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オタクの雑記です。日常のこととかお絵かきとか好きな作品の話とか。

遙かなる時空の中で3感想(14)平 知盛

2015-03-22 23:00:30 | オタ話

感想書くのがすごく久しぶりになりましたが、いよいよ攻略キャラクター感想最終回です。
私個人としては、迷宮終わって夢浮橋ざっくりプレイして、先日また無印with十六夜記をやってました。

遙か3感想。十六夜記から攻略可能になった平家の将・平 知盛です。
全編を通じてネタバレ、勘違い・記憶違い・思い込み、独断と偏見が入り乱れていますのでお気をつけください。


平 知盛(たいらの とももり)
平家の将。平 清盛の子で、平 重盛は兄、平 重衡は弟にあたる。

戦闘大好きな平家の将です。
基本的にいわゆる中ボス的なポジション(?)で、戦場で出会っては交戦します。むしろ無印では、戦場でしか遭うことのなかった人だったような。
何に対しても無関心で気だるげ、厭世的な様子ですが、戦の高揚感や命がけのギリギリの戦いをしているときに生きてる喜びを感じるという、大分マズイ感じのメンタルの持ち主さんです。望美の剣技に惹かれ、毎度毎度戦場でド突き合うことになります。何度も戦い、そしていつも最終戦の壇ノ浦で望美との戦闘に満足し、最後は海に身を投げるのです。
そんなわけで無印のときは、戦のときにつきまとってくるちょっとめんどくさい人くらいのモンだったのですが、十六夜記の熊野では、将臣・知盛・望美の三人で行動するイベントも新設され、望美も何を思ったのか知盛に惹かれてしまったようで、今まで絶対に変わることのなかった知盛死亡の運命を変えようと奔走を始めます。

で、この攻略ルートなのですが、いや本当に面倒臭かった!途中で「知盛ルートって本当は無いんじゃないの?」と疑うくらい時間がかかりました。うん、このゲーム全体にかけた時間の1/3は知盛ルートの攻略だった気さえします。
なにせ大団円エンドを見た後に攻略開始&他のキャラにはあった攻略のヒントが一切ない…ということで、本当に手探り手探り。分岐もどこにあるのやら…という状態でした。最終的に諦めて攻略サイトさまにお世話になりました。本当に有難うございます…。

知盛ルートなのですが、もう知盛がこういうキャラなので愛とか慈しみとか無用!ただ剣と剣とでお互いを激しく求めるのだ!!という最高にロックな展開が怒涛のごとく繰り広げられるので、なんだろうもう上手く感想が言えない。とにかく望美ちゃんが新たな境地に目覚めたのだけはわかりました。

また、九郎さんの名言「元いたところに戻して来い!」(捨て犬かよ)を始め、名シーン続発の後日談も印象深いです。こんなに苦労してクリアして、達成感で感無量なのに、なぜなんだこのギャグみたいなエンディングと後日談は(笑)。
余談ですが、この後日談で重衡が「兄上も存外普通の男」という感想を述べるシーンがあるのですが、あれ?私が思ってたのよりちょっと仲悪い?(重衡は知盛にちょっとコンプレックスある?)のかなあーと思いました。
あと、なんだかんだ言って安徳天皇に優しかったり、尼御前はじめ平家の人たちを無事に逃がそうとしたり、そういう思いやりがチラホラ見えるところはニクイですね。

最後なのに、なんだかサッパリした分量になってしまいましたが、このキャラクターに関して言えば、あの衝撃は是非プレイして味わうべきという元も子もない感想しかでてきません(笑)。

ここまで14回にも渡って遙か3感想つらつら書いてきましたが、ひとまずゲーム自体の感想は今回で最終回です。長い間お付き合いいただき有難うございました!!
ただ、現在絶賛沼に沈没中なので、遙か3他の事についての記事はまたいずれ書くかもしれません。
あと、このブログはゲーム感想だけの為に始めた訳ではないので、何かあればボチボチ更新していきたいです。


遙かなる時空の中で3感想(13)銀

2015-02-10 22:34:40 | オタ話

ちょっとお久しぶりの感想です。
ここでまだ無印・十六夜記の感想かいてますが、実際は今、夢浮橋やってます…。無印の記憶が段々おぼろげになってきている感も否めませんがご了承ください。

遙か3感想。十六夜記からの新キャラクター・銀です。
全編を通じてネタバレ、勘違い・記憶違い・思い込み、独断と偏見が入り乱れていますのでお気をつけください


銀(しろがね)
奥州藤原氏の郎党であり、総領である藤原泰衡の部下。

十六夜記からの新キャラクターです。
壇ノ浦の戦いで源氏軍から追われる身になった神子ご一行を、平泉が受け入れる際の窓口になります。
泰衡の部下なので基本的に泰衡の命令で神子に仕えることになるわけですが、名実共に己を殺して誠心誠意神子に尽くしてくれる人です。

銀について語る上で外せないのが平知盛の存在ですね。銀は、風貌が非常に知盛と似ているのです。
十六夜記では将臣や知盛と一時期行動を共にできるルートが新設されており、銀との出会いに至るまでに、知盛と共闘⇒ちょっと気になる⇒壇ノ浦で望美自ら知盛殺害というトラウマルートを経ていることになっています(そうじゃないこともあるけど)。
そんな中、落ち延びた先で、やむを得ず自分が殺した男のそっくりさんが現れたとあれば、そりゃあ混乱しますよね。しかも当の本人はご都合よく記憶喪失
「あれ、まさかもしかして…?!」とソワソワする望美の近くで、元は平家軍にいた将臣や敦盛もなんだかソワソワしています。プレイヤー(わたくし)もうっかり銀=知盛と信じそうになりました。
実は、銀の正体は平 重衡(たいらのしげひら)という人で、知盛の弟でした。源氏との戦で敗戦し、捕虜となったところで政子様に記憶を消され、呪詛をかけられた上で平泉に送り込まれ、そこで泰衡に拾われたんだそうです。
で、将臣や敦盛がソワソワしてたのは、やはり同じように「銀=知盛かも?って思ってるからかな」って最初は思ってたのですが、この正体知ると、「あれ、もしかして二人は銀=重衡でソワソワしてたのかな?」って思うわけです。二人とも、重衡のことも知ってるはずですから。なんだよ、少なくとも神子の「銀=知盛?」説は勘違いだって二人とも早く教えてくれよ

銀ルートは呪詛がらみもあってなかなかの鬱展開で、銀が望美よりも主である泰衡を優先させて、結果、神子幽閉、そして八葉も包囲の上何もできず。
薄々自分の呪詛に気づき始めていた銀が、呪詛を封じ込める為に自我を捨てて完全廃人みたいになってしまうバッドエンドはなかなかホラーでした。登場人物が命を落としてしまうエンドはいくつかあるけど、こういうのはまた後味の悪さが格別ですね。
色々あって(はしょりすぎ)ラスボスは泰衡です。望美と銀で闘います。ここまで来て平泉内の人間同士での争いです。源氏軍存在感なさすぎ、そして八葉とはなんなのか

さて、銀ですが、人物紹介に記載のある通り“控えめで気品があり、洗練された所作の青年”です。まあ、元が平家の貴族ですから。
それに加えて、ヒノエと並び立つ位の糖度の高い言動をとる人でもありますね。神子をお姫様扱いする点もヒノエ同様ですが、こちらは完全に崇拝・服従みたいなスタンス。二人で術を使うときには、なんと跪いてきます。徹底しているな…。なんでもテンプレに当てはめるのはどうかと思いますが、いわゆる「騎士とお姫様」の様な関係性が楽しめます。

ファンディスクの追加ルート、そして後半2章で急激に進行するストーリーですが、大きな無理も感じないし、銀と望美の関係性にも感情移入しながら楽しむことが出来ました。ご都合主義甘々乙女ゲーストーリーと言われれば何も反論できないのですが、銀は結構好きなキャラクターです。
まあ、銀エンド見る頃には「あれ?神子、知盛のこともう忘れた??」って感じになってるような気もしますが…。

…ところで銀さん、私実は泰衡さんがとてもとても好みなんです。あの、泰衡さん紹介していただけませんか…?

次回、いつになるかはわかりませんが、平 知盛の予定です。ラスト!!


迷宮梶原カレンダー

2015-01-29 23:54:12 | オタ話

ポーケーベールが、鳴らなくてー、愛がー待ちぼうーけしてーる。ねえ、あーなたーは今どこで、何をーしてーるのー♪
(国武万里さんの「ポケベルが鳴らなくて」より)

さすがにこの歌の世代ではない私ですが、あれですよね、好きな人がいつ何をしているのかって非常に気になりますよね。
私もとても気になったのです。景時がいつ何をしていたのか
特に迷宮って、冬休みの開始から年末までの期間のお話で、中間にクリスマスのイベントが挟まってますよね。その短い間に目まぐるしく物語が動くわけです。
ねえ、あなたは今どこで何をしてるの…?
と、気になりすぎたので、いっちょできる範囲で特定してみようということになりました。
方法や根拠は後で説明するので、まずは下の表をご覧ください(画像が見づらくて申し訳ありません)。


なんだか物凄い超過密スケジュールな気がするのですが…。
セルが色つきの部分は、おそらくこの日で間違いなかろう!という物で、それ以外はちょっと自信がなかったり他でも説明できそうな物です。
以下は、この検討の方法等なので、興味のある方のみご覧ください。

■梶原カレンダー検討方法

・遙か3迷宮のシナリオから日時や期間を特定できる要素を探し出して、各イベントの日付を特定する。
・暦は2004年のもの。遙か3が2004年12月発売のソフトなので、遙か3も2004年年末からスタートしていると勝手に仮定(迷宮は、遙か3大団円エンドで望美が異世界に飛ばされた時点に戻って来た後を描いている)。
・基本はメインシナリオ(ストーリー進行上強制的に発生するもの)で特定することを原則とし、景時固有イベントで補完する。景時固有イベントとメインシナリオに齟齬がある場合は、無理のない範囲で修正可能。
・他キャライベントは基本的に考慮に入れないこととする(梶原カレンダーと他キャライベントが矛盾してても構わない)が、必要に応じ適宜補完要素として使用してよい。
…と、こんな方法で検討しました。

■ほぼ特定できたところ

・1・2章
終業式のあった日の夜、望美はヒノエから「敦盛は図書館に通っている」と聞き、翌日図書館にいる敦盛を訪ね、その帰り道で鶴岡八幡宮に迷宮が出現したことを知った。迷宮を発見した翌日(朝の望美の台詞から翌朝とわかる)佐助稲荷に落雷が落ちたニュースを見る。佐助稲荷に調査に行った際、弁慶から「昨晩雷が落ちたような音がしたらしい」という話を聞く事ができるので、この時点はまだ迷宮発見の翌日。佐助稲荷にいる間に、将臣からメールが届き、クリスマスの買出しに行く。買い物の途中で迷宮の扉が開いている事を感じ取り迷宮の探索へ行く。
迷宮探索後、クリスマスイブのパーティーが開かれる。翌日、クリスマス当日は景時とデートイベントがある。
…なお、12/23は天皇誕生日で祝日、2004年の12/24は土曜日なので、終業式が12/22というのは結構ありそうかなと思いました。早速バドミントンイベントがタイトなスケジュールでねじ込まれていますが、きっとバドしてから佐助稲荷の調査に行ったんだと思います…。

・3章・終章
作中ハッキリ断言はされていないが、年が明ける前に荼枳尼天を倒している様子(全体的な話の様子から)。
報国寺の調査をし、景時やリズ先生が心のかけら収集に反対したその晩に一行は迷宮に向かった。その際、望美が荼枳尼天に乗っ取られている事が判明し一時撤退。翌日、再度迷宮に向かい荼枳尼天を倒した。その晩は祝勝会が行われている。それまでのイベントの過密具合を考えると、日程的に12/30、31と考えるのが自然。また、朔のおまけイベントでは「大晦日に祝勝会をした」旨の記述がある。

■その他

・異世界から帰還して2週間位で終業式らしい。帰還したのは学校があった日なので、12/6(月)~12/10(金)位か?
・帰還して数日後に服の買出し。日中に買い物をしているようなので、12/11(土)または12/12(日)が妥当か。
・八葉の洋服も購入し、望美が自由に行動できる12/18、19の土日で鎌倉の案内と学校案内をしていたのでは。この頃には期末も終わっており、日曜日に学校にいた弓道部の先輩(自主連中)に慌てていたと思われる。
・3章の始めの正月飾り。譲が「正月飾りは12/26位から」と言っていたので、正直もう少し後でも良いかと思ったが、その後のスケジュールのつまり具合を見ると、ここに配置するしかない気がする。3章は各キャラクターの固有イベントでも夕方になったり夜になったりしているので、数日間に渡る章なのだと思われる。時間がありそうなのがこの日しかないので、温水プールはこの日に行った事にする(笑)。
・円覚寺でも怪異騒ぎがあったと聞いたのが正月飾りをした日なので、当日中に調査に行くのが自然だと思うが、円覚寺に向かう→幻影に遭う→迷宮へ→迷宮探索後は日が暮れかかっている、が一連の流れで発生している、そして温水プールは迷宮探索前に行っているので、円覚寺探索は12/27で。この日、幻影と出会ったときに雪が降り始める。モブキャラの反応で、今年の初雪であることを感じられる。
・望美が有川兄弟と「雪だるまの絵本」の話をしている際、将臣の台詞から既に雪が降った事がわかる。この日に望美は毛糸を買い足しに行き、翌日に景時に手袋をプレゼントしている。景時は降った雪で雪だるまを作っている。12/28、29と考えても良いが、後の景時負傷イベントの事も考え、迷宮探索の後に有川家に寄って絵本の話になったのだとうと思いたい。
・景時が単身で心のかけらを探し出したのは、空の演出から迷宮探索の当夜だと考えるのが自然。しかし、それだとすると手袋プレゼントイベント(君だけの魔法)が達成できなくなってしまうので、翌日から心のかけらを探し始めたこととさせて貰いたい。
・景時が負傷した翌日に報国寺の調査に行っているように見えるが、登場キャラクター全員が「(景時負傷の)あの夜」と言い続けており、流石に昨晩の事を話している様子ではないので、景時負傷から報国寺調査まで一日空白があったことにした。
・2005年でも、初売りは1/1からしている店はあったと思うが、初売りにいった店がデパートっぽいこともあり、おそらく初売りは1/2か3。
・新年になってから数日で異世界組は帰還。ちょうど正月休み位までいたのではないかということで、後日談は1/5前後が良いかと…。

 

…もう、これ書いてて本気で自分が気持ち悪かったのですが、反面とても楽しかったです。
他のキャラクターで検討すると、また違うカレンダーが出来上がるかもしれませんね!

※あくまで個人による検討結果(しかもやっつけ仕事)なので、信憑性は全く無いことをご了承ください。


「これではまるで拷問」レベルを考える

2015-01-09 22:40:19 | オタ話

「これではまるで拷問だ」と言えば、譲の為にお守りを買いに行った望美と、偶然それに同行したヒノエの姿を譲が目撃し、案の定二人の関係を誤解し逆上して発射した名言ですね。


譲は、ゲームスタート開始当初から望美に明確な恋心を抱いている唯一の人物であり、他キャラルートで望美が他のメンズと多彩な恋仲になる様をさぞ苦々しい思いで見つめていることでしょう。譲にとっては、望美が恋をするのが誰であっても、それが自分以外の人物であるならば十分拷問であるであろうし、全てバッドエンドと言ってしまっても良いのではないでしょうか(大げさ)。
ただ、そんな中でも「これは仕方ないな…」と思える人物から、耐え難い拷問レベルまで多種多様だと思うんです。
そんな訳で、譲以外の攻略キャラクターのエンディングが、いかに譲にとって拷問であるかを勝手に想像し、評価してみました。
★5つで満点です。

■有川 将臣…拷問レベル★
将臣くんは、もうしょうがないんじゃないでしょうか。現実世界にいるときから、望美争奪レースでは一歩も二歩も先を行っていた将臣くんです(将臣くん本人の自覚の有無はともかくとして)、譲自身も、悔しくないわけではないけど、この十数年である程度諦めもついていると思います。

■源九郎義経…拷問レベル★★
異世界に来て、出会ってほんの1、2年のメンズに長年憧れていた女性を奪われるのはさぞや悔しいことでしょう。
ただ、九郎は望美たちが所属した源氏軍の総大将であり、異世界での地位があります。立場上神子と関わる機会も多く、ある意味くっつくべくしてくっついたポジションなのです。望美も譲も、異世界では社会的な立場上、九郎に頼る所が多かった事を考慮に入れると、まあ割とすんなり納得は出来るのではないでしょうか。

■ヒノエ…拷問レベル★★★(3.5)
ここはかなり拷問でしょう。
譲と歳の頃もほぼ同じ、しかも女性相手ならば誰にでも声をかけているようなチャラッチャラな男に好きな女性を突然掻っ攫われるのです。
ヒノエ自身は実は社会的身分もあるし、望美と恋愛する頃には勿論真剣な気持ちで臨んでいるのですが、それはそれ、これはこれです。ヒノエの軽口を毎回華麗にかわしつつ、でも実はまんざらでもないみたいな望美の態度を見る度に、譲は心中穏やかではないでしょう。

■武蔵坊弁慶…拷問レベル★★★
こちらもこちらで、女性に平気で甘い言葉を投げかけるプレイボーイタイプではあるのですが、望美や譲よりも大分年上であったり、ヒノエの様に望美に積極的にアプローチをするわけでもなく、また軍師としての力量も間近で見ていることから、率直な嫉妬感情は湧きにくいと思います。
ただ、その自己犠牲的な性質も相まって、どう見ても女性を幸せにするタイプではなさそうですし、更にそれを望美が追っかけている姿をみるのはやはり結構拷問なのではないでしょうか。

■梶原 景時…拷問レベル★★★
チャラチャラしてて頼りない上に嘘つきで果ては裏切る、という壮絶な駄目男コンボを決めてくる景時なんぞ、本来であれば完全にアウトでしょう。ただ、同じ白虎繋がりで、譲は割と景時を好意的に見ている(と言うか、欠点が長所の延長線上であることをある程度見抜いている)様なので、★4から情状酌量の上★3くらいの拷問レベルだと思います。それでも結構キツイな。

■平 敦盛…拷問レベル★★(2.5)
敦盛に関してはある意味仕方ないという気持ちになりそうな気がします。
なにせ怨霊を救うというヒューマニックロマンスの世界ですし、ちょっと他のキャラとは事情が違うような。
それでも、「私などに構わないでくれ…」と遠慮遠慮しているところに、望美がどんどん気にかけちゃうので、なんだか遠慮が誘い受けみたいに見えてきちゃう可能性はありますよね。譲はさすがにそこまで歪んでないか!

■リズヴァーン…拷問レベル★★(2.5)
望美がリズ先生に剣の師匠として率直な信頼を寄せているのを見ると、それが恋心に発展しちゃうのは仕方ないかなー、と、これもある意味諦めがつくところだと思います。異世界に来て、生きていく為に不可欠な手段を与えてくれた人ですから、やっぱり他人にはちょっと入り込めないところがありますよね。
ただ、異世界に来て間もない宇治川で、望美と譲が再会したときあたりで既に「リズ先生は私の先生」状態になっていた事に対する違和感というか、貴方いつの間に?という妙な不信感があるのではと勝手に予想。

■白龍…拷問レベル★★
神様ですから、仕方ない!神様と神子、もう人間に理解の及ぶ域ではないのです。
でも最初は子供の姿で好き放題望美に甘えておいて、突如青年に変身するのはちょっとずるいのでは…?という気持ちから★2で。

■銀…拷問レベル★★★★
八葉でも龍神関係の人物でもない。源平合戦を共に闘ったわけでもない、7章で突然登場したどこの馬の骨かも知れない男にすっかり望美が心奪われているのです、かなりハイレベルな拷問でしょう。
十数年かけてまったく報われなかった譲の想い VS ラスト2章でスピード成就される銀の想い。誰が悪いわけでもないけど辛過ぎると思います!

■平 知盛…拷問レベル★★★★★
何度も言うようですが、譲はほんの小さい子供の頃から望美のことを思い続けています。半ば神聖化して聖女様扱いをするかの勢いで憧れ続けてきたんです。
そんな望美がある晩姿を消し、翌朝、ワンナイトカーニバルの末「気が合った」と連れて来た男、それが敵将のバーサーカー。拷問を超えてどんな悪夢だよ!
譲が抱き続けてきた想いとか、望美に対するイメージとか、幻想だったんだな!って割り切るしかないと思います。

以上、完全に思いつきと独断・偏見の元に、あくまで冗談でお届けしました。
本気にはしないで下さい。。


遙かなる時空の中で3感想(12)白龍

2015-01-03 23:14:24 | オタ話

遙か3感想。龍神・白龍です。
全編を通じてネタバレ、勘違い・記憶違い・思い込み、独断と偏見が入り乱れていますのでお気をつけください


白龍
龍神。今日を守護する一対の龍、応龍の陽の半身。


望美を異世界に呼び込んだ張本人です。
さあ、遙か3にて、とうとう龍神が神子との恋愛レースに参戦です。
本来は龍の姿をした神様なのですが、京に怨霊がはびこったりして龍脈が穢されてしまったために力を失い、龍の姿が保てずに、人を模した姿をしています。物語序盤は小さな子供の姿で龍神としての力も非常に弱いのですが、物語が進んで龍脈の力が戻ってくると、姿も青年になり龍神としての力も大きくなります。
龍神は、ピンチのときに自身の神子をどこからともなく「選ぶ」のも仕事のようで、自身が選んだ神子を慕い・守り・力を借り、京を正常な状態に戻すのが目的のようです。
オープニングイベントで、望美たちの高校に突然現れ、あれよあれよという間に3人まとめて異世界へご招待。事情もロクに説明せず「神子!神子!」と懐いてくる様はなかなかの電波です。
京を守る神様ではあるのですが、いかんせん龍脈が穢された影響でステータスが大きく低下しており、作中では基本的に龍神の神子ご一行(源氏軍)の一員として同行し、他の八葉と同じように戦闘に参加することになります。神様特有の超能力は頻繁にはお目にかかることはありません。
彼の最大の役割は、1周目のラストで望美に時空を超える能力を授けることですね。味方がどんどん敵に敗れ、残った仲間と共に望美自身も火に撒かれ絶体絶命!という所で、白龍は自分の力の源であり、存在の核でもある「逆鱗」を望美に託します。この逆鱗が、時空を超え山を越え谷を越え、僕らの異世界(まち)に再びやって来られる能力を得る本作最大のチートアイテムな訳です。

さて、白龍なのですが、森羅万象を司る神様であるものの、子供時代は力がない、人の姿や言語にも慣れていないという状態なので、純真無垢なお子様という印象です。話し方も舌足らずな感じで非常に可愛いです。大人になると離し方は流暢になりますが、言い回し等は割と子供っぽいままで、馬鹿でかい青年の姿とは割とギャップがあり、正直少々違和感が…。
いずれにしてもとても素直に愛情を向けてくるキャラなので、歯が浮くような言葉が飛び交う乙女ゲー界の中でも、プレイしていて一際恥ずかしいシナリオだった気がします。
そして、エンディングでは人間として生きていくことになるのですが…大丈夫なのかな、社会性とか。あと、どう見てのカタギではない成年男子を娘が突然連れ帰ってきても、なんとなく順応する春日家のご両親は凄まじいなと思いました。

ところで、わたくし今まで龍神と神子の力関係って、完全に龍神>神子だと思ってたんです。
あれ?皆普通にそう思うよね??
龍神がお気に入りの女子を一人選んで、「この子俺の神子!特別に寵愛しちゃうから!!」みたいな感じで、「龍神にお守りいただける」位の気持ちでいたのですが、どうやら遙か3界の神子って、こちらが思っていたのと少し違うようで。私が見る限り、完全に力関係が龍神<神子なんですよね(白龍の方限定だけど)。神子は、龍神を助ける為に異世界から現れたスーパーヒーローみたいな、そんな感じ。
そういう訳で、どちらかと言えば白龍が「神子をお守り奉る」状態。白龍は神子大好き!神子しか見えない!神子は必ず守る…という所から、果ては「私の命に代えても貴女を守る」に至ります。待って白龍、どう考えてもお前は神子ではなくまず京を守るべきだよ!!

全く個人的な感想で、白龍は小さいときの方が可愛くて好きなのですが、それを言ったらエンディングが見れないと思い込み続け…別に小さくてもエンディングは構わないと知ったときは驚きましたとさ。

次回は誰かさんのそっくりさん、十六夜記からの新キャラ・銀の予定です。