長と色別タイムリーダーは放課後なぜ練習が失敗たのか考え、みんなが色別タイムの構成を理解できるように右のような詳しい構成メモを持ってきて印刷して配りたいお願いをしてきました。失敗を次に生かそうとするたくまい子どもたちの姿がありました。
 色別タイム練習では子どもたちがたくさんの失敗をしますその失敗がなぜ起こったのかを考えてやる姿勢も大切なのと思います。「6年生が声を出さない。」と感じることがあます。「6年生が見本を見せろ」と言うことも大切です。しし、もしかしたら大きな声の出し方を知らないのかも。「肩ほど足を広げて、息をすい、お腹に力を入れて前傾姿勢でを出してごらん」とアドバイスするアプローチもありなのかもしれません。アドバイスで少しきた部分をほめることがその子の成長につながるのであれば。。。
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2学期始業式

2011-09-01 14:26:45 | 校長だより
 長い夏休みが終わり、今日から二学期が始まります。楽しい思い出はいっぱいできましたか。
 夏休みに大きな事故や事件に遭うことなく、そろって始業式を迎えることができたことを大変うれしく思います。
 夏休み中、暑い中、6年生のみなさんは、学校の植物に忘れず水やりをしてくれました。そのおかげで、花壇のサツマイモ等、元気よく育っています。また、28日には保護者の方や、今ここにいるみなさんが学校に来て、校庭や教室の中をきれいにしていただきました。とてもきれいな学校になり、うれしく思っています。
 さて、二学期は季節で言えば「秋」です。暑かった夏に比べ、気候的にも一番過ごしやすい季節です。「実りの秋」「スポーツの秋」「読書の秋」などと言われています。スポーツにしても、勉強でも実り多い日々を送ることができます。9月には運動会、11月には、学習発表会もあります。すばらしい2学期を送ってください。
 そのためにも、頑張ってほしいことがあります。
 一つ目は、元気の良いあいさつをしましょう。
 二つ目は、授業中、先生の話や友だちの話をしっかり聴きましょう。
 三つ目は、本をしっかり読みましょう。そして、心に栄養をつけましょう。
そして、友だちと仲良くし、すばらしい学級を作っていきましょう。そして、日本一のなかよし学校にしていきましょう。
 この3つのことを心にとめて楽しい充実した2学期にしていきましょう。
 最後にうれしいお話をしておきます。終業式にみんなの前ですばらしい歌声を演奏してくれた合唱部は、石見地区予選、島根県大会を突破し、見事、島根県代表として中国地区大会に参加することとなりました。9月10日にはすばらしい歌声を中国地区大会で聴かせてください。健闘を祈っています。
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一学期終業式 式辞

2011-07-20 13:05:37 | 校長だより
今日で一学期が終わり、明日から夏休みに入ります。
 みなさんにとって、どんな一学期だったでしょうか。一年生にとっては、初めての小学校生活でしたが、学校生活は楽しく過ごせましたか。
 さて、この一学期、みなさんは、どんなことをがんばろうとしてきましたか。そして、どんなことができるようになったでしょうか。今日、担任の先生から渡してもらう、通知表「あゆみ」を読ませてもらいました。もちろん全校のみなさんのものを。学習でいえば、一年生では「足し算・引き算」ができるようになった。六年生では、「分数の計算」ができるようになった。漢字が書けるようになった。など、できるようになったことがたくさんありましたね。生活面では、自分で起きられるようになった。大きな挨拶ができるようになった。などいっぱいできるようになったことがありました。
 一学期のはじめに、みなさんにお話ししたことがありますね。体育館にかけてある「日本一の仲良し学校、日本一のあいさつ学校など」、ただ掲げてあるのではなく、それに向かって努力しようという話をしました。どれくらいできているか聞いてみます。目をつぶってください。人のことは関係ありません。
一つ、「友だちと仲良くしている人」二つ目「元気の良いあいさつをしている人」
 よく頑張っている人が多くうれしく思います。わたしが中島のローソン前の横断歩道に立っていると、いつも大きな声でどの班も元気の良いあいさつをしてくれます。ある班は、道路を渡り終えると全員が大きな声で「ありがとうございました」と言っています。これはとてもすばらしいことだと思います。学校前でも止まってくれた車にありがとうございますと言っている人もいます。いいことですね。
また、授業中、先生の話をしっかり「聴く」ということもよくできてきています。トイレのスリッパの整頓もかなり良くできるようになりました。二学期も良いことは続けていきましょう。
 最後に明日から40日間の休みにはいります。事故や事件に巻き込まれることのないよう安全に努めてください。
 そして、楽しい有意義な夏休みにしてください。
 長い夏休みですので、規則正しい生活を送ることはもちろんですが、普段できない、夏休みでしかできないようなことをしてほしいと思います。旅行もいいでしょう。好きな本をしっかりよむこともいいと思います。おうちの手伝いもしっかりできるといいですね。いい夏休みにしてください。そして、8月30日の二学期の始業式には全員元気な姿であいましょう。
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吉田小だより 11-05

2011-07-19 18:25:27 | 校長だより
早いもので、1学期も明日で終わりとなります。保護者の皆様には日頃より本校の教育に対しまして、温かいご支援とご協力をいただきありがとうございます。おかげをもちまして大きな事故や事件もなく1学期を終えることができますことを教職員一同喜んでいます。
 さて、この1学期を振り返って、私自身、昨年と比べ、とても慌ただしい毎日を過ごしてきているような気がしています。昨年度より、よく学校のことが分かり、かえって忙しくなっているのではないかとも思っています。子ども達の様子については、各教室での授業、休み時間の遊び等を見て、学級に多少の差はありますが、落ち着いた中で学習に一生懸命に取り組んでいる様子や友だちと仲良く遊んでいる姿が見られました。
 学校全体で取り組んできたこととしては、『自治能力を育てる』ことと『意欲的な子どもを育てる』ことの二本柱で取り組んできました。
 一つ目の『自治能力を育てる』ことでは、NATKタイム、あいさつ、くつの整頓に取り組んできました。
 NATKタイムは、なかよし集団の確立のために行っています。先日、最初の会が行われ、6年生が下級生も楽しめるよう工夫した運営をしている様子を見て、6年生のすばらしさを感じました。今後の活動としては、運動会に向けて6年生が中心となり色別で動いていくそうです。
 次にあいさつについてですが、今年度に入り、とても元気のよいあいさつが交わされるようになりました。中須地区のある登校班は全員が大きな声であいさつできるだけでなく、横断歩道を渡り終えると、止まっている車の運転手に対して「ありがとうございました」と全員が大きな声でお礼を言っている姿にとてもすがすがしさを覚えました。校門前での子ども達の姿は、最近は暑さのせいか、声が少し小さくなったような気がします。いつでも、どこでも、誰とでも自分から先にあいさつが言える吉田小学校の子どもになってほしいと思っています。家庭での協力もぜひ必要です。今後ともよろしくお願いします。
くつの整頓については、かなりできるようになりました。自分のくつはもちろんですが、トイレのスリッパがよくそろうようになりました。しかし、毎日うまくいっているとはいえませんので、2学期には職員子どもが一緒になってがんばって、毎日トイレのスリッパがそろうようにしたいと思っています。そして、次に使う人の気持ちを考えた行動がとれるようにしていきたいと考えています。
 二つ目の『意欲的な子どもを育てる』については、「確かな学力」の育成に力を入れています。昨年度に引き続き、今年度も算数科を中心に「活用力を育てる」ことを研究の中心においています。活用力とは、これまで学習した力を使って新しいことを学んでいく力といってよいでしょう。
それと同時にこれまで行ってきた「学び合い」の授業にも取り組んでいます。「学び合い」の授業では、どの子どもも学習に参加できるようグループでの学習、隣同士のペアー学習を取り入れています。グループによる学び合いの学習を取り入れた結果、人間関係も良くなり、分からないことをグループ内で聞き合い、全員が学習に参加できるようになりました。
 しかし、学習で大切なことは、まず「聴く」ことだと思っています。上に掲げた内容も、学習の基本が身についていないと何もなりません。今後ますます全職員で研修に励み、分かる・できる授業、子ども達が学習が楽しいという授業をめざしていきたいと思っています。
 最後に、夏休みは、7月21日から8月29日までです。40日間の休みがあります。普段の生活ではできないいろいろな体験をしたり、何かに取り組んだりして、心に残る夏休みにしたいものです。「百聞は一見にしかず・百見は一体験にしかず」といいます。

平成23年度島根県学力調査について
 4月26日、27日に行われた「島根県学力調査」の結果が返ってきました。4年生以上の児童が参加し、4年生は国語、算数の2教科、5・6年生は国語、算数、社会、理科の4教科で学力調査が行われました。内容は前年度学習したものです。その一人一人の結果については、終業式までに担任が指導して返すようにしています。
 さて、本校の子ども達の学力調査の結果を見ると、どの学年、どの教科も市平均はもちろん県平均を概ね上回っています。中には、県平均を8ポイント以上大きく上回っている教科もあります。ただ、この調査から基礎・基本といった内容に比べて思考力・判断力・表現力といった活用する力の弱さが浮かび上がりました。このことについては、今年度行っている本校の研究内容と一致していますが、算数だけでなく、その他の教科でも活用する力を身につけていく必要があります。特に書く力をつけていくことが大切だと思っています。考えて書く、書いて考えるというように書くことと考えることは密接につながっていると思います。2学期からは「書く活動」を取り入れた学習に一層力を入れていきたいと思います。
 また、生活・意識調査から分かったこととして、「授業がよく分かる」児童が県全体と比べ、学年が下がるに従って割合が下がっていることや「テレビを見る時間」について、あまり見ない児童とよく見る児童が2極化していることが気になります。この点について、これからよく分析し、対応を考えていきたいと思います。 

子どもの話を聴くときは
こんなタイトルの詩が出てきました。読んでみると、自分の子どもの見方が少し変わってきかなと思いましたので紹介します。
 1 子どもの声を聴くときは、教えてもらう気持ちでね。
一生懸命、耳傾けて、教えてもらう子どもの世界
子どもの世界の扉はね、内側からしか開かないの。
信じる大人に向かってね。
 2 子どもの話を聴くときは、じっくり、ゆっくり、ゆったりね。
  言おうと思うと時間切れ、中途半端は苦しいよ。
  子どものつらさと言葉はね、外に出るまで時間がいるの。
  待っている時間も、聴いてる時間。
 3 子どもの話を聴くときは、「聴いてるサイン」を伝えてね。
  あいづちうって、うなづいて、子どもの言葉を繰り返し。
  不安な気持ちの子どもはね、小さな合図で安心するの。
  「ぼくを分かってくれてるな」って。
 4 子どもの話を聴くときは、途中で止めたりしないでね。
  批判をしたりまとめたり、言い聞かせないでただ聴いて。
  おとなが口を開くとね、子どもの口が閉じてくよ。
  知りたいのなら、耳、聞こう。
 5 子どもの話を聴くときは、瞳のサインを見ていてね。
  子どもはたいていおとなのね、目なんか見てははなせない。
  それでも分かってほしいとき、瞳で合図を送っている。
  見逃さないで、みていてね。
 6 子どもの話を聴くときは、顔の高さを合わせてね。
  上から見下ろされるとね、だれでもちょっと堅くなる。
  視線の低い子どもにね、しゃがんで視点をあわせてね。
  子どもが話しやすいから。
 7 子どもの話に答えるときは、声の調子を同じにね。
  大きな声や高い声、おとなのいらいら伝わるよ。
  子どもは意味を知らなくてもね、声で気持ちが分かるんだ。
  言葉が出にくくなっちゃうよ。
 8 子どもの不安を聴くときは、子どもの気持ちを感じてね。
  「なぜ?」「どうして?」が、問いつめに感じてしまうとき、あるの。
      子どもの心配、不安はね、「不安なの」って繰り返してね。
  答えは、一緒に考えて。
 9 子どもの不安を聴くときは、すぐに原因、決めないで。
  「地震のせいだ」「性格だ」、決めてもそれは答えじゃない。
  子どもを取り巻く世界もね、子どもの心も単純じゃない。
  広く大きな視野で見て。
 10 子どもの悩みを聴くときは、子どもの力を信じてね。
  しっかり聴いて、じっくり支え、色んな見かたのアドバイス。
  だけど最後は子どもがね、子ども自身で解決するの。
  おとなが信じた子どもはね、乗り越えられるよ、大丈夫。
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吉田小だより 11-04

2011-06-16 14:07:46 | 校長だより
うっとおしい梅雨空が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。早いもので、1学期も2ヶ月がたち、もう後1ヶ月ちょっとで夏休みを迎えます。各学級とも、担任の先生の指導にも慣れ、落ち着いた中で学習や生活ができるようになりました。授業では「聴くこと」を大切にした指導
生活面では、「挨拶のできる子」「整頓のできる子」等当たり前のことが当たり前にできる子をめざして各学級とも取り組んできています。「あいさつ」については、地域の方から「今年になってずいぶん良くなっていますね。」という声を聞き、少しうれしくなっていますが、まだまだ十分とは思っていません。これからも、家庭・地域と連携しながらやっていきたいと思います。よろしくお願いします。
 先日、7日(火)8日(水)と6年生と一緒に修学旅行に行ってきましたので、気づいたことをお知らせします。

修学旅行を引率して
 今年の6年生は修学旅行を通してどんなことを学んでくれるかなと思いつつ出発しました。2日間の旅行でしたが、「今年の6年生もすごい」と思いました。ブログにも紹介していますが、「平和公園でのインタビューの応対の姿勢や受け答えがしっかりしていた」とのメール等でお褒めの言葉をいただいたように、物怖じしない堂々とした対応でした。こういった姿は、これからも吉田小学校の伝統になればと思います。他にすごいこととして、①聴く態度②時間厳守③各見学場所、宿泊施設での児童代表のあいさつ、声の大きさ、内容④仲のよさでした。広島の平和資料館では、被爆体験者の梶本さんから今年も「吉田小学校の子どもたちに話すのは、とてもうれしい」とおっしゃられました。終わった後も、「聞く態度の真剣さが感じられ、とても話しやすい」とおっしゃられました。このような態度がこうして外に出たときに発揮できるのも日々の先生方の指導やそれを感じて行動できている子どもたちだからだと思います。今後、修学旅行で学んだことを吉田小学校の最上級生としてしっかり発揮してくれることを願っています。

学校評価表について
 今年度も学校評価について、職員で考え、よりよい学校作りのために、今年の重点目標を裏面にある評価表のように3点(①基礎・基本、基礎学力の定着を図り、「確かな学力」を身につけた児童の育成 ②自分たちの生活を自分たちでよりよくしようとする児童の育成 ③地域・保護者との連携を図り、安心・安全な学校作りの推進)に絞り、努力していくことにしました。
 この評価項目について、できれば年度末に1回評価して終わりでなく、学校公開日等に子ども達の学習している姿等も参考にしていただき、アンケートに答えていただく形にしたらと考えています。その際はよろしくご協力ください。

子どものため
 私たちが子どもを前にしてよく使う言葉に「子どものため」という言葉があります。子どものことを案じて発する言葉として、親としては実に自然な言葉です。しかし、この「子どものため」と称して親が子どもに対応する内容によっては、実は「子どものためにならない」ことも多いのではないかと気になることがあります。
 例えば、「長い通学距離はかわいそうだ。子どものために車で送ってやる」、「緊急の事態に備えて、携帯電話を子どもに持たせる」、一見、子どもがこのようなことで困っていたり、訴えてきたりするとつい言ってしまったりする言葉です。よく考えてみると何か欠けている発想や視点があることに気づくと思います。なぜ、こんなことを書くかというと、雨の日に公衆電話から「迎えにきて」という電話をしている子どもが実に多いと感じています。雨の日は、本当に迎えが必要なのでしょうか・・・・・。
 私たちが発する「子どものため」という言葉は、言い換えれば、「子どもの将来のため」という発想がもとにあるはずです。「子どもの将来」とは、子どもが社会の一員として「自立」して生活する将来のことです。つまり、「子どものため」とは、子どもが自立して生きていけるための力、よく言われている「生きる力」をつけてやることそのものだと思います。
 今一度、「子どものため」にとやっていることが「子どもの将来のために」かえって障害となるものを私たち大人が作っているのではないか、今一度ふりかえってみませんか。
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吉田小だより 11-03

2011-05-27 10:23:35 | 校長だより
良い学校でありたい
ひさしぶりに忙しさから解放され、文章を書く時間ができました。
先日、教育長さんとの面接がありました。今年度、どんな点に力を入れて学校経営を行うのか、校長としての考えを述べる場がありました。前回、保護者の皆様にお知らせした今年度の学校経営案をもとに、「学校評価表」を作成し、今年度の重点目標を明らかにし、成果指標や取組指標を立て、具体的な取り組みを考えました。そのことについて述べたわけですが、最後に、「どんな学校にしたいのか。今日は聞けなかったけど考えておいてほしい」と言われました。すぐに答えようとしましたがしませんでした。PTA総会でお話しした「学力と社会性を身につけた子ども」と言おうとしましたが、吉田小学校の子ども達に何が必要なのか今でも問い続けていますので言わなくて良かったと思っています。
 なお、教育委員会に提出した「学校評価表」については、後日「校長室だより」でお知らせしたいと思います。
さて、本題に戻りたいと思いますが、「良い学校」とは、どのような学校だろうかと考えます。学校を選べる制度のある東京都の学校での話です。「中学校を選択するときどのようなことを重視しますか」と入学前の保護者会で、小学生の保護者の方に聞いた結果、①学力、授業の様子、②生徒の仲間関係、③先生の指導方針や指導力④学校の運営方針、⑤部活動の順だったそうです。この回答から浮かび上がる「教育熱心な教師」「人間関係の落ち着きの中で諸活動に専念する生徒」の像は、おそらく小学校に通わせている保護者の方からも支持される「理想の学校」ではないかと思います。  
 しかし、学校には予期しない様々なトラブルが生じることも事実です。このことを考えると「良い学校」とは、第一義的にトラブル等が生じないよう目に見えない努力を不断に行っている学校ということになるでしょう。そして、次に発生してしまったトラブル等については、これと真摯に向き合いながら、保護者の皆様や地域の皆様と協力しながら問題の所在を確認し、ともに協力しあって児童の落ち着きを取り戻し、諸活動に専念できる環境を作っていくことだと思います。
 本校では、今年度「あいさつ・くつの整頓」に力を入れています。たかが、「あいさつかくつか」と言いますが、あいさつは、人が会ったときに互いに交わしあうと、心地よいものです。また、くつの整頓もただ靴のかかとをそろえればそれでいいものではありません。そのことを通して、自分の跡を少し振り返ってみることの大切さに気づく子どもになってほしいと願っています。あいさつもくつの整頓も、理屈によって覚えたり身につけたりできるものではありません。できるようになるためには、職員集団、そして、家庭、地域が一体となって取り組まなければ身につけさせることができないものです。
 問題はあっても、それを「成長の糧」として「すばらしい学校づくり」に学校と保護者、地域が連携し、その中で、子ども達が人間らしく成長していける学校になればと思っています。これからも全力で「良い学校づくり、すばらしい学校づくり」をめざします。よろしくご協力ください。
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吉田小だより 11-02

2011-04-22 12:31:34 | 校長だより
 今年度から新たに、学校だより「なかよしだ通信」を発行することにました。第1号を昨日出しました。お読みになられたでしょうか。これらは、学級・学年だよりだけでは分からなかった学校全体のニュースや知らせ等を届けたいと思っています。新しく名前を変更した『校長室だり(吉田小だより)』は、これまで通り学校としての考え方、また、私普段考えていることや職員や児童とのかかわりの中で感じたことや考えことを発信していきたいと思っています。よろしくお願いします。
 新学期が始まり2週間がたちました。校門に立って子ども達が登校しくるのを待っていますと「おはようございます」と、とても元気のよいいさつが返ってきます。とてもうれしくなります。新学期、新しい学年、新しい友だち・先生をえ、張り切っている様子がうかがえます。一年生も元気いっぱいに登校しています。今年の登校姿で昨年と違うのが、どの班でも上級生が一年生の手を引いて登校していることです。すごいな感心しています。また、教室の中の子ども達の姿も、落ち着いた中で一生懸命先生や友だちの話聴いて学習に取り組んでいます。先生方には、「この4月で学級経営がうまくできない者は、6になっても、一年たってもうまくできませんよ。そのためにも一人一人をよく見て、よいときはしっかり褒め、悪いときは、その場できちんと直すことをしていきましょう」と言っています。 さて、昨年も書きましたが、「子どもがよりよく伸びてほしい」これは、保護者の願いでもあり職員の願いでもあります。しかし、何をよりよく願うかは人によって違います。でも大方の人は「相手の気持ちが分かる優しい子に育ってほしい」「たくましく育ってほしい」、「学力も身につてほしい」と願っているのではないかと思います。
 私は、学校ですから、学力をつけるのは当然のことだと思っています。特に、小学校は社会生の基礎を作るところだと思っています。学校は集団で生活していますので、集団を通して身につることはたくさんあります。人とかかわる力(コミュニケーション能力)、豊かな心、たくましさ体力等あります。このことは上にあげたよりよくなってほしい力だと思います。そして、子ども一人一人が、自分はこんなことができる、こんなよさがあるといった自尊感情のもてる子ども達育ってほしいと思っています。
 私は、吉田小学校に入って、集団の多さを生かした学校作りをしていくことが必要だと考えてます。それは、子ども達一人一人が持っているよさを引き出し、それを多くの集団の中でかかわせ、切磋琢磨することによって、一人一人が伸びてくると思っています。可能性を秘めた子どもだと思っています。それを引き出すのが私たち教職員集団だと思っています。もちろん家庭の協も必要だと思っていますのでよろしくお願いします。

今年度の学校経営方針について
学校教育目標は昨年と同様に次のように決めました。
協力しあって自己実現に励む吉田っ子の育成  ~ 自立・思いやり ~ 
めざす学校像として
日本一のなかよし学校 ○あいさつ日本一 ○助け合い日本一 ○けじめ日本一
 ※日本一のなかよし学校とは、
①一人一人の人権が大切にされる学校
②他者のよさを見つける児童が多い学校
③児童同士が切磋琢磨する学校
④③の結果として一人一人のできることが増える学校
※「他者」とは、友だちも含め他の人
期待する子ども像として
学習に意欲的な子ども
意欲的な子ども 他者と温かい関係をつくることに意欲的な子ども
内省に意欲的な子ども
※ 「内省」とは、自分を振り返る

今年度の学校経営の重点として
「子ども達の意欲を育てる」ことと「自治能力」としました。
※自治能力とは自分たちの生活を自分たちで高めようとする力

○意欲を育てる
①学力の向上をめざす
②健康・体力・運動能力の向上をめざす
③学校内外の安全・安心の確保につとめる
④一人一人のできることを増やす

○自治能力
①規範意識の向上をめざす
②自治活動の機会を増やす

 これらのことを達成するために、まず当たり前のことが当たり前にできる学級・学校作り  努めたいと思います。当たり前のこととは、あいさつ、くつのせいとん、時間を守る、人の  をきちんと「聴く」こと等ができることです。(凡事徹底)特に褒めて伸ばすことを大切に  ていきます。ご家庭でも褒めていただきたいと思います。
※「凡事徹底」とは、平凡なことでも続けることによって非凡となることです 

保護者へのお願い
「早寝、早起き、朝ご飯」の大切さが言われて久しくなりますが、これは全国的なことではなく益田市の方針の一つでもあります。子どもが能力を発揮できる環境を整えることが何よりも大切と思っています。今年度、家庭学習の習慣作りとメディアとのつきあい方について、昨年度以上取り組んでまいりたいと思います。「早寝、早起き、朝ご飯」と大きくかかわっていますのでよしくお願いいたします。特に、「メディアとのつきあい方」(アウトメディア)については、益中校区三校のPTAの今年度の重点目標として取り組むことになっていますのでよろしくお願います。「子どもをよくしたい」という共通の願いのもと、心を一つにして、できることは確実に行する学校と家庭でありたいと思います。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
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学校だより00 入学式式辞

2011-04-11 17:21:22 | 校長だより
一年生のみなさん 入学おめでとうございます。
 今日は、みなさんの入学のお祝いに、たくさんのお客様が来てくださいました。一緒にお礼を言いましょう。ありがとうございます。
 後ろにいるお兄さんやお姉さん、そして、先生方も、みなさんの入学をこころまちにしていました。
 さて、みなさんは今日から吉田小学校の一年生になりました。先ほどからみなさんの様子を見ていましたが、とてもしっかりしているので感心しています。
 ところで、みなさんにとって学校が楽しくなるようにとお願いしたいことが3つあります。
 一つ目は、「元気なあいさつと返事をしましょう(6年生)」
吉田小学校の子どもは、こんなすばらしいあいさつができますよ。一年生もできるかな。校長先生がおはようございますといった後に続けて言ってください。おはようございます。
 二つ目は、「友達となかよくしましょう」
 友達がいっぱいになると学校が楽しくなります。吉田小学校は「日本一のなかよし学校」をめざしてがんばっています。友達と仲良くしましょうね。
 三つ目は、「自分のことは自分でしましょう」
 今日の入学式に、自分で服を着た人、すごいですね。よくできましたね。これからも自分のことは自分でしましょう。
 もう一度言いますよ。
 一つ目は、「元気なあいさつ・返事をしましょう」
 二つ目は、「友達となかよくしましょう」
 三つ目は、「自分のことは自分でしましょう」でしたね。がんばりましょうね。
 さて、保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。最近「早寝、早起き、朝ご飯」の大切さが言われています。本校でも取り組んでいます。子供が能力や力を発揮できる環境を整えることが何より大切であります。「子供をよくしたい」という共通の願いのもと、心を一つにして、できることは着実に実行する学校と家庭でありたいと思います。皆様のご理解とご協力を心からお願いしたいと思います。
 一年生のみなさん、静かに待ってくれましたね。大変立派です。明日から元気に登校してきてください。6年生のみなさんかわいい一年生が入学してきました。みんなでやさしくし、楽しい吉田小学校にしていきましょう。
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吉田小だより2011 一学期 始業式 式辞

2011-04-08 17:48:07 | 校長だより
 おはようございます。今日から23年度がスタートしました。それぞれ、1年進級し、新たな気持ちで登校してきたと思います。そして、新しい友だち、新しい先生、中には持ち上がりの先生もいるかと思いますが、一緒にすばらしい学級を作ってください。そのことがすばらしい吉田小学校を作ることにもなります。
 さて、みなさんは、2年生になったら、3年生になったら・・6年生になったら、こんなことをがんばろうと全員の人が考えてくれていると思います。それに向かって毎日できることを続けてやって欲しいと思います。
 高校野球を見た人はいますか。その開会式の選手宣誓で岡山県創志学園高校の野山主将が「人は仲間に支えられることで、大きな困難を乗り越えられることができると信じています。がんばろう日本。生かされている命に感謝し、全身全霊でプレーすることを誓います。」という言葉に私は大きな感動を受けました。被災地の方は今一生懸命立ち上がろうとしています。みなさんに今できることは、この選手宣誓の言葉にあるように、自分の目標に向かって一生懸命頑張ることではないかと思います。
 終わりに、私からみなさんにお願いしたいことがあります。今、体育館の横に日本一のなかよし学校と書いてありますね。日本一のなかよし学校を先生もみんなも一緒になって作っていきましょう。その基本となるのがあいさつであり、けじめであり、助け合いです。スローガンに終わらせないでほしいと思います。
 なかよしクラスになる秘訣が3つあります。
 1つは、人からされていやなことは、絶対にしない。
 2つ目は友だちや先生の話がしっかり聴けることです。
 3つ目は挨拶、くつの整頓、廊下を走らない、チャイムが鳴ったときは席に着いているなど当たり前のことが当たり前にできるようになりましょう。
月曜日からは、1年生も入学してきます。みんなで協力してすばらしい学校にしましょう。特に6年生のみなさんは吉田小学校の顔としてみんなのお手本になってがんばってください。
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